やけど

ここでは、
1. 物と皮膚の摩擦によって起きるもの
2. 日光によって起きるもの
といった、日々起こりやすい方のやけどについてお話ししていきます。勿論、火でやけどしてしまった場合にも、ここでの処置法が使えます。参考にしてみてください。

摩擦で起きるもの【水ぶくれができたまめ】

新しい道具を使ってプレイした時や、慣れない靴をはいた時に、物と皮膚との間の摩擦により、水泡ができること。

「皮はそのまま」

まめができてしまったらつぶさずに、水ぶくれの中の水(体液)がひくまで、そっとしておいた方が良いです。やむを得ず運動を続ける場合、水ぶくれがベロリとむける前に処置をすることが大切です。皮がむけてしまうと痛いですし、傷口から細菌が入りやすいからです。

そこで、あらかじめ予防するのでしたら、物と皮膚があたる部分に、石鹸やワセリン、まめ予防のパッドをつけたり、滑りやすいソックスをはいたりします。

まめの中の水を抜く作業

まず、まめとその周りを優しくきれいに洗います。
縫い針
安全ピンなど先のとがった針を用意し、針先をライターなどであぶり、消毒します。
針先が冷めたら、まめの横の方から2つ穴を開けます。まめの部分は皮なので、肉を刺さなければ痛みはありません。
そこから中の水(体液)をしごき出し、まめを平らにします。
あとは絆創膏などでずれないようにしっかりととめます。

※ 運動が終わって靴を脱いだら、絆創膏をはがしてまめを乾燥させましょう。また、消毒をしても良いです。
こうして、運動中はまめを保護するようなパッドなどを使い、運動後は乾燥させて、内側の肉が新しいヒフになるまで優しく扱いましょう。

topへ

日光によって起きるもの【日焼け】

紫外線によるやけどの一種です。急に日焼けをしますと、やけどと同じように「痛み」や「赤くなる」症状が現れ、ひどくなると「水ぶくれ」ができます。

「後のケアより予防!」

運動中はいったん動き出してしまうと、途中で日焼け止めクリームを塗ったりすることが難しくなるので、ずっと日焼けしつづけることになります。
ですから「日焼けをした後にケアする」よりも、まずは、「日焼けをしないように対策しておく」方が良さそうです。

まず、自分は「どちらの日焼けのタイプ」なのかをチェックしましょう。

日焼けの後肌が赤くなって、その後はもとの肌の色になんとなく戻る(あまり日焼けが定着しない)。
メラニン色素の働きが弱く、日焼けによる「炎症」をモロに受けるタイプです。
こちらの人はなるべく、体が日にさらされる範囲を減らす工夫をしましょう。

このように見てみると、農家の方がかぶっている、帽子の後ろに布が付いているような形が、日焼けを予防し、体力の減少を防ぐ理想的なかっこうだと言えます。農家の方は毎日外に出て仕事をするため、自然と日焼けを予防するスタイルを身につけたのかもしれません。

■日焼けの後肌が赤黒くなって、その後は肌の色が黒くなる(日焼けが定着する)。
メラニン色素の働きが強く、割と早く肌の色が黒く定着するため、肌の炎症による負担は少ないタイプです。
肌が炎症を起こして定着する際に非常に体力を消耗します。日焼けをした時はビタミンCをたっぷりとり、水分をとって代謝をうながし回復を早めましょう。

処置

もし日焼けをしてしまったら、流水や氷などで早めに冷やし、熱感をとります。この時のヒフは日焼けにより水分を奪われ乾燥しているので、手持ちのオイル(刺激の少ないもの)などで日焼けした部分をおおいます。水ぶくれができていたらつぶさないようにします。
※ ヒフの代謝を助けるビタミンC、水分は沢山とりましょう。

番外編 日焼け止め製品・効果の見方
日焼け止め製品にはよく 「SPF15」とか 「PA+++」とか書いてありますが、意味がいまいちわからないという人もいるかもしれません。
簡単な説明を載せておきますので参考にして下さい。
SPF
Sun_Protection_Factorの略
紫外線B波を防ぐ数値。
紫外線B波は、肌に届くとサンバーンとなり、「赤くはれる」「ほてる、ヒリヒリする」「水ぶくれができる」の状態を引き起こします。
SPF値が1で、肌が赤くなるのを(サンバーン状態になるのを)約20分遅らせる作用があります。
SPF値が高ければ、つけなおす時間(間隔)が長くなります。
PA
Protection_Grade_of_UV.Aの略
紫外線A波を防ぐ数値。
紫外線A波は、肌に届くとサンタンとなり、「色が黒くなる」「シミ、シワの原因になる」「肌の老化を招く」の状態を引き起こす。
+、++、+++のグレードがあり、紫外線A波を照射した場合2〜4時間後に肌が黒くなるのを(サンタン状態になるのを)防ぐ効果を示しています。
PA+++であれば肌が黒くなるのを防ぐ効果が「非常にある」ということになります。
topへ