都営地下鉄・門前仲町駅を集合場所としました。一番出口を出ると大きな扇子を持った髭達磨さんが既に待っていました。「はじめまして」と第一声。「ごろぞうです」。「髭達磨です」。幹事役を名乗り出て下さった髭達磨さんに感謝の言葉を述べつつ、オフ会の進行を確認。15分程経ってから、第一陣の参加者が徐々に到着。東嶺庵の清楓さん、しおざるさん、真田健一郎HPの管理人さん(代)、King Kong さん、ぴよぞうさん、品川太助さん、関西のおゆきさんとお嬢さん。皆さん、お暑い中、遠路はるばるよくぞお越し下さいました。それにしても初めてのオフ会でここまで大所帯になるとは!感謝するとともに鬼平・池波ファンの裾野の広さに感激です。一通りの自己紹介を終えて、「では、行きましょうか」。こうして深川散策紀行は始まったのでした。

【富岡八幡宮を参拝】 |
最初の目的地は富岡八幡宮。境内には鬼平の世界を偲ばせる露店が立ち並び、江戸時代にいるような錯覚に陥りました。鬼平4巻「あばたの新助」に富岡八幡宮の事が書かれていますが、江戸の昔、境内・門前には甘酒やが軒を連ね本来の甘酒以外にも名物があったといいます。つまり花街というわけ。
さて一行は江戸の賑わいを肌で感じ取り、参拝も済ませて本尊の前で記念写真を撮りました。先は長いし、ゆるりと行きましょう。
ちなみに毎年8月15日は深川八幡祭りがあり、神社は熱気の入った人で覆い尽くされてしまうようです。 |

【深川江戸資料館】 |
京都・太秦の撮影所を偲ばせるオープンセットの中に江戸時代の建物・小道具を数多く展示。時間ごとに天候や季節を変える演出が凝ってます。品川太助さんから蝸牛や蝉のいる箇所を教えて貰いその細かい演出に思わず笑ってしまいました。
さて、ここでなべのりさん、早川亮之進さん、しののめさん、五名の清エ門さん、おはなさんと合流。15人のそぞろ歩きとなります。 |
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【万年橋】 | 小名木川を川縁に歩き、到着しました万年橋。池波小説にも「・・・小名木川にかかる万年橋・・・」という節が随所に登場していたような気がします。昭和初期に木橋から現在の鉄筋作りに変えられ、橋そのものは当時を偲ばせがたいのですが、ここから隅田川を臨む風景はその情緒を感じさせます。万年橋近くの説明碑によりますとその眺めはドイツのケルンと似ているそうです。長谷川平蔵や秋山小兵衛はこの風景に何を思ったのでしょうか。 |
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【隅田川を散歩】 | 隅田川から支流小名木川に入る三角地域。隅田川沿いの遊歩道を歩きながら涼感を味わいました。隅田川にはボートが行き交っていました。江戸時代には行徳(千葉県)の塩、葛西(千葉県)の野菜、東北の米を船で運んでいたそうです。川向こうにはビルが立ち並んでいましたが、方向的には富士山の存在する位置。江戸の昔にここから富士山が見えたなんて。さぞ絶景だったでしょうね。 |
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【弥勒寺】 | お馴染み弥勒寺門前横丁の笹屋のお熊。現在の弥勒寺は閑静とした普通のお寺でした。お熊婆さんの面影を追いつつ、五名の清エ門さんが持参した古地図をパッと広げる。というのはここで大幅に時間を持て余してしまったのです。少し削りすぎてしまったか(猛省)。さらに北上して両国方面での名所を探す事に。ここで意見がまとまりました。「狙うは本所松坂町。吉良上野介ただ一人でござる」。「しゅっぱーつ」と音頭だけは一人前。 |
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【吉良邸跡地】 | 「編笠十兵衛」「堀部安兵衛」と忠臣蔵を扱った池波ものも少なくありません。一区画のみとはいえ吉良邸が存在している事が非常に嬉しい。敷地の中には「松坂大明神」の祠や、四十七士の血判状写し、吉良邸邸図などが展示されていました。当時の吉良邸は総地面積2550坪といいますからここに繁栄極まれりといったところです。ちなみに最近になって赤穂市と吉良町の会議が行われ双方のトップは最後まで握手を交わさなかったそうな。握手を交わしては面白くありません。 |
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【みやこ】 | 吉良邸討ち入りも無事に終わり、十五名の刺客から再び十五名の密偵に戻ります。ここでようやく一次会の始まる時間となりました。皆さん、歩き疲れて本当にご苦労様でした。一次会の場所はみやこ。深川飯の老舗で池波先生も時々来店したといいます。深川飯とは剥き身のあさりを味噌や醤油味で出汁をとりご飯と混ぜ合わせた料理。種類は数多くありますが、ここでは醤油味のかやくご飯風。ここで最後の密偵、ゆうすけさん、こじ浪さん、平野屋さんがお目見え。和やかな雰囲気の中、密偵たちの宴が行われました。 |
二次会は秘密の上映会。しののめさんお手製のお宝ビデオに見入りつつ、日本酒・鮎料理に舌包みを打ちました。ほどよい酔いと疲れの中、鬼平や池波小説の世界に浸れた事を幸せに思いつつ一日を閉じるのでした。
髭達磨さんを始め皆さんのご協力のおかげで当サイト初のオフ会が成功に至りました事をここに深く感謝致します。