ラナイ・カウアイ旅行記

【1997.4.6-1997.4.13】





1997.4.6
 出発は夕方なんですることも特になくだらだらと過ごす。大阪は雨がもう4日も降り続いていてうっとうしいお天気。ま、明日から楽園だし、天気はどうでもいいか。今回は海外出張ベテランの友人の意見を聞き入れ、JR「はるか」(新大阪→関西空港)からOCATから近鉄バスに変更する。鉄道の駅はタクシー乗り場からホームという短い距離にせよ、スーツケースとキャディバッグと機内持ち込み荷物を持って(正確に言うとひきずって)歩くのには向いていない。大通りまで歩いて出てタクシーを家の前に引っ張ってくると、大抵不機嫌な顔をされる。日本のタクシーはスーツケース2個、キャディバッグ2個、客2名を容易には運べないからだ。何とか押し込んでOCATまでと告げるのだが、なんと運転手さんはOCATを知らなかったのだった。私も高速道路から見たことはあるのだが、道はうろ覚え。散々道に迷い、相当遠回りして何とか到着。極めつけは車寄せの段を乗り越えて玄関のガラス戸の前まで車をつけようとする運転手さん。何だか今回の旅行も最初から危ない。

 ノースウエスト航空の格安チケット利用の私達は残念ながらここでチェックインは出来ない。JAL,ANAはここで荷物もチェックイン出来て快適だそうである。(この夏からはその他いくつか航空会社も利用出来るようになる予定。但し、個人客のみ)ところでOCATから出ているバスはここでチェックインを済ませた人はただで乗れるらしい。私達は当然のことながら一人1300円也を払って乗車、乗客わずか4名。このバスの良いところは列車と違って乗る時にちゃんとクレームタグをつけて荷物を預かってくれるところである。列車の場合には荷物置き場が一両に一カ所あるが、指定座席と離れているため止まる駅が多い列車は不安があった。関西空港着は約55分後。列車はチェックインカウンターよりワンフロアー下に着くが、バスは同じフロアーにつくので混雑したエレベーターに乗らずに済み楽。慣れてくるとどんどん搭乗が遅くなり、今回はほぼ最後に飛行機に乗り込む。エコノミークラスにも少し空席がある模様。フリスビー付チキンバーガーを去年の秋に引き続き食べ(メニュー変えてね!)明日からのゴルフに備えてひたすら寝ることにする。

 朝、ホノルル到着。天気はまあまあ。ラナイ島へ飛ぶターミナルはやたら遠い、そして人が少ない。(このターミナルから飛んでいる飛行機はマウイ島のHANA、KAPALUA、カウアイ島のPRINCEVILLEなど)アイランド航空の40人くらい乗れる小さいプロペラ機でラナイ島へ。空港に着くとそこも小さな建物が一つだけ。空港の建物の中にRESORT REGISTRATIONというデスクがあり、The Lodge at KoeleThe Manele Bay Hotelに宿泊の人はそこで荷物を預かってもらえる。飛行機の到着に合わせてホテルからのシャトルバスもまもなく着く。全部で下りた人は10人あまり。もちろん日本人は私達だけだった。シャトルバスはかなり古いし、ラナイの道は舗装もひどくホテルまでの道はあまり快適とは言えない。先にLodgeへ行き(空港からこちらの方が近い)、その後Manele Bay Hotelに着いた。チェックインまで時間があったので、荷物を預かってもらって早速The Challenge at Maneleにゴルフに行った。コンシェルジェに予約をお願いすると午後のスタートはオープンだった。

 クラブハウスまではシャトルバスで移動。コースはシーサイドで景色は最高だった。時差ボケ解消には日光を浴びることが一番だそうなので、とにかくスタート。ここのピンフラッグは吹き流しになっていて、風向きが遠くからでもわかりやすい。つまりいつも風が強い。午後は特に風が強くかなり難しいコース。ビルゲイツが結婚式をしたという12番ホール(コースの紹介ページに写真有り)は海越えのショートホールだった。ティーグラウンドかグリーンに神父さん呼んでやったのだろうか..... ホテルに戻ってチェックイン。部屋はかなり広めでバスルームも綺麗。いきなりだが、部屋を案内してくれた女性に夕食の予約(メインダイニングのイヒラニ)をお願いする。

 マウナラニやハレクラニの総料理長をしていたというハワイでは有名なシェフ(フィリップ・パドバーニ氏)がIhilani Restaurantでは料理長を務めている。地中海料理とのことだが、今までハワイでは本格的な料理に出会わなかったのであまり期待はしていなかった。次いつ来れるかわからないのでシェフのお勧めコースを注文する。(ワイン込み$140.00、ワイン抜き$110.00)お勧めの前菜(カニ)があまりにも美味しそうだったのでコースのものと代えてもらう。結局先付けのようなものから始まって、前菜、魚料理2皿、鴨料理1皿、チーズ(これは苦手)、デザートに至るまで全て繊細で大変美味だった。今までハワイで食べた食事の中で一番!だと断言出来る。量がちょうど良く、まずボリュームで圧倒されて食べる気をなくさせるところがまるでない。ゆっくり(この日は所要時間2時間半)ANNIVERSARY DINNERを楽しまれるのには絶対お勧めのレストランである。ドレスコードは表記されているほど厳格ではなく、ジャケットはなくても可。但し予約は絶対必要。満足感に浸って、長い4月6日が終わる。


1997.4.7
 朝食をホテルのHulopo'e Courtで取る。Hulopo'e Courtは海を眺めるテラスにあり、その下にはホテルのプール、プールの向こうには海が広がっている。朝食後、シャトルバスに乗ってThe Experience at KoeleというLodgeの近くにあるゴルフ場に出かけた。クラブハウスはこじんまりとしていているがLodge同様趣のある建物。コースは杉にセパレートされた山のゴルフ場で、全然ハワイらしくはない。この日はコネティカットから来たというKevinと3人のラウンドとなった。Kevinは30才くらいで、お母さんの誕生日のお祝い旅行に妹(アトランタ在住)と一緒に来ているとのことだった。彼はパームスプリングスのデザートアイランドというゴルフ場で働いていたことがあるらしい。最初はそんなに上手じゃないのにいちいちグリーンを見に行ったりして変な外人と思っていたのだが、実はキャディをしていたこともあってその名残のようであった。ハワイでは乾燥しているせいかボールは良く飛ぶ。その上このゴルフ場は標高600メートルくらいのところにあるので一番手くらいは下げたほうが良いようだ。ここはハワイにしては涼しいせいか本物のベント芝?を使っていてグリーンはかなり速く芽もきつくなくて面白かった。フェアウエーはいまいちだったが来月全部張り替える予定らしく、来年また来るように言われる。(行けないだろうけど...)午後からはグリーンに目土を入れてしまったのでせっかくのグリーンが楽しめなくて残念だった。4月初めはエアレーションや目土などのメンテをする時期のようだ。18ホール終了し、クラブハウスで昼食を取る。

ここのクラブハウスは朝食と昼食しかやっていないので、小さいカフェテラスと言った雰囲気。定番のチーズバーガーを食べたが、どこで食べてもこれは日本より美味しい。何故かサイミン(日本のラーメンみたいなの)もメニューにあったがあんまり美味しそうではなかった。コースに誰も居なくてもったいないので、午後からのREPLAYを申し込むとスタートはやっぱりオープンだった。気合い入れてゴルフ三昧の人はここには来ないようだ。4月のハワイは思ったより涼しく(特にここは山の上なので涼しい)全然疲れない。空も曇り気味で日焼けの心配もなくコースをエンジョイする。(マリガンしまくって遊ぶ)9H回って、LODGEまで散歩がてら歩いて戻る。クラブハウスからLodgeまでの道にはパターゴルフ場や美しく整備されたLodgeの庭があって5分くらいの道のりは格好の散歩コースである。ゴルフクラブは2つのゴルフ場、2つのホテルのどこにでもシャトルバスで送ってもらえるシステムになっているので自分で運ぶ必要がなくとても便利。

The Lodge at Koeleは山のロッジをイメージして建てられていて、お部屋もカントリー調のインテリアでまとめられているらしい。(Kevin談)全体のイメージは木の香りのする昔からあるロッジという感じだが、バスルームなどは改修されていて超近代的でヨーロッパの古いホテルのような不便さはないらしい。(そこら辺はやっぱりアメリカ風)Lodgeは高い杉の並木道の終点にあり、正面にはパイナップルの絵が描かれている。小さな教会が隣にあり、その向こうは乗馬が出来るような柵で囲まれた牧場が広がっていて、馬や牛がのんびりと牧草を食べているのが見える。とにかくホテルの周りの一連の施設を除くとほぼ何もないところと言ってもいい。ラナイシティというラナイ島唯一の町にはパイナップルプランテーションで働いていた人達の子孫が住んでいて、ラナイホテルという小さなホテルもあるが、5分も歩けば建物がなくなってしまうくらい小さな町だった。

 ホテルに戻り、この日はThe Challenge at Maneleのクラブハウスで夕食を取ることにする。このクラブハウスは18番ホールのグリーン横に建っていて、海を望む景色が素晴らしい。ちょうどサンセットに合わせて行けば、水平線に沈む夕日を見ることが出来る。お食事は何故か日本風の料理があり(野菜とエビの天麩羅やハワイのお魚のたたきをワサビ醤油であえた前菜なんてのもあった)お値段も手頃。気軽な格好で夕食を楽しむのには最適。ただし日が落ちるとかなり気温が下がるので、カーディガンなど長袖のものを持って行くことをお勧めする。ホテルとクラブハウス間はシャトルバスで約5分。帰りもレストランの人に声をかければバスを呼んでもらえる。

1997.4.8
 この日もホテルのHulopo'e Courtで朝食を取り、シャトルバスでThe Challenge at Maneleに行く。この日はツーサムだったが意外と時間がかかりラウンド終了は2時だった。こっちの海の方のコースは風も難しいのだが、グリーンも芽がきつくてどっちに曲がるのか全然読めない。頭でわかっていても傾斜を逆に上って行ったりするのにはなかなか慣れることが出来なかった。コースのあちこちから綺麗な色の海が見えてとても美しい。季節によっては沖を泳ぐクジラが見えることもあるらしい。この日は正しいリゾートライフを送るために(?)1ラウンドで切り上げることにする。

 折角のゴージャスなホテルなのでホテル内を探索することにする。プールはそんなに広くはないが、ジャグジが横についていてのんびり本を読みながら一日プールサイドで過ごしている人達が多かった。気温も水温も低く、とてもこの時期泳ぐ気にはなれなかった。体感温度が違う欧米人の人達はそれでも泳いでいたけれど... ビーチはプールから徒歩で5分くらいかかる。ビーチにはホテルの人が常駐している小屋があり、そこでタオルやビーチチェア、シュノーケリング道具などが貸してもらえる。事前に頼んでおけば、ランチを出前してもらうことも可能だそう。ビーチとプールサイドの間にある芝生にも屋根付のビーチチェアが海に向かって置いてあり、ここでも読書などが楽しめる。

 今日の夕食はLodgeのMain Diningに予約を取った。こちらはドレスコードが厳しくて男性はジャケット着用でないと入れない。来ている人達もお洒落してきている年配のご夫婦が殆どだった。食事はオーソドックスなハワイのお魚を使ったものや肉料理で味付けは少し濃いめだった。前菜にカルパッチョ、サーモンを食べ、メインは魚にする。ここは量も多めでいいわゆるアメリカ風。デザートのチョコレートケーキとアイスクリームもかなりのボリュームの上に甘くて全部食べることは出来なかった。サービスは大仰なくらいだが、お値段はメインダイニングにしてはお手頃。(二人で$150くらい)綺麗な庭を見ながら暖炉(4月でも暖炉には火が入っていた)の横で雰囲気を楽しむには最適な場所かもしれない。シャトルバスでThe Lodge at KoeleからThe Manele Bay Hotelに帰る道は夜ともなると真っ暗で、対向の車もほとんどないくらい寂しい。空を見上げると一面の星空で、日本では見ることが出来なかったヘール・ボップ彗星も長い尾まではっきりと見ることが出来た。

1997.4.9
 今日で快適なThe Manele Bay Hotelともお別れ。朝からばたばたとパッキングをしてとりあえず朝食を取る。今日はカウアイ島に移動するのだが、最後の最後までThe Experience at Koeleでゴルフの予定。すべての荷物を持ってシャトルバスに乗り、The Lodge at Koeleのクロークで預かってもらうことにする。

 今日もまたとても涼しく、空いていて2人で回ることになった。コースにも慣れてきたので、快適なゴルフだった。Pro Shopの人達とも顔見知りになったところでいつもおしまい。名残惜しいThe Experience at Koeleを後にして、歩いてLodgeへ向かう。ゴルフ場からLodgeへの道はちょうど良い5分くらいの散歩道で途中にはパターゴルフ場などもある。前の夜に夕食をとったMain Diningの隣にあるThe Terraceというレストランで昼食を取る。このMain DiningとThe Terraceの間には扉が一枚あるだけで、かたやご大層なレストラン、かたやカジュアルなレストランと分かれている。値段も安いし、多分調理場も一緒なので一回行けば次からは夕食もThe Terraceで充分かなあと思う。(また来るつもり?)昼食にはCheese BurgerとThanks Giving Sandwich(七面鳥)を食べるがお味はまあまあ。2時10分の空港行きのシャトルまでまだ時間があったのでLodgeの中を探検する。良く見ると不思議なオブジェがあちこちに置いてあった。東洋風なものがホテルのロビーにもごろごろあって日本人の目から見ると妙な感じがするのだが、ハワイのホテルというのはどうもこれが定番らしい。そういえばカウアイのハイアットもこんな感じだった。うろうろしているとまたもやKevinに会ってしまった。話しているとどうも彼も同じ便でホノルルに行きコネチカットに帰るらしい。

 空港までのシャトルバスは三人だけだった。空港に着いても航空会社の人は二人だけで店も一つしかないし、人が殆どいない。出発するころには何とか20人強集まったが、相変わらず小型のプロペラ機で行くので近い割には時間がかかる。ホノルルに着いて今度はまたリフエ空港(カウアイ島)までのジェットに乗りかえなければならない。ラナイから他の島への便は利用客が少ないので殆ど飛んでいないようだ。マウイ(ラハイナ)までならフェリーに乗った方が早いくらい。アイランド・エアーからアロハ・エアーの搭乗口まではまたかなりの道のりで、ホノルルはラナイに比べると蒸し暑く結構くたびれた。ラナイでは日本人が全然居なかったのだが、カウアイへの便となるとまたどこかから湧いて出てくるように日本人だらけだった。リフエ空港に到着後今度はマリオットホテルへのシャトルバスを探す。バスの場所がわからなくてうろうろ探していたら、親切な(お節介な?)タクシー運転手のおじいさんがやってきてInformation Boothの裏にある無料電話に連れて行ってくれ、番号まで回して繋いでくれた。いつもはレンタカー移動なので、シャトルバスに乗るのは初めてだったが空港のすぐ横からカウアイ・ラグーン・ゴルフクラブ(マリオットホテルに付属している)の敷地なので近道が出来、いつもの半分の時間で到着する。

 Kauai Marriott Resort & Beach Clubはラナイに比べると年齢層も低めで小さい子供の姿もかなり見かけられた。マリオットになってから改修されたということだったので、全て新しいホテルだろうと思っていたのだが、全く全部を建て直したわけではないようだった。実際バスルームなどは最新とは思えなかった。各部屋の冷蔵庫には最初からは何も入っていないので、まず下のショップに買い出しに行かないといけない。日本のツアー客には面倒なシステムかもしれないが、長期滞在の人には安上がりで良いシステムだと思う。夕食時間も近づいていたのでとりあえずプールサイドのKukui'sに行くことにする。この日はハワイアン・ブッフェとのことだったが、昼食も遅くそんなにお腹も空いていなかったのでアラカルトでチャウダーとリングイネ、サラダとチキンソテーを注文する。大きなホテルらしく、1時間に一度くらいハワイアンの生バンドとフラダンスのショーがあったりする。かなりざわざわしていて、落ちついて夕食といったラナイでの雰囲気はここではなかった。事実この日も上のバルコニーからネズミが一匹降ってきて大騒ぎとなっていた。肝心の料理のお味の方はかなり大味で、リングイネも伸びがちだった。団体客などで一番混んでいる時間に行って、その日のブッフェ以外のものを注文するのはやめたほうが良さそうだ。移動で疲れたので下のショップで飲み物などを調達して部屋に戻る。休暇も半分以上終わってしまった.....

1997.4.10
 リゾートの朝はとても気持ちが良い。鳥の鳴き声や波の音で目が覚めると、今日も天気はまずまずのようである。カウアイ・マリオットにはきちんとウエイターのいるレストランの他にもAupaka Terraceと言ってプールサイドで軽い朝食が食べられるところがある。カウンターバーのようなところにカフェテリアスタイルでペーストリーや果物のスライス、ヨーグルト、ジュース類、紅茶、コーヒーなどが並べられていて、朝早くからお姉さんが一人で切り盛りしている。食器は紙皿だしコップも紙コップだけれど、プールサイドで食べたり、お部屋に持って帰ったり、そのままビーチに持って行けたりしてとても便利なシステムだと思う。値段はレストランで食べるものの半分以下だった。もちろん料金は部屋付けも可能。

 思い立って明日はプリンスビルに行こうということになったので、ホテル内のレンタカーオフィスに予約に行くが、もうすでに車がないと言われてしまった... いつもは日本で予約してから来るのだがやっぱりネイバーアイランドはレンタカーも少ないようだ。その上にレンタカーがないと何も出来ないところでもある。困ったときのコンシェルジェなので早速コンシェルジェに行って、空港の各レンタカーオフィスを当たってもらった。さすがコンシェルジェのお姉さんはちゃんと希望の車種(普通の値段の普通のセダン)を探し出してくれてゴルフコースの予約もしてもらった。ホテルの宿泊者ということで割引もあるようである。英語しか通じないことが多いコンシェルジェなので、あまり利用しない方も多いかもしれないが、是非利用されることをお勧めする。明日の準備も出来たので、今日のゴルフに出発。

 今日は勝手知ったるカウアイラグーン・キエレコースを予約してあった。ここのショップはとても充実していて、毎回何かを買ってしまう(^^;)今日も2サムで快適なゴルフをすることができたが、1Rするのに約4時間半もかかってしまった。途中何回か雨が降って来たがすぐに止むことは止む。カウアイ島のゴルフには雨はつきもので、以前に懲りている私達は完全防備でレインウエアから傘まで持っているので面倒くさいけど涼しいしそんなに苦痛ではなかった。昼食をクラブハウスで取っていると大雨が降ってきた。今日はレンタカーもないし、雨だとプールもビーチもつまらないので結局午後もゴルフをすることにする。予約は全然入ってないみたいでまたいつでもどうぞ状態。幸運にもスタートするころには雨もほぼ上がり、日本では出来ないスコアをつけないゴルフをする。ラウンド練習も空いているのでとても楽しい。前も後ろも誰もいないゴルフ場でマリガンしながら回るほどの贅沢はないなあと思う。なんだかんだ楽しんでいるうちに途中までで止めるつもりが結局2Rしてしまった。

 さすがに疲れてホテルに戻るともう結構な時間になっていた。夕食にお寿司かなんかが食べたいなあと外に出ようとしたらまた雨が降ってきたのでホテル内で探すことにする。同じような考えの人が多いのかレストランはどこも混んでいた。今日はもう一カ所あるDuke's Canoe Clubに行くことにするが、ここもウエイティングリストに名前がいっぱいで45分かかると言われてしまった。大きなホテルでもレストランは客室数に比べると少ないので、夕食はなるべく予約をしておいたほうが良さそうである。ここのレストランには下にバーがあって、そこで待っているとレストランの方が空くと呼んでくれる仕組みになっていた。下のバーは店の中に水が流れていたり、外はもうビーチだったりしてとてもカジュアルな雰囲気だった。ここでもピザやバーガーなどの軽食は食べられる。1時間くらいしてやっと席が空いた。料理はシンプルなものが多く、サラダバーもあり味付けも含めてヘルシーなお料理が多い。ステーキとサラダ、トマトとバジルのリングイニなどを食べたが、意外に美味しかった。デザートにはHula Pieをとバーのお姉さんに勧められたが、よそのテーブルに持って行くのをみてあまりの大きさに怖じ気付いてしまった。

1997.4.11
 明日は早朝に出て飛行機に乗るだけなので、実質今日がバケーション最終日である。お天気はいまいちで、雲はかなり厚い。ただでさえ、よく雨が降るという評判のプリンスビルなので不安は残るがとにかく出発する。まずホテルから空港にホテルのシャトルバスで行き、そこでレンタカーを調達する。プリンスビルまでの道のりは約45分。道路は通勤時間と重なっている上に工事もしていて少し渋滞していた。と言ってもそこはカウアイ島、意外に簡単にプリンスコースに到着する。

 ここのクラブハウスはやたらに立派だった。日本風というべきだろうか。昨夜から今朝にかけてかなりの雨が降ったそうで、カートはカートパスのみで一切コース内に入れないそうである。おまけにエアレーションもしていて、そのせいかゴルファーの数も少なかった。予約していた時間よりはかなり早かったのだけれど、いつでもどうぞということでティーオフする。ここのコースは話には聞いていたけれど、どこがどうなっているのか本当にわかりにくい。コース図を見てもかなり複雑。ボールはいくつあっても足りない感じ。自分の下手さ加減を思い知ったからというわけでもないけれど、あまりにもレイアウトは懲りすぎかなあと思う。風も強く、おまけに途中からは横殴りの雨になりますます難しくなった。とても天気の良い日に回るともう少し印象も変わったかもしれないが、あまり好きにはなれなかった。ここのカートはとても面白くて、雨避けがちゃんとついている。ファスナーをすべて下ろすと濡れずにカートの中で待機することが出来る。前が見えにくいのと乗り下りのたびにファスナーの上げ下げが結構面倒だけれど、座席が濡れなくて便利。それだけここのゴルフ場は雨が多いということなのだろう。18H回ってすっかり堪能したので、今日はここで終わりにする。とても充実しているロゴショップを覗いて(勿論、いくつか買い物もして)ロッカーで着替えてからクラブハウスでお茶をするがここでも他に客は誰もいなかった。

 夕食の予約をプリンスビルホテルのラ・カスカータというイタリアレストランでしているのでそれまで時間をつぶさなければならなかった。ホテルでショップを覗いたりして少し時間をつぶしていると、勝俣洲和が海パン姿でなぜかロビーを歩いていた。うーん、恥ずかしいからやめて欲しいなあと思っていると、今度は前から柳葉敏郎と哀川翔が歩いてきた。そういえば結婚式をハワイで挙げるとか言ってたっけ?それにしてはレポーターさんが居ないので違うのかなと思いながら、暇なので今度は近くのスーパーマーケットに行ってみることにする。(帰って来てわかった話だが、翌日にプリンスビルホテル柳葉敏郎は結婚式を挙げたそうである)旅行先でその土地のマーケットに行くのはとても楽しい。アメリカのマーケットはいろんなものが売っていて全然退屈しない。ハワイは物価が高いらしいけど、生鮮食料や肉類などは日本とは比べ物にならないくらい安かった。ミンチ肉の巨大パック(1.5キロはある)が800円、巨大ステーキ用肉が1200円だったり、じゃがいもが麻袋ごと売っていたりと桁外れの品物が多い。食料品はさすがに見るだけだったが、お土産のマカダミアナッツが安かったのでここで買い込むことにする。ついでに明日の朝食も仕入れた。

 やっと予約の時間になったのでレストランに行く。ラ・カスカータというこのお店もカウアイ島では有名なお店のようである。実際凄いスタイル!のお姉さん連れの業界人っぽい人達や、食事の席で別荘の商談をしている人達も居た。テラス側の席からは天気の良い日にはサンセットが綺麗に見えるらしい。あいにくこの日は曇り一時雨という状態で、薄暗い海が広がるだけだった。ボンゴレ、ピザ、カルボナーラ、ミネストローネとアヒというお魚を食べた。ボンゴレもピザもかなり塩辛くて、あまり日本人向けとは言えないと思う。かといって本場のイタリア料理とも少し違うような..... 量はとてもアメリカ的でちゃんとしたコースを全て食べられる日本人は少ないと思う。カルボナーラもかなり重く、半分しか食べられなかった。唯一ここのアイスクリームは大変美味なので行かれる方は是非食べてみて欲しい。近くに牧場があるからか手作りの新鮮なアイスクリームは最高だった。50分の道のりを運転してホテルに戻り、最後のパッキングをして寝る。


1997.4.12
 関西空港へ連絡しているノースウエストに乗るためにはチェックアウトが朝の5時過ぎになってしまう。そんな訳で毎回ホノルル経由で帰る為には早朝(4時)の起床になってしまうのだった。ま、飛行機で寝れる訳だからいいけど。空港まで運転して、レンタカーを返却し、手続きを済ませて、カフェテリアでお茶を飲んで過ごす。ホノルルまでの飛行機にはカヤックの大会に出る選手達がたくさん一緒だった。木製のオールは木目がとても綺麗で、みんな大切に機内持ち込みをしていて空港の係員が大変そうだった。

 ホノルルに到着後、ノースウエストのチェックインに行くが、何故かボーディングパスがもらえなかった。搭乗口渡しになっていたので、ゲートオープンまで席がわからない。団体さんが多そうだし、ちょっと不安になりつつも免税店をうろつく。ホノルルの空港に来るとリゾートに来たとは思えないお洒落な日本の女の子たちがブランドショップの袋を両手いっぱいに持っていた。ネイバーアイランドでは見かけなかった日本人の人達はやはりオアフ島でお買い物を楽しんでいたのかな? 狭い機内に早く入るのはうっとうしいので最後まで外で待っていたら、ラッキーなことにビジネスクラスにアップグレードされていた。これで日本まで快適に帰れそうだ。いつもは乗ると同時くらいに寝てしまうのだが、折角だから寝ないでビジネスクラスを楽しむことにする。ビデオも小さい画面だけど目の前のモニターで見られるし、ゲームも出来るし、座席は広いし、やっぱり値段はただ取らないのだなあということがわかる。食事もビジネスクラスはとてもまともだった。ワインも選べるし、ジャケットはかけてくれるし、お金があればビジネスかなとも思うけれど今はそれより二回行くほうがいいかな。快適に過ごしていると大阪までも近くて、アッと言う間に着いてしまった。O-CATまでのバスに乗り、タクシーで帰宅。楽しかった旅行もおしまい!また明日から頑張って働きましょう....(完)

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