2003年9月14日より
Q:“Earth Vs”とニューアルバムの違う点は?(Niclas Olsson)

A:“Earth Vs”のリリースから10年たった。今もこの仕事をしていることに10年分の幸せを感じている。それと、新譜では「ソングライティング」の質が上がってると思うよ。

Q:“V-day”を書くキッカケになったの何?ヴァレンタインのこと? (Daveit Begley)

A:バンドとして成長できるように願うことから出来た曲、かな。もちろん今も気持ちは同じだよ!

Q:ダニーはどこ行っちゃったの?彼は今何してるの?(Mark Slater)

A:丁度昨日ダニーと話したけど、彼の体のことを考えるとやっぱり彼がバンドに戻ってくることはないと思う。少なくとも近い将来はね。いい話が聞けることを俺も望んでいたんだけど。

Q:モーターヘッドとのツアーの後の予定は?SG5のニューアルバムのリリースを期待しててもいい?(Damian Tichborne)

A:(SG5のアルバムに関して)チャンスはあるらしい。でも、実際にレコーディング用にスタジオがブッキングされてお呼びがかかるまでは、期待しすぎずに待つつもりだよ。

Q:ちょっと気になったんだけど、マークス&スペンサーズの「the Wild Hearts」っていう下着ブランドとは、なんか関係があるの?ついでに言うと、店内で一番お高いブランドだったよ。(Jo)

A:いや、全然関係ない。でも、ただで名前宣伝してもらってるみたいで、いいんじゃない?

Q:最近、何人かのワイルドハーツのファンに会ったんだけど、みんなそれぞれ“PHUQ”を違うふうに発音するんだよね。ジンジャーは“PHUQ”をどう発音するの?(Rachel Northall)

A:“ファック”だよ!

Q:どうして“Stormy In The North, Karma In The South”がアルバムに入ってないの?(Zoid Jaws)

A:あの曲には、このアルバムにピタッとハマるコーラスがないからだよ。


Q:ダークネスのジャスティンが参加しているそうだけど、どこで何をしてるの?(Stephen Morris)

A:“Only Love”のコーラス部分を歌ってくれた。“Get Your Groove On”では「叫び」担当だよ。


Q:今回のアルバムはすごく短いけど、最初からそうするつもりだったの?(Darren Brett)

A:うん。作る前から短いものにしたいと思ってた。30分ちょっとしかないから、通勤・通学時に聞くのに最適だろ。


Q:今回のアコースティック・ツアーは、1人で周るの?それともバックバンド付き?(Paul Terry)

A:アコースティック・ギターだけで、バックはない。アコースティックが嫌いなら、観に来ない方がいいよ。

Q:5月の“生姜語る”で、スパイク・ミリガンのセリフを引用してたよね。彼の本、とくに彼の戦争についての話なんかは、ワイルドハーツと出会う前の僕の生活にすごく刺激を与えてくれて、助けられた。スパイクは、ジンジャーにもそういう影響を与えたりしたの?そうだとしたら、どんなふうに?(Paul Abrahamson)

A:問題に直面した時の彼の強さは、まさに感動的だよ。もし彼が自殺したなら、俺も自殺していたかもしれない。ま、後追い自殺しないにしても、人ってものに幻滅してただろうね。どうしようもなく人種差別丸出しのギャグ(悪気はなかったんだろうし、面白かったんだけどね)を除いて、彼の存在そのものや仕事に対する理念は、神様が俺をこの世から連れ去るその日まで、俺に力を与えてくれると思うよ。

Q:僕は“Endless Nameless”支持派なんだ。だってまるで、ガラスの破片が散らばっている上で、モーターヘッドがアタリ・ティーネイジ・ライオットをファックしてるみたいだもん。(Ben Cooke)

A:今まで聞いた中で一番の表現だよ。すごくバッドな感じでグッド!

Q:スレイヤーは好き?(Rphlrm1)

A:“ンワーーーーーーーーーー、ダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカダカ”って、あれ、なんて曲だっけ?スレイヤー大好きだよ。ニュー・メタルがクソだってやっと世間が気付き始めた今、スレイヤーが認められてる。いいことだよ。

Q:ツアーしてて、街を見て周る時間とかある?(Carly)

A:ない。この仕事やっててガッカリなことの1つが、それなんだよ。ある都市に行って、ライブの後は夜のうちに次の都市へ移動。日中に時間があれば、少し買い物なんかができる程度だね。

Q:新譜のクレジットにダニーの名前がないのはどうして?(Danny Bayliss)

A:ダニーは曲を書いてないし、プレイもしていないからだよ。でも、俺のサンクスリストには「友達と家族」って書いてあるだろ。ダニーはその両方さ。

Q:“Red Light...”の2番の歌詞、何て言ってるの?(Tracy Wharrier)

A:1番2節目の“I wanna take a trip, get on a rocket ship”のところ?それとも、2番頭の“I got a grin to grin, I got a war to win”のこと?

Q:“My Baby Is a Headfuck”でミック・ロンソンがギターを弾いてるけど、一体どうやって実現させたの?(Dave Patchett)

A:本当は、ミックにアルバムのプロデュースをしてもらうっていう話があったんだけど、実現しなかった。でも、3つのソロがある曲があって、彼に弾いて欲しくて、彼がやってくれないなら録りたくないくらいに思ってた。プロデュースは実現しなくても、ソロの方はやってくれることになって、で、“ マスター”ミック・ロンソン参加のヘッドファックが出来上がったってわけ。

Q:“Endless Nameless”をレコーディングし直す計画は?(Dave C)

A:もし録り直すとしたら、「録り直してくれよー」っていうみんなの声にうんざりしてスタジオに入るんだと思ってくれ。ライブでやってそのまま録音するって手もあるな。

Q:“The People That Life Forgot”の最後のコーラスは、ピストルズの“EMI”のパクリ?それとも偶然?(Toby Marsh)

A:偶然?もちろん、パクリに決まってるじゃん!(笑)

Q:前はジンジャー1人ですべての曲を書いてたはずだけど、新譜のクレジットは「The Wildhearts」になってるよね。それって全員で均等に書いてるってことなの?それとも、今もほとんどジンジャーが書くけど他の人も手を加えるようになったってこと?(Mike Sachs)

A:最近は役割分担するようにしてるんだ。でも、他のみんなに持ち寄る案がない時なんかは、最終的には俺がどうにかする。CJが曲を書く割合も最近は大きいよ。

Q:ジンジャーのギター・ヒーローは誰?(John Yau)

A:自分のスタイルがあって、ギターを持っててクールな人たちだね。ジョー・ペリー、キース・リチャーズ、アンディ・マッコイ、エイス・フレーリー、アンガス・ヤング、スティーヴ・ジョーンズ、ジョニー・サンダース、ジョニー・ラモーン、ドレゲン、コニー・ブルームなんかがそう。他にもたくさんいるよ。

Q:ギターを始めたとき、先生にきちんと習ったの?それとも自分の耳で覚えたの?(Susan Noble)

A:自分で全部覚えたよ。本もレッスンもナシ、ただ好きなレコードに合わせて弾いて練習して、少し自信がついたからオーディエンスの前に立ってみただけさ。(チッピ注:曲を書いたらとにかく人に聴かせること、スターになりたきゃとにかく人前に立ってみること、とジンジャーはよく言ってますね)

Q:ギルフェストのバックステージはどんな感じだった?ダークネスやアリス・クーパーは?オフの彼らはどんな感じ? (Joe McQuade)

A:ダークネスの連中とは友達なんだ。自信持って言うけど、ほんとにいい奴らで、大好きさ。逆にアリスにはガッカリだったな。ショウの最中、ステージ横に立って見ることは禁じられてたし、ライブ後に会って挨拶することもできなかった。アリス/ヴィンス(注:アリスの本名=Vince Furnier)のことはリスペクトしてるけど、あの日は最悪だった。アリスのクルーに奇妙で小さな男がいて、なんでアリスが挨拶に出てこないかを偉そうに延々語ってた。そいつのせいで、アリスっていうレジェンドがなんだか小さく見えちゃうくらいだったよ。Classic Rockのインタビューでアリスはワイルドハーツの名前を出してくれてたのに、ちょっと出てきて一言挨拶する機会すら与えてくれないなんて、なんか納得いかなくて、すごく残念だった。

Q:ライブでやるのに最高な曲は?(Jim Vallis)

A:“Sky Babies”かな。最後までやり遂げた時はいつも鳥肌立っちゃうよ!

Q:“Inglorious”や“O.C.D”に見られる複雑な曲構成はプログレの影響なの?(Don Deane)

A:プログレは好きじゃない。テンポや調子が変わったり、っていうのはカーディアックスの影響だよ!

Q:“Endless Nameless”以降、あれほどヘヴィーではなくて、アップビートな曲が多くなったと思うんだけど、ディストーションがかかってなくてポップで聴きやすい曲を書くように心がけてるの?ソロ・シングルとか“Grievous Acoustic Behaviour”、“Black Leather Mojo”なんかは、ボクたちファンが期待できる範囲を広げてくれたと思うんだよね。ソングライターとしてのジンジャーは本当に最高だ、って。(Wayne McRory)

A:俺は、「こういう形にしよう」なんて計画をしながら曲作りをするわけじゃない。曲自体がどういうサウンドにすべきか教えてくれる感じなんだ。俺の体が“チャンネル”として使われてるとでもいうのかな。逐一考えたことはないし、アイディアにつまって安全ネットが必要になることもない。俺があえてしなくちゃいけないのは、スタジオのブッキングくらいのもんで、後は曲がいい具合に自然と仕上がってくれるよう信じるだけた。今のところこの方法で失敗したことはないし、キミたちファンにしてみても(考えすぎて作られたアルバムを聴かされるよりは)この方が面白いと思うんだ。

Q:“Grevious Acoustic Behaviour”で、誰かが「このライブは後でCDになるの?」ってきいたとき、ジンジャーは「え、今日のライブ?ならないよ、誰かがブートでもコピーすれば別だけど」って答えたよね。結局CDになっちゃったわけだけど、質問した彼がこのCDを作ったってこと?それともジンジャーが気を変えたの?(Micheal Record)

A:あの日は、B面に何曲か使おうと思ってポータブルの録音機材を持ち込んだんだ。聴いてもらえばわかるとおり、最後まで楽しいライブになったから、全編リリースすることにした。最初は出す予定はなかったんだ。

Q:ダークネスのアルバムはもう聴いた?最初の曲の頭のリフって、SG5の“Girls Are Better Than Boys”とそっくりなんだけど。(Frank)

A:そう、どっちの曲もティナ・ターナーの“Nutbush City Limits”のリフとそっくりってこと。偶然かって?そんなわけないだろ!同じ「リフ屋」からステキな買い物をしたってことさ。

Q:ストーン・サワー、マーダードールズ、それからスリップノットについてどう思う?(Clare Wheeler-Kirk)

A:ストーン・サワーはあまり聴いたことないんだけど、コーリーのインタビューはいつも興味深い。音楽シーンには、彼みたいに正直で堂々とした人がもっと必要だよ。マーダードールズはみんないい奴らだし、大好きだ。スリップノットは演出としていいと思うよ。