WonderWitchでGPS

initial release 2001/06/30
last update 2001/08/01

現在、WonderWitch関連製品は総て販売が終わっています。
新たに入手することは出来ないのでお持ちで無い方は使用できません。

私も一ユーザに過ぎないので入手についての御相談に応じることはできません。

gar2wsg - Garmin GPSから一定間時間ごとにトラックログを吸上げる

ハンディGPSの一番の不満はログ記録容量だと思います。Garmin製の場合、単独で記録できるのは最も多い機種でも3,000ポイントなので記録間隔をかなり粗くしない限りまるまる一日記録することはできません。そこでノートPCやpalm,WindowsCE機などで一定時間ごとにログを吸上げる訳ですがハンディGPSより高価で大きく電池の持ちも悪いデリケートな機器を一緒に持ち歩く事はHabdyGPSの気軽さを激しくスポイルしてしまう事でもあります。

余分なものを持ち歩かなければならないという点は同じですが、安価で軽く小さく電池の持ちの良いWonderSwanであれば他の手段とは比較にならないほど気軽に使うことができます。

Garmin本体に記録されるトラックログを吸上げるナカムラさんのgar2wsシリーズ

WWでGARMIN 中村浩明(ナカムラヒロアキ)さんのページ

これを一歩進めて、安価なので専用にできるというメリットを活かして繋ぎっぱなしにしておいて一定間隔で吸上げるバージョンを作ってみました。これがgar2wsgです。これで、保存できるポイント数の制限は事実上、無くなりました。

gar2wsg - GARMIN GPS TRACK SAVER for WonderWitch


logger - GPSと接続して位置データを表示/保存する

さらに一歩進めてどうせ繋ぎっぱなしにするのならということで作成したのがloggerシリーズです。

garlogはgar2wsxシリーズがGARMIN GPSが本体に記録するトラックログを扱うのに対して、直接GARMIN GPSとやりとりした情報を表示/保存します。garlogが出来た事で同じく常に繋ぎっぱなしにする必要のあるgar2wsgの存在価値はかなり薄れました。

pnrlogはパイオニアナビコム製GPS2000zzと接続して位置情報を表示/保存します。

nmelogはNMEAフォーマットを出力するGPSと接続して位置情報を表示/保存します。但し、WonderSwanのシリアルポートは4800bpsに設定できないのでほとんどの場合、外付けハードウェアが必要になります。

loggerのページ

gar2ws/gar2wsgとgarlog/pnrlog/nmelogの比較

gar2ws gar2wsg garlog/pnrlog/nmelog/stflog/ipslog
機能 GARMIN GPS本体に記録されているトラックログをWonderWitchにダウンロード GARMIN GPS本体に記録されているトラックログをWonderWitchに定期的にダウンロード 各種GPSの位置情報を表示/ロギング
接続 常時接続する必要は無い。
保存を忘れるとデータを失う。
常時接続が前提だがダウンロードする時だけ接続されていればデータを失う事はない。 常時接続前提。
ケーブルが抜けるとデータを失う。
ケーブル抜け、GPS電池切れに対する警告あり。
保存項目 GARMIN GPSのトラックログスペックによる。
機種によっては高度は記録されない。
時間、緯度、経度、高度
保存間隔 GARMIN GPSのトラックログスペック/設定による。 garlog/pnrlog/stflog/ipslogは基本的に1秒間隔
nmelogはGPSの機種/設定による。Garmin GPSの場合、2秒間隔。GPS2000zzの場合、1秒間隔
フォーマット gar2ws差分形式(可逆) TDF V.1差分形式(不可逆、分解能は緯度経度1/32秒、高度1m、時間1秒)
容量 車の場合、約6万ポイント、1秒1回で17時間/カートリッジ 車の場合、約20万ポイント、55時間/カートリッジ。
移動速度が上がると記録できるポイント数は減少する。
データの扱い ファイルとして転送後、TRK形式などに変換。
gar2wsuでGARMIN GPSに対応しているアプリケーションにアップロード可能。
ファイルとして転送後、TRK形式などに変換。
その他 GPS情報表示(garlog,pnrlog)
TripComputer(all)
IPS5000/HGR3形式出力(nmelog,pnrlog,stflog)

WonderWitchを持っていない人のためのTeraTerm用MACRO

ここの常連の人、ある程度のプログラムの知識がある人(おっかなびっくりでもメッセージを変えてコンパイルする程度の事は出来る人)にはどうせいじりたくなって買うことになるに決まっているので最初からWonderWitchの購入を勧めますが、使いたいだけという人も少しはいるかと思います。この場合、WonderWitchが無いと付属のユーティリティには頼れないので特にインストールとデータのやり取りが問題になります。
そこでそのためのTeraTermPro用MACROを作成してみました。

ttl.zip 2K

CopyToWW.ttl

機能:
PCからWonderWitchにファイルを転送します。
マクロのあるディレクトリの下にあるrom0ディレクトリのファイルがWonderWitchの/rom0にram0のファイルが/ram0にコピーされます。

例として、garlogをインストールしてみましょう。

0) TeraTermProをインストールし
  ヘルプ->Indexの最後のほう、MACROヘルプ->"TTL" ファイルを MACRO に関連付ける方法
に従ってマクロファイルを関連付けしておく。
1) CopyToWW.ttlのあるディレクトリにrom0とram0の二つのディレクトリを作る。
2) rom0の下にgarlog.fxをコピーする。自動起動にしたい時はinit.rc.fxもコピーする。
 その他、WonderWitchに送りたいファイルをrom0,ram0にコピーしておく。
2) WonderSwanを接続してCopyToWW.ttlをダブルクリックする。

以上で終了です。

注意:
既にWonderWitchに同名のファイルがあっても確認せずに上書きします。

Get_GPS_Log.TTL

機能
WonderWitchの/ram0,/rom0両方から.log.fx、.tdf.fx、.ini.fxファイルをマクロのあるディレクトリにコピーします。
ただし、実データのない長さ2の.tdf.fxファイルは無視します。通常はテンポラリファイルがこれに当りますが、動作中の電源断や空き領域不足でデータが残っていた場合はコピーされます。.tdf.fxと.log.fxファイルはコピーが正常に終了した後、WonderWitchの方のファイル削除する指定もできます。

注意
.iniファイルは/rom0,/ram0どちらにあったものも同じディレクトリにコピーされます。
.iniファイルをCopyToWW.ttlで書き戻したい時はあらかじめram0ディレトクリに移しておく必要があります。
xxxtmp.tdf.fxファイルは重複しない別の名前にrenameしておくと誤操作で後で上書きしてしまう恐れが減ります。

正しく動作しないとき
1) 他のWindowsアプリケーションが通信ポートを使っていないか確認する。特にActiveSyncなどの常駐するタイプに注意。
2) 既にTeratermが起動している場合は総て、一度終了させる。
3) ケーブルを確認する。
4) WonderWitchが通信モードになっているか確認する。
5) 動作中にWonderWitchの電源を切った場合は通信速度が9600のままになっている場合があるのでBキーを押しながら電源を入れて一度モニタモードにする。


WonderSwanは明るい色が多く、車で使うときにフロントウィンドウに映りこんで視界の妨げになるので後輩Yに我侭を言ってマットプラックで塗って貰いました。ゲーム機にはみえなくなるというメリット(?)もあります。一段と熱に弱くなったのでダッシュボードに放置など絶対出来ないというデメリットもありますが..

関連Links

WWでGARMIN 中村浩明(ナカムラヒロアキ)さんのページ(再掲)
WonderSwanでGPSのTrack Logを保存する なかざわかずおさんのページ
GPSと電子工作の掲示板 ここの掲示板です。gar2wsgは2001年4月、garlogは6月頃から話題になっています。最新情報、β版もこちら。
WonderWitchの購入方法ページ
純正周辺機器を作っているSummyのWonderSwan周辺機器ページ 既に古くなっていますが参考まで。
同じくワンダースワン用周辺機器を作っているKARATの製品情報ページ
[Return]