GPS Jupiter Report

Initial 17-Feb-98
Last update 07-Aug-2001


JupiterはSPAで販売しているConexant(旧Rockwell)のZodiacチップセットを使ったGPS Unitで測位能力はGarmin GPSII+とほぼ同等、つまり最高水準にあります。この評価は両側の切り立った曲がりくねった場所、GPS泣かせの場所を好んで走りたがるため、測位し続ける事を最重要と考える私らの間でのものなので世間一般のものとは違うかも知れませんがどちらにしろ現代の水準に達しているのは確かです。
このページはそのJupiterとNMEA->IPSコンバータn2iH8との結合方法及び結果報告です。なお、JupiterはNifty serve FGPSとSPAの御好意によりモニター提供していただいたものです。御好意、感謝します。

2000/06、新版を購入したので違いもレポートします。

Jupiterの基板(たぶん表)
ANT接続コネクタが変わっています。GT-5のものは今の位置の右斜め下の空きパターンにほぼフラットなコネクタがついていました。これにあわせてシールドケースの切り欠き形状も変わっています。

実物は金属のシールドケースに入っています。

電池の大きさで分かると思いますが非常に小さいものです。シールドケースの大きさでW37xH12.6xD67しかありません。SPAの写真は大きさが分かり難くちよっと損していますね。GSU-25という文字が見えますがこれはあちこちのカーナビゲーションにOEM供給している光電製作所のGPSボードGSU-25だということを示しています。従来機GSU-14は現代の水準から見ると今二つでしたがこのユニットは期待できるのでこれからカーナビゲーションを買う方はGSU-25を使っているか気に留めておくのも悪くないと思います。

Jupiterの基板(たぶん裏)

インターフェース基板半田面
3,000円安いケーブル未加工版ではここに自分で半田付けすることになります。

コネクタはサプピッチの面実装です。経験のある人なら楽勝で半田付けできますが初心者では不可能だと思いますので3,000円払ってもケーブル加工済みを買うことをお勧めします。

外部アンテナコネクタまでの中継ケーブル。上が旧型のGT-5タイプ、下が新しいMCXタイプ。カーナビでは良く使われているものの自作ではどうにも始末の悪かったGT-5と違い、新しいものはねじでケースに固定できます。ただ、基板側のコネクタが高くなっていてシールドケースから少しはみだすのはちょっといただけません。きっと基板側とアンテナ側で同じ太さのケーブルを使える組み合わせが無かったのだとは思いますが。
ここまでの写真はスケールを合わせてありますので基板と大きさを比較してみてください。


Jupiterと秋月H8ボードの接続

Garmin+n2iH8はGarminMeなのでJupiter+n2iH8はJupiterMeと称します。^-^;

H8ボードの裏に張り付け、余ったフラットケープルで簀巻きにして作られたJupiter'Me試作0号機

電源 この手の物でもっとも問題になるのが電源です。

 H8ボードとJupiterの結線は以下の通りです。CN4は10PinなのでAT互換機に使われているマザーボード->シリアルポートのケーブル、CN1は40pinなのでIDEケーブルが丁度良いでしょう。CN1は2本しか使いませんが40Pinを使うとずれ挿しの可能性が減りますし、後で他にも引き出したい信号が出てくるかも知れないのでこれがお勧めです。互換機屋さんを回ればどちらも100円程度で買えるところがあるはずです。こういうものは足が速いので参考にならないと思いますがIDEケーブルはTZONEパーツショップで100円。シリアルケーブル類はTwoTopプロショップで100円でした。 この用途にしか使わないのであれば2pinの例えばAT互換機用のリセット、LEDといったケーブルが流用できます。挿す場所を間違えないようにくれぐれも注意してください。
 RS232Cメスコネクタは古いシリアルマウスなどから取るとモールド、ケーブル、ケーブル抜け止め付で見た目がスマートですし秋葉ならマウスは探せば数百円からあるので手間を考えるとお得です。自分の車の内装と調和しそうな色の物を選ぶとなお良いでしょう。黒色、シリアルという手ごろなのが680円くらいでありました。
 CN4をキットの説明通り裏側に付けているとフラットケーブルの奇数番号と偶数番号が逆になるので良く注意して作ってください。間違えると電源逆接で致命傷になります。
 ジュピターのマニュアルにTTL負論理とか書いてありますが232Cは負論理なので普通に言う「TTLレベルのシリアル」です。

   CN4 CN4
表から 裏から
 1   | 2
   2 |    1
 3   | 4
   4 |    3
 5   | 6
   6 |    5
 7   | 8
   8 |    7
 9   | 10
  10 |    9
CN4- 1 POWER      シガレットライターケーブルのプラス(抵抗入り)へ。
CN4- 2 GND        シガレットライターケーブルのグランドへ。
                  Dsub 9pinメスコネクタ5 SGへ。
                  Jupiter GND(1)へ
CN4- 3 5V         Jupiter +5V(5)へ
CN4- 4 RxD1 Dsub  9pinメスコネクタ3 TxDへ。
CN1-27 RxD0(TTL)  Jupiter SD1(6)へ。
CN4- 6 TxD1 Dsub  9pinメスコネクタ2 RxDへ。
CN1-25 TxD0(TTL)  Jupiter RD1(7)へ。
CN4- 8 VPP        繋ぎません。
CN4- 9 MD2        繋ぎません。
CN4-10 RES        繋ぎません。

 必要ならDsub 9pinメスコネクタの7(RTS)と8(CTS)を繋ぐ。必要かどうか分からない人もとりあえず繋いでください。安定化された5Vを供給する場合はCN4-3(5V)へ接続しCN4-1(Power)は使いません。

○なぜか載っていなかったJupiterの基板コネクタ。

かなり柔な基板なので何度も付け外ししないほうが無難です。
中心に近い方が1番です。

+--+
|12|
|11|
|10|Reserve
| 9|TM-10KHz
| 8|TM-1PPS
| 7|RD1
| 6|SD1
| 5|+5V
| 4|RD2
| 3|SD2
| 2|BACK-UP
| 1|GND
|  |
~  ~
~  ~
|  |
+--+

今後の予定

garmin用と違ってJupiterは剥き出しのユニットなのでいろいろ遊べます。

制作協力 見習い魔術士(PEB00431)さん。


Jupiter'Me 000-11(2000-Aug-14)

Jupiter MCX版 SPA 16,800
H8/3048Fボード 秋月 3,800
ケース T.SIN TB-48 W80xD120xH28 千石 340
EIAJ #2 DCジャック 秋月 100 Presalio213用シガレットライター5Vアダプタと接続
3.5φステレオジャック 千石 100 Kodak DC20/25/210用シリアルケーブルと接続
10Pinコネクタ、フラットケーブル 100 AT互換機用内部シリアルケーブルを流用
40Pinコネクタ、フラットケーブル 200 AT互換機用IDEケーブルを流用
LED 秋月 2
抵抗2.2KΩ 秋月 1

doubler for Jupiter(2001-Sep-07)
友人がnmelogで使うためにDoubler(左上)を組んだもの。
クロックはついているだけで使っていません。
左下はWonderSwanに電源を供給するために廃基板から切り出した1.5Vレギュレータ部だそうです。
上からMCXアンテナ端子、5V入力(Presalio213用シガレットライター5Vアダプタ使用)、WonderSwanへの接続ケーブル、PCへの出力です。
#上のJupiter'Meよりずっと小さいです。^-^;

関連リンク
ConexantのJupiterページ
佐藤正昭さんのJupiter report。Zodiac チップの設定を行うユーティリティ、Labmonの話などもあります。
半田鍍金(PXN11346)さんのJupiter report
Garmin'Meの作り方
GPS Mercury Report。同じくSPAで販売されているGPS Mercuryのレポート。

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