Exif 2.1のGPS IFDで使われるタグ

番号 名称 記述 説明 XD530 FinPix
1500/2900z
Pro Atlas MapFan IV/V gpsifd
-G5
gpsifd
-G
0 GPSVersionID GPSInfoIFDのバージョン。 BYTE[4] 必須。通常は2.0.0.0 2.0.0.0 2.0.0.0 2.0.0.0 2.0.0.0 2.0.0.0 2.0.0.0
1 GPSLatitudeRef 撮影位置 "N"=北緯,"S"=南緯 ASCII[2] 上書き 作成
2 GPSLatitude 緯度 RATIONAL[3] (*1)
DMSの場合、DD/1,MM/1,SS/1
DMの場合、DD/1,MM/nn,0/1
ここでnnは任意。
DMで作成。 DMSで作成。
(MapViewerによる手動設定)
DMとDMSを受け入れる。
DMSで作成するが規定外。
DMSを受け入れる。DMは正しく解釈できない。
DMSで作成。
上書き。
オプションでDM,DMSどちらも作成可。
作成。
オプションでDM,DMSどちらも作成可。
3 GPSLongitudeRef "E"=東経, "W"=西経 ASCII[2] 上書き 作成
4 GPSLongitude 経度 RATIONAL[3] (*1) GPSLatitudeと同じ GPSLatitudeと同じ GPSLatitudeと同じ GPSLatitudeと同じ GPSLatitudeと同じ
5 GPSAlitudeRef 高度の基準 BYTE 0=海抜 - × 削除 作成
6 GPSAlitude 高度[m] RATIONAL - × 削除 作成
7 GPSTimeStamp 時分秒(UTC) RATIONAL[3] 時、分、秒 - × 削除 作成
8 GPSSatellites 測位に使った衛星の情報 ASCII String 非測位時は必ずNULL
それ以外、フォーマットは自由
"nn"
使用衛星数
- × 削除
9 GPSStatus 測位 "A"=測位, "V"=非測位 ASCII[2]
10 GPSMeasureMode "2"=2D測位, "3"=3D測位 ASCII[2]
11 GPSDOP DOP RATIONAL 2D測位時、HDOP
3D測位時、PDOP
12 GPSSpeedRef GPS受信機移動速度の単位 ASCII[2] "K"=Km/h,
"M"=Mile/h,
"N"=Knot
作成
13 GPSSpeed GPS受信機の移動速度 RATIONAL 作成
14 GPSTrackRef GPS受信機の進行方向の基準 ASCII[2] (*2)
"T"=真方位、
"M"=磁気方位
作成
15 GPSTrack 進行方向 RATIONAL 0.00-359.99 作成
16 GPSImageDirectionRef 撮影方向の基準 ASCII[2] (*2) 追加 作成
17 GPSImageDirection 撮影方向 RATIONAL 0.00-359.99 追加 作成
進行方向に対するオフセットも指定可。
18 GPSMapDatum 使用した測地系 ASCII String (強く推奨)
"TOKYO","WGS84"など
追加 作成
TOKYOとWGS84を指定可能
19 GPSDestLatitudeRef 目的地 "N"=北緯,"S"=南緯 ASCII[2]
20 GPSDestLatitude 緯度 RATIONAL[3] (*1)
21 GPSDestLongitudeRef "E"=東経, "W"=西経 ASCII[2]
22 GPSDestLongitude 経度 RATIONAL (*1)
23 GPSDestBearingkRef 方角の基準 ASCII[2] (*2)
24 GPSDestBearing 方角 RATIONAL 0.00-359.99
25 GPSDestDistanceRef 目的地までの距離の単位 ASCII[2] "K"=Km,
"M"=Mile,
"N"=Knot
26 GPSDestDistance 目的地までの距離 RATIONAL


×印は編集すると消滅します。
MapFan IVで空欄の部分は確認されていないだけですべて消滅すると思われます。自分に分からないものは総て抹殺とは困ったもんですね。

Pro AtlasはExif規格とは別の基準があるらしく、Exif準拠のGPS IFDを認識できないことが多々あります。

DM形式を正しく扱えないMapFan IVのためにgpsifdに -C -DMS|-DM で緯度経度情報の形式を変換する機能を実装してあります。


GPS IFD規格の欠点
1) 海抜基準で符号無しなのでマイナス、つまり水中を表せない。海面下100mで撮影した場合、それを表す方法は無い。

2) GPSTimeStampが時間のみで日付が無い。例えば、カメラ側の時計が遅れていたため実際には翌日になっているのに前日の日付のままだったとするとcamera 00/01/11 23:59:59, real (00/01/12) 00:00:59を単純に合成すると00/01/11 00:00:59と大きな狂いを生じる。逆にcamera 00/01/12 00:00:59, real (00/01/11) 23:59:59でも大きな狂いを生じてしまう。もちろん、常識を使って正しい時間を推測できるが日付が記録されていればそもそもこんな問題は起こらない。

3) どこにもTimezoneの記録が無い。
GPS時刻はUTCと決められているがこれから正しい地方時間は計算できない。推測できるだけ。

4) Datumを示す文字列の規定が無い。
例えば"WGS84"だけでも他に"WGS 84","WGS-84"も考慮しなくてはいけない。


関連リンク

TIFF/EP仕様書 ISO TC42 WG18
GPS IFDに関する記述はJEIDAのExif2.1仕様書の英文パートと全く同じなので、GPS IFDの情報だけで良ければJEIDAから仕様書を購入しなくて済みます。
なお、JEIDAが販売している仕様書には日本語と英語の両方で同一の内容が記述されていますが、GPS IFDの部分には首を傾げたくなる訳もあるので日本語で読みたいという目的での購入はお勧めしません。

Exif Reader GPS IFDに対応しています。