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岐阜県支部の活動の紹介 社団法人日本自閉症協会岐阜県支部は、昭和44年に5名の親で、IQ80 以上の子達が、多動で奇妙な行動をし、当時学校から登校を拒否されていた ために、教育を受けさせたい、子供たちとどうやって生きていこうか、生活保 障・医療面での充実、教育を受けさせたい・・・・という願いから結成されました。 支部は、自閉症と 知的障害を伴った、療育手帳を所持している自閉症児 者を持つ家族が中心となり、専門医師・専門職・関係公共機関・ボランティアの 方の参加と協力によって、現在会員数は、185名で運動している団体です。 活動内容は啓発事業、自閉症を行政・教育・医療・福祉関係に知ってもらう ために活動しています。 機関紙として、月1回発行の「支部報」と、本部より隔月発行の「いとしご」を 関係公共機関・会員に配布しています。 講演会の開催も行っています。自閉症を研究されている医療・教育福祉等の 専門職を講師として招き、行政関係者、療育教育関者や会員などに参加を呼び かけ研修を行っています。 平成18年7月には「全国大会」が岐阜で開催されました。協会本部と岐阜県 支部が連携し、ボランティアの協力もあり、2日間で1700人以上の参加者があ り熱心な討論がおこなわれました。(大会記録残部販売中) そのほか、電話相談も行っており、必要があれば各機関と連携をとって紹介 をしています。 例会、役員会も開催しています。月1回ほど、役員会・学習会を行い発達障害 者支援法・障害者自立支援法などの勉強をしています。 5月に親子ハイキング、また9月には、療育合宿を開催しています。小中学生 の自閉症児とその家族、スタッフボランティアが参加して、音楽療法・レクリエーシ ョン・山歩き、親の研修等行っています。 自閉症特性の理解のためにボランティアや施設職員にも参加していただき、相 互の研修の場でもあります。 そのほか、施設部会も開催しています。県内に自閉症児者専門の施設設立を 目指して、月1回勉強会や施設見学を行っています。 社会福祉法人同朋会の伊自良苑は、支部と同朋会が共同で30人入所の自閉 症専門棟を平成4年に開設した施設です。現在は70名の入所施設となり、全国 自閉症者施設協議会に加盟しています。 伊自良苑が、岐阜県の自閉症児者の拠点となるように支部は応援しています。 これからの運動目標は医療・福祉・教育と連携しての活動です。医療の面では、 緊急時の受け入れ病院の充実を行政に働きかけています。自閉症児者の行動 に騒ぐ・暴れるという症状が多くみられ、静かにできないじっとしていられないなど の自閉症児者は入院・治療に手がかかり、受け入れを断られることもあります。 自閉症の特性を理解して、急な病気やケガの時に受け入れ可能な病院を確保 できるように行政にお願いしています。 福祉の面では、療育手帳の基準値の見直しを求める運動をしています。岐阜県 では自閉症障害が取り入れられず、知的障害の重い軽いで手帳が交付されま す。会員の中にもいますが、他県に比べ1Q70以上になると手帳が交付されず、 福祉サービスを受けられない子供がでてきます。知能の高低があっても同じ障害 で困っていることにかわりありません。 予算面から行政の工面がつかない部分と、いまだに票にならないという感覚の 議員さんもたまには見えますし、他の障害と活動を同じにすべきとの考え方、取り 扱いが面倒(分からない)という公務員や教育管理職にあたることもあります。 卒業後の生活支援の面では、その子その子の障害特性を理解した人材・職員 を配置した地域の作業所・通園施設を増やしていく運動をしていきます。 これからは市町村中心にその地区の会員が各市町村行政に自閉症特性の理 解を求めていきます。自閉症は知的障害者と同じくくりで理解されていますが、自 閉症を伴わない知的障害児者とは違う支援が必要だという理解を深めていく運動 をしていきます。 教育の面では、自閉症学級の設置を目指しています。自閉症と知的障害は違う 障害で、教え方、接し方も違うものです。 学校では同じクラスに編成されていて、自閉症児の特性が配慮されずに、ひと くくりにされて混乱している子たちがいるためです。 そのほかボランティアスクールの主催を目指しています。自閉症児者とその家 族が生活していく余暇を楽しむにはボランティアの存在は重要です。自閉症の特 性を理解したボランティアを養成する運動をしていきます。 県支部は微力ですが「自閉症児者が 豊かに 人間らしく 生きていける。」を 目指して、活動しています。 そのためにも、皆様方のご理解・ご協力、よろしくお願いいたします。 |