支部報 163号
夏 休 み 特 集 戻る
長い長い、暑い暑い、1年1度の夏休みでした。
子ども達の発達の特徴や家族構成、そして学校の子どもと休みへの取り組み方によっ
て、過ごし方はさまざまのようです。
制度は何のためにあるのか。家庭や親の質には大きな変化があると言われますが、学
校教育も学校単独の考えでは‶KY"という存在になってしまいますね。
疲労困憊した親たちの声を聞いて下さい
〔岐阜ブロック〕
毎年やってくる長い夏休みですが、今年もどう過ごそうかといつも悩みます。岐阜養護
は、プール日が7回、サマースクール4回の計11回学校へ登校する日がありました。ス
クールバスの送迎もとても助かりました。あと親子フェスタ、自閉症協会の作業体験ショ
ートステイがあり、夏休みの前半は一日の予定もスムーズに進みました。後半になってく
ると、本人もやることが無くなって、落ち着かなくなる時間が増えてき、声をかけると、
ますます反抗的にうろうろしてみたりと大変でした。特に今年は猛暑で外に出ることも少
なく、家の中で過ごすことが多かったので、家族中でスケジュールを調整して乗り切りま
したが、学校の登校日も前半に偏りがちなのも気になりました。
(高2男子 母)
夏休み中、登校日は一日もありませんでした。
担任の日直が二日間あり、その二日間は強制ではありませんが登校し、午前中野菜の収
穫や工作をしたりして帰ってきました。
朝はラジオ体操に出かけ、昼、学校のプールがあるときは、できるだけ出かけて一日の
生活のリズムを作るのに心がけました。
ラジオ体操も、プールも、喜んで行ったのは幸いでした。
職場の方に連れて行って掃除など本人にできることを手伝わせたりしましたが、それは
自営業だからできたことでもありますが、長い夏休みほったらかしにならないように……
と悩んだ末の苦肉の策ともいえます。時には、一人で留守番させたり、祖父母の助けを殻
足りもしましたので、40日間のやりくりに頭の痛いところです。
(小6男子 母)
夏休みは7月21日〜9月2日の44日間ありましたが、登校日は8月1日だけでした。
8月1日の全校登校日は職場施設見学で中部放送へ行きました。
部活はパソコン部に所属していますが、夏休みはバレー部や美術部など、部によっては
動しています。パソコン部は活動が行われないので、パソコン部も通常通り学校がある時
と同様に週2回でも活動してもらえないかと思います。
各務原養護は基本的には自分の進路は自分で見つけなくてはなりません。そこでこの長
期休暇中実際の作業所で様々な作業を体験して事業側にも自分たちの実態や適性を知って
もらい、理解を深めてもらうために職場研修を希望し、次ぎのところに行きました。
・NPO法人共同作業所「星の村」 ・木村メタル産業株式会社 ・大倉農園
以上の3ヶ所で実施してきました。 (高2男子 母)
長い長い夏休み。スケジュールを立てて長い夏休みを過ごそうと思いました。本人の気
持ち、思いがはっきりとしてきて「行きません」ノーの意思表示が多くなり、うれしい成
長の一面出かける場所が限られました。岐阜養護では4回のサマースクールと7回のプー
ルを計画してもらいましたが、半分利用できただけでした。中学生になり身長もぐんぐん
伸び障害を持つ中・高生が安心して楽しめる場所を探すことは難しいことでした。あらた
めて趣味をたくさん作ってやらないといけないと感じた夏休みとなりました。
(中3男子 母)
岐阜養護学校に在籍していた時の夏休み中、サマースクール、プールなど学校へ行く以
外はいつも一緒で、どこへ行くにも目が離せなくて長い夏休みに苦労しました。
中学校を卒業して通所2年目ですが、今年の夏期休暇は5日間。夏休みが短くなり親の
負担も軽くなって助かりました。また、毎日暇を持て余して過ごすより、目的を持って通
う方が息子にとっても良かったと思っています。 (16歳男子 母)
児童施設に入所していますが、週末や夏休みはできるだけ自宅で過ごさせてやりたいと
思っています。しかし、共稼ぎの我が家の場合、祖母に日中の世話を頼むしか方法が無く
他の兄弟の行事、地域の行事など人並みのお付き合いも大変です。40日近い夏休み、中
濃特別支援学校では半日の学年登校日だけでした。
帰省時は急な用が出来ても入所していると近くのショートは利用できず子ども自身、地
域に帰ってきても日中過ごす場所がなく、祖母も年齢的に急に外に飛び出していく孫の世
話をするのは、体力的に難しくなってきているのを痛感しました。 (中3男子 母)
去年までは、私自身が立てた計画通りに行動させようと躍起になり、それで親子共々疲
れてしまって、イライラモードで情緒不安定になってしまうことが多くありました。今年
は長年続けていた公文学習を止めた事もあり、一気に学習量を減らしのんびりムードで過
ごしました。心がけた事といったら、なるべくお手伝いをさせることと、運動をさせるこ
とで、後は本人のやる気に任せました。
前半は学校のプールに毎日通いました。特殊学級の担任の先生が半分以上の日程で当番
に付いて下さった事もあり、自転車に乗って一人で通うことが出来ました。プールではバ
ディイと組んでとても楽しく泳げていたようです。また、実家の母が仕事を退職した事も
あって、海やプール、映画や岐阜市科学館やセントレアなどいろいろ連れて行ってくれま
した。後半はちょっとだらけてしまってダレダレムードになってしまい、2学期が思いや
られますがまあまあ充実した夏休みとなったように思います。
欲を言うなら、今は同じ学年の友達と過ごす機会がほとんどないのでそういう機会を増
やしてやりたい事です。たまに近所の子が遊びに来てくれますが、本当にたまにです。自
分の力で友達を誘って遊ぶことなど出来ないので公園に行って会えればラッキーというの
ではちょっと寂しい気がします。何とかそういう機会を作りたいと思うのですが、私自身
が他のお母さん方と交流がないので、難しいです。最近特に友達とのかかわりを求めるよ
うになってきているので、そういう機会が増えると良いのにと思っています。
(特学小4男子 母)
加納小学校の特別支援学級は、夏休み期間中、登校日というのはありません。
そのため40日間、家庭で過ごすことになります。毎日身体を動かすために、プールに
通ったり、家庭でできる課題プリントなどを用意しました。最近では、自分の意志も強く
なり用意したものに対して、「○○をしたい」とはっきり言葉で表すことができない日は荒
れることが多く、対応が難しいです。また、夏休み中に新しい事業所に預けることも試み
ましたが、すぐになじむことができない娘ですので、安定して過ごすことができず親の大
変さが身にしみました。 (特学小4女子 母)
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実 施 報 告 6月28日(木) 山口先生をお迎えして 長良川スポーツプラザ 7月 8日(日) (社)日本自閉症協会総会 子どもの城(水野・西田) 7月11日(水) のぞみ“サロン” 希望が丘学園 7月13日(金) 施設部会 7月19日(木)〜20日(金) 柳ヶ瀬バザー 8月25日(土)〜26日(日) 講演会&研修会 講師 久保義和先生 ・25日⇒南部コミセン ・26日⇒市橋コミセン |
〔西濃ブロック〕
特別支援学校
◇全校行事
ふれあい公開講座(PTA主催・半日) 2日間
親のみ受講する際は子どもを預けられる
◇小中学部行事
サマースクール (一日・登下校スクールバス運行) 4日間
親子水泳教室 (親子で参加・各自で集合解散) 3日間
登校日 (半日・登校のみスクールバス運行・親は奉仕作業)
◇高等部行事
登校日 (半日1回・一日1回・登下校スクールバス運行)
サマースイミング(親子で参加・各自で集合解散) 2日間
夏休み、小3の息子と24時間一緒で、勝手に外へ行ってしまう、庭で水遊びを何時間
でも続ける、お茶などを飲みすぎるので、常に見守りが必要な状況です。私は、息子に
振りまわされて、お盆には頭痛と嘔吐とでふらふらの状態でした。私が体調悪くても、息
子を一人にできません。登校日や、親子一緒ではなく子どもだけ参加できる行事を増やし
て欲しいです。 (小3男子 母)
7月から睡眠が乱れがちでした。だんだんひどくなって、主治医と相談しながら生活リ
ズムを整えるのが大変でした。 (小4男子 母)
長い夏休みをたくさんの方に協力していただいて何とか乗り切っていますが、お盆を過
ぎたころから、親子とも休みに飽きてしまい煮詰まってしまいます。1週間早く学校が始
まるとありがたいです。 (小6男子 母)
40日間の休みは長すぎます。本人が熱中することや趣味がないので、ダラダラと過ご
すこともあり、運動不足や生活のリズムが崩れて、とても困ります。夏休み最初の週にサ
マースクールが4日間あり、少し助かりましたが、できれば休み中にまんべんなく登校日
やプール教室などがあると、生活のリズムも崩れにくく9月からのスタートもスムーズに
始められると思います。 (中3男子 母)
今年はとても暑く、家ではやる事にも限界があり、親子共々クタクタです。長い夏休み
もう少しバランスよく分散して登校日、サマースイミングがあるといいのに…と思います。
(高1・2 母)
特殊学級
子どもの通う特殊学級では、夏休みの活動はありません。私は、昨年からの腰痛がひど
くなり、義父には施設に長期で入ってもらいました。子どもたちとは家で過ごすことが多
いです。 (小5女子 母)
施設入所
今年も息子の夏休みがやってきました。施設(伊自良苑)の帰省なので1週間足らずで
す。見張っているつもりでも、ちょっとした隙にやかんのお茶を全部飲まれ具合が悪くな
っている息子を見ながらつくづく思います。入所する前の長い夏休みは興奮が収まらず、
物を壊したり暴言を吐いたり、家族みんなが辛かったことを…。それを思うと夏休みを一
一緒に過ごすことができて幸せです。 (20歳男性 母)
〔東濃ブロック〕
長い休みの間は、どうしても生活が不規則になりがちで、ずっと家にいると、親子とも
にストレスがたまってきます。今年は、PTA行事、プール、協会の夏休み教室、施設での日
中一時支援を利用するなど、できるだけ毎日何か予定を入れました。でも、出かけても、
慣れない場所では常に目が離せず、緊張します。また、親がつきっきりの行事は大変疲れ
ます。学校で昨年まで行われたオープンデイが、今年はなくなり残念でした。学校のよう
に慣れた場所での行事や登校日を増やしてもらえたらありがたいです。
(小5男子 母)
夏休みの間、毎日散歩をしたり、暴飲暴食しないように、体調を崩さないようにと頑張
りますが、41日間子どもと付き合うのは本当に大変です。子供は行きたい所があると
「○○行きます」と言いにきます。行けないと、今度はいつ行くのか、何度も何度も確認
にきます。こんなことが毎日のように続くので、先に親の方が疲れはててしまいます。
41日間もの長い夏休み、親の休息のために、たとえ1日でも子供を安心して預けられ
る場所がほしいと毎年のように思います。 (小5男子 母)
今年の夏は暑く、ただでさえ不安定になりやすい状況でした。長い夏休みのため、学
校に行っているときと比べると生活のリズムが崩れてしまい、夕方頃になると怒り出す
こともありました。最近は、市内の小学校でもサマースクールを行っているところもあ
ります。是非、特別支援学校でも実施して欲しいと思います。 (小5男子 母)
息子は情緒学級に通っています。夏休み中にサマースクールが開かれ、その中に国語
と算数教室があり、内容も前の学年の復習と聞き、学年の子と触れ合う機会と思い申し
込んだところ、「夏休みは専門の先生が少ないので何かあった時に対処ができないかも知
れない。」と言われました。担任の先生から苦手な箇所のプリントを出して頂き参加は断
念しました。最初から無理なら案内を出して頂かないほうがよかったです。プールも専
門の先生が少ないからと別の帽子をかぶるよう毎年承諾書が届きます。
(特学3年男子 母)
高等部は、7校陸上大会の練習・体育大会実行委員会・一部運動部の活動等で、弁当
を持っての登校日が11〜20日間ほどありました。しかし、その対象になるのは自力
通学ができる生徒と、親が送迎可能な一部の生徒に限られ、その他の多くの生徒は半日
の全校登校日があっただけです。学年によっては、もう1日登校日が設けられていまし
たが、事前に活動内容が知らされてなかったりと生徒にとっては参加が難しいものでし
た。
この夏休みは先生方は校内校外での研修に多くの時間を費やされたそうです。それを
基に今後の長期休暇について、さまざまな生徒に対応できる支援の方法を工夫していた
だきたいと思います。 (高2男子 母)
息子の作業所では、特別に「夏休み」というものを設けていません。各自が好きな時
に休みを取ることになっています。息子はお盆の間13・14・15日と休みましたが、
その間も仕事はあるので、休まず通っている人も沢山います。学校時代の夏休みは、長く
て持て余していましたが、作業所での生活では、現状の息子の体調を考えるともう少し休
みがあってもいいなと思っています。少し贅沢ですが。 (通所作業所男子 母)
【多治見地区】
*東濃特別支援学校
全校登校日 8月5日(日)半日
プール 8日間(小学部)(7月24〜27日・8月23〜24日、
28・27日) 親が付き添い
PTA行事 サマースクール 2時間(送迎は親がする)
*はなの木
日中一時支援 週2回 8時間以内(多い人で)
療育支援事業 夏休み期間中 2回(各3時間)
【恵那地区】
恵那特別支援学校小学部のサマースクールは、7月23日〜27日の5日間、後半
8月27日〜28日の計7日間で、午前9時から11時半までの2時間半でした。
その他学校行事として、7月28日の夏祭りと8月11日の登校日がありました。
中学部のサマースクールも7月24日〜26日の3日間と8月27日〜28日の計
5日間でした。サマースクールの期間中スクールバスは使用できず、親の送迎とな
り往復2時間、かえって負担がかかり参加をあきらめた親もいたようです。
恵那の地域では、動き回り、目の離れない子は手がかかるという理由から一時預
かりを断わられる場合も出てきます。ヘルパーが頼みの綱ですが、実質30分/週
であったり、1時間利用であっても、子供が帰宅後苛立ち不眠になるなど利用する
のがためらわれ、夏休みは家族にとっても長い試練となってしまいま
す。 (小5男子 母)
9 月 予 定
9月 5日(水) 役員会
9月11日(火) 施設部会・学習会
9月12日(水) のぞみ“サロン”
9月15日(土)16日(日) 夏季合宿・井川医師による研修会
9月29日(土)30日(日) 全国支部連絡会(東京)
≪講演会予定≫
10月14日(日) 講演会・研修会 養南病院 井川医師(多治見)
11月10日(土) 協会・のぞみ合同講演会(岐阜大学・大講堂)
講師:横浜リハビリテーションセンター 清水康夫先生