平成19年5月22日
支部報 NO.161 戻る
発行責任者 水野佐知子
平成19年度の目標は啓発活動
~ 自閉症を、発達障害を分かってください ~
期待する特別支援教育で本当に自閉症の子ども達は救われていくのか。
障害者自立支援法で支援される18歳までの児童は、療育手帳を保持しているのが原
則である。各市町村によって10項目3程度区分・非該当児に認定される。
程度区分3や2と認定された子ども達の多くは特別支援学校に在籍している。ごくまれ
に療育手帳非保持・非該当のケースもある。特別支援学級(旧特殊学級)にあっても同じ
ことが考えられる。(一般的に知的障害とされる児童をここでは論じない)
義務教育卒業時、高等部卒業時、学力・社会性の発達を含めて、区分3や2と認定され
た子ども達は、非該当・区分1または2に教育力によって改善されていくのだろうか。
現在までは、障害特性を理解して受け入れてくれる所は非常に少ない。 親たちは受け
入れ先を必死に探しまわる。現在よりは生き易くなることをこの教育に期待し、支部もでき
ることを協力していく所存である。
障害は個性であり、独自の文化圏の人達であると自閉症の障害について説く研究者も
存在し、広くその考え方は受け入れられているようだが、すべての人が一人ひとり違いを
持っている。
だからこそ、個性としてではない障害から目を背けてはならない。重篤な特徴があるこ
とを理解してください。環境や症状の変化により、他者攻撃や自傷、ひきこもりetcが生じ
ることもある。
心理学や教育だけで解決しないことも出現する。一担任一学校の固定的な教育のスキ
ームにとらわれた指導をおこなえばおこなうほど子どもは壊されていく。自己確立の弱い子
どもを追い詰めていく。
特別支援教育はぜひ自閉症・発達障害のわかる、経験のある医療関係者・行政とともに
(もちろん親も入れて)子どもたちの成長を考えていくことがベストと考える。
最後に、発達障害者支援法が施行されていることを忘れてはならない。
教育と福祉の連携
教育がスタートして、個別移行支援計画に基づいた遮携体制に注目しています。
学校卒業後、地域の作業所に通うようになり、4月当初いろいろな問題が発生しました。
職員の自閉症の理解度、他の通所者とのトラブル。この子の言語能力・行動等をどう理
解してもらえるかが一番の問題だったのですが、学校からのホローは何もありませんでし
た。
担任は新しい学級の事で手一杯で、当然卒業生のことまで手が回らないという現状があ
るとのことでした。作業所や家庭に様子を聞く電話の一本くらい入れられないのでしょうか。
すべての作業所といわないにしても、問題のあるところだけでも早急に対応すべきだと思
います。まだ、始まったばかりの計画ですが、学校は進路先との連携を積極的に進め進路
先からも相談しやすい体制を作ってもらいたいと思います。
多治見 西田
発達支援センターのぞみの「サロン」に參加して
今年度、発達支援センターとともに自由な話し合いの場としてのサロン活動を、希望ケ丘
学園「のぞみ」に設け、その第一回が5月9日におこなわれました。
診断を受けて、あまり時間が経ってないお母さん方のようで、皆悩みを打ち明けあったり、
情報交換の場を求めて參加しているようでした。そういう場として、「サロン」は良い試みだと
思います。ただ、発達支援センターが紹介され、その後関係機関の連携や受け皿などどのよ
うに連絡されているのか、時間内では十分に把握できませんでしたが、取り組むべき問題は
大きいと感じました。
子どもに対して一生懸命がんばっていること、先生やまわりの子ども達との関係に悩んでい
ることなど話しはつきませんでした。保健師・先生や親に、知的障害のない自閉症のことを知
らない方が多く、勉強面をがんばらせていたり、まわりの方に子どもの障害を話さず生活させ
たり、子どもに無理をさせているところがあったように思いました。そういう障害もあることを知
ってもらい、今のことだけでなく子どもの将来も親は考えて、何をしなければいけないのか考
えていく必要があると思いました。
恒例のハイキングの報告 -参加者37名-
5月3日、四国山香りの森公園にて、幼稚園から高校生までの9家族とボランテイアスタッ
フで、ハイキングをおこないました。快晴の中、シールラリーをしながら、88箇所巡りを終える
と、額には汗がにじむほどでした。
後半は、レクレーション協会 小原さんの指導で、乗り物ゲームや手作りの紙飛行機や大き
なスティックバルーンを飛ばして、ドーム中を元気に走り回りました。
半日という短い時間でしたが、事故もなく、子どもたちとボランティアが楽しく過ごすことがで
きました。(担当 藤井)