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岐阜県支部総会行われる
―自閉症理解を深める支援を訴えよう―
平成19年度岐阜県支部総会が5月24日(木)長良川スポーツプラザ2階大会議
室で開催された。参加者約90人。18年度事業実施報告、収支決算報告、19年度
事業計画案、収支予算案が、親部会活動案を含めて承認された。
18年は第19回自閉症協会全国大会が7月22日(土)23日(日)の2日にわ
たり
つにもなった。
全国大会開催に際して、改めて岐阜県・
のご援助にお礼申し上げます。
後半は、障害者自立支援法・特別支援教育、その中で知的障害で問題行動を持つ、
特に強度行動障害児(者)に対し、医療的な面からの子どもや家族への支援について
の研修会を前年度から引き続き行った。
伊自良苑からの報告では、今年度4月に伊自良苑施設長に就任された平下博文氏
から、現場の取り組みを見直し、自閉症の人たちの作業や生活を原点に立ち返って、
今後の生活の底上げをしていきたいという心強い講演を聴くことができた。
平下施設長は、平成4年4月伊自良苑自閉症者棟(30人入所)開設にあたり、
支部や発起人会との話し合い、建設準備時の苑サイドの中心的役割を現総括苑長と
共に果たし、伊自良苑と支部が現在も協力し合う関係にあることをよく理解する一
人でもある。自閉症の人たちとどのように付き合っていくか、職員はこの人たちと
どうかかわっていくか、長年考えてこられ、なによりも自閉症は知的障害と根本的
に違いがあることも理解されている。
地域生活を支える拠点になるように、お互いに本音を出し合いながら支部も応援
していきたい。
基調講演 岐阜県障害福祉課 課長
「自閉症など発達障害のある人たちへの理解促進と支援の推進について」
上記講演会については、テープを起こしましたので研修会で使います。
来賓の方々からは、励ましのお言葉をいただき、感謝とともに一層のご支援をお願い
申し上げるしだいです。
岐阜赤十字病院
加藤 俊彦 院長先生からは、精神科で児童について診察に取り組み、
8月には精神科病棟の改築工事も完了予定でなんらかの援助がいただけるということ
であった。病院に関して他県に行かなくてよい時代が来ることを心待ちにしている。
*ご出席のご来賓の方々を紹介いたします。
衆議院議員 野田 聖子 様 秘書 様
〃 棚橋 泰文 様 秘書 様
〃 園田 康博 様 秘書 様
前岐阜県議会議員 白橋 様 ・ 市川 様 岐阜県議会議員 伊藤 様
岐阜県健康福祉部保健医療課長 田中 様
岐阜県教育委員会特別支援教育課 課長補佐 安田 様 和田 様
岐阜県精神保健福祉センター 所長 丹羽 様
岐阜県中央子ども相談センター 所長 永井 様
そのほか、発達支援センターのぞみ、海
養護学校等の多数の関係機関のご出席があったことを報告いたします。
総会での会員の訴え
息子が、三重県小児医療センターあすなろ学園に入院してから4ヶ月になります。
県立あすなろ学園は、国指定の医療と教育と福祉とが連携した児童精神科の病院で
す。自閉症の医療がはじまり“子どもと家族が人として当たり前の人生が送れるよう
に”との願いを追い続け40年の歴史があり、院内の分校も支部長の時代の親たちが
街頭に立ち署名活動をし、県会に提出し設置され現在に至っていると聞いています。
病棟は全部で80床、それぞれの棟に分かれており、担当医、看護士、保育士、作業
療法士、生活指導員など職員が専門性を生かしたチーム医療で当たっています。
息子は入院当初のひと月間は観察期間で、その間面会は出来ませんでしたが、決ま
った時間に様子をこと細かに連絡してくれました。ふた月目から分校通学が始まり、
午前は分校、午後は病棟で1時半から2時半まで5人と個別の課題にそった療育プロ
グラムを受けています。曜日によって課題が決まっていて、スタッフの観察の結果か
ら、どういったところを手助けしたら本人の力で出来るのかを考えて指導していると
のことです。
分校は1組から6組まであり約40名が学んでいます。子ども達は6名でうち2名
は担当医の指示で1限が終わると病棟へもどり、息子を含む後の4名の生徒を介助員
含め3名の教諭が指導しています。一限目は毎回リズムから始まり、他人のテンポに
あわせるよう促し、また、15分間座っている練習をし、その間はチャイムや風船な
どを使い、立つ隙を与えないようにしているとのことでした。
入院前は教室にも入れず、激しい自傷をし、叫び続けていた息子が、45分間席に
つき落ち着いて課題に取り組んでいる姿を目のあたりにした時は胸がつまりました。
知的に障害があるだけの人はそれなりに周囲から学び、社会性を身につけることが
できるが、自閉症の障害を持っている人は根本的に社会性や行動面に弱さがあるので
改善されるということは困難であるため、あらゆる体験を通して一から教えていくこ
とが大切だということです。県立あすなろ学園に入院して、自閉症の障害に特化した
治療を早い段階から受けていたら…と思いました。
就学前、支部長の勧めであすなろ学園の外来に何回か通いましたが、当時、熱心に
指導されていた療育センターの先生から「夜寝ないとか、多動で大変だと主治医に訴
えると投薬されるし、薬のために指導が入らないといけないから大変と訴えないほう
がいい…。」と聞き、なんの知識もないまま、段々と病院から遠のいてしまいました。
今はこの時点での専門性のある医療の助けが必要だったとはっきりわかります。
的がはずれ、からまわりをしたことが、今の息子を作った要因のひとつと思います。
やがて、めどがついたら息子はこちらへ戻ってきます。特別支援学校には、家族支援
も視野にいれていただき、県立あすなろ学園との連携をよろしくお願いいたします。
ぎりぎりのところを何とかもちこたえている家族はうち以外にもまだまだ沢山あり
ます。県立あすなろ学園のような医療と教育と福祉の密な連携がとれた病院があれば
私たちのような家族は救われます。その実現のためであれば、会員として協力させて
いただきます。
県立あすなろ学園に入院したことによって私たち親子は救われましたが、入院まで
の道のりは支部長をはじめ多くの方々の長期にわたる支援の賜なのです。
のぞみにも県立あすなろ学園のような入所部門があると多くの自閉症の障害をもっ
た人たちとその家族が救われると思います。どうかよろしくお願いします。
≪市 町 訪 問≫
5月29日(火)
部長養老地区会員3名で、懇談を行いました。会員3名より、それぞれ自分の子どもの
障害特性を話しました。自閉症は、ひとりひとりの理解力や持続力も違い、個人個人差
があり、生涯にわたり、医療・教育・福祉との連携の上でそれぞれに合った適切な支援
が必要であるということを訴えました。
感じました。 そして、特別支援学校を卒業してくる自閉症の人数が、年々増えてきて
いて、町で1ヵ所しかない作業所の定員があと11名で、卒業後の進路に不安を感じて
いることや、
教えてほしいと訴えました。今回の懇談で、現状の問題点や自閉症の障害特性、支援の
難しさを少しでも分かっていただけたかと思いますが、引き続き理解を深めていくこと
が必要だ。川地
大垣特別支援学校小学部3年の息子について話しました。過食で常にみはりが必要な
事や、外出先など、自分の要求を通そうとして、所かまわず大声で奇声を上げてねころ
ぶ母親に攻撃をし、暴れだすととめることが出来ない。トイレに行くにも常にそばで指
示が必要な状況を訴えました。家庭で努力していきますが、学校卒業後、
作業所などで受け入れてもらえるか不安です。吉田
6月25日(月)、今年4月
支部長・西田東濃ブロック長・杉原・山内の出席でした。
市長には、自閉症児者と家族が安心して生活を送るための施策の整備充実をはかって
ください。ということで、以下のことを要望しました。
@市職員と特に福祉課・関係機関への自閉症理解の徹底に努めてください。
A自閉症児者の支援のための人材確保と現職員を含めた研修強化をはかってください。
B関係機関(精神科医師・保健センター・療育センター・福祉課・教育委員会・団体)の
連携体制作りと、発達支援センターのぞみとの連携
・情報交換会等の連携会議
・連携体制をとって相談事業の充実をはかってください。
C特別支援学校卒業生の増加に対する受け皿の整備・拡充
D市教育委員会に特別支援教育担当者を配置し、特別支援学校と連携して教員研修と情
報交換会を行ってください。
E特別教育支援員の増員(全小中学校へ配置)
@ からBに関しては早急に対応してくださるとの心強いお答えをいただくことができ
ました。
以下、出席者(小学5年生の子どもの母親)からお話したことの抜粋です。
卒業後について、地域でこの子を受け入れてくれるところがないので心配です。息子
が通う特別支援学校の5年生は22人おり、その内
内特別支援学級の卒業生が中学部や高等部へ進むので、卒業時にはさらに数が増えます。
息子の7年後を考えると、それだけの人数の受け皿があるでしょうか。就労できる子で
はありません。なんとか地域で生きていくために、社協が運営している通所施設の受け
入れ人数を増やし、自閉症をよく理解する職員を増やすような整備と拡充を、是非お願
いします。
6・7・8月の報告・予定
7月 3日(火) 役員会
8日(日) 協会総会(東京) 水野・西田出席
8日(日) 各務原ボーリング大会(川崎重工ボランティア)
11日(水) 発達支援センター のぞみ サロン
13日(金) 施設部会
8月25日(土) 久保 義和 先生 研修会
26日(日) 〃
*8月に伊自良苑作業体験学習