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このコーナーは、皆様がご来店時にご覧になったライヴの印象やご感想等を
ております。(特典は後日こっそりご本人様にご連絡いたします。)どうか皆様レポート形式で、書いていただこうと思います。我こそはと思う方は、どうぞ メールにてレポートをお寄せ下さい。スタッフの厳正な審査の結果、当コーナー でレポートを掲載させていただいた方には、もれなく特典をご用意してお待ちし 奮ってご参加下さい。 G.H.nineスタッフ一同 |
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2001.9.17 大野雄二トリオ 大野雄二p、鈴木良雄b、村田憲一郎dsジャズを聴きにいくと、必ず好きなジントニックを頼むのだけれど、 グラスも、中身も美味しいジントニックを入れてくれる所は、 私の知る限りそんなになくて、 GHnineは、その数少ないライヴハウスの1つだ。 一人でいっても、ウエイターが丁寧にサーヴしてくれる。 客である私は、安心して、ただジャズを聴きにゆける。 音楽以外に気を使わずに済むこと、これは案外重要だ。 GHnineでジャズを聴くなら、カウンター席だ。 一流のミュージシャンをこんな間近で聴いていいのかと思う程、近い。 ホーンプレイヤーなら、手を伸ばせばカウンター越しに、ぜったいに、 楽器にも、それを操る手にも触れてしまう。こんな距離で聴けるなんて、 本当に贅沢。いつも、私だけのための演奏か?と勘違いしてしまう。 もう幾度か来たGHnine、9階までの、エレベーターが上がっていく途中か ら、楽器の音が聴こえてくる。これもドキドキして好きだ。 ルパンが好きだという友人に誘ってもらって、 大野さんのトリオを聴きに来たのは2度目。 友人は、ルパンシリーズのCDを聴いて、ジャズに興味を持ったそうで、 そういうジャズへの入口もあるのだと思ったことがある。 大野さんならではの、敷ける道、である。 前回、ルパンのテーマを演奏していただいた時は、友人も私も大感激だった。 今晩は、マイファニーバレンタイン、ミスティーなど、曲をあまり覚えていない 私でもわかるスタンダードが中心だ。大野さんは、ほとんど喋らないけれど、 ライヴを聴き終わると、居心地のいい人と会ってきたような、 いい気分になるのはどうしてだろう。 私にはそれがとても魅力的だ。 鈴木さんのベース、村田さんのドラムス、3人の、ベテランの味のしみこんだ、 音のプール。こういうのを贅沢というのだ。 落ち着いているわけではなくって、躍動感があって、生き生きとしていて、楽しい。 なのにすっかり安心して、身を委ねて聴いている。 ルパンの曲を作った大野さんの音楽は、奥深い。いいジャズ聴いたなあ。 いいなアと思いながらジントニックを口にして、音とお酒をごっくん、と深呼吸の ように飲み込む時、私は、ライヴでジャズを聴く幸せをかみしめる。 ピアノの後ろに壁には、ルパンの絵がいくつも飾ってある。 大野さんのお家(もちろん行ったことないけれど)で聴かせてもらったみたいに、 くつろいだ時間が流れている。吉原 育子