三角関数(sin(x))は下式のように、xの1乗、2乗、3j乗・・・(無限につずく)の足し算、引き算に展開できる。これをテイラー級数という。 sin(x) = x/1! - x3/3! + x5/5! - x7/7! + ・・・・・・ n!はnの階乗(ファクトリアル)といい、5!=5・4・3・2・1=120となる。エクセル関数はFACT(5)である。 一般的に、関数f(x)において、テイラーの定理が成立し、テイラーの展開式の剰余(Rn)が0に収束する場合、関数は次の無限級数 ∞ f(x+a) = Σxn/n!・f(m)(a) n=0 となる。これをテイラーの級数という。 f(m)(a)は関数f(x)のm階微分関数において、xにaを代入した値となる。 a=0 の場合、 ∞ f(x) = Σxn/n!・f(m)(0) n=0 が得られる。これを特に、マクローリン級数という。 |
関数 f(x) = sin(x) をテイラー級数に展開してみよう。 sin(x)の微分が-cos(x),cos(x)の微分がsin(x)であることを理解していれば、 下表のように、sin(x)を無限に微分することが可能である。
テイラー級数式とこの表より、 sin(x) = x/1!-x3/3!+x5/5!-x7/7! + ・・・・・・ となる。 |
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エクセルを用い、三角関数sin(x)をテイラー展開し、どこまで関数近似が可能か確認しよう。 xの範囲は-5から5までとする。 ![]() 図1 三角関数:sin(x) をテイラー展開したエクセルシート ![]() 図2 三角関数:sin(x) をテイラー展開した結果のグラフ 図2より、x=0近辺では、低次のテイラー級数でも精度がよいが、xが0から離れるに従い、 高次のテイラー級数が必要となってくる。 |

