![]() 図1 数学と理科の得点相関図 |
![]() 図2 数学と英語の得点相関図 |
16人のクラスで数学、理科、英語のテストをしました。その結果は図1です。 ![]() 図3 数学、理科、英語のテスト結果 図3のテスト結果に基づき、得点相関図(図1、図2)を作成しました。図1より、数学と理科の得点には相関関係が強く、数学の得意な人は理科も得意であることが定性的にわかります。2組のデータ間の相関関係を定量的に示す指標が相関係数です。 2組のデータ(xi,yi),(i=1,2,3, ・・・・,n)が与えられた時、その相関係数(r)は(1)式となります。 r = Σ(xi - xav)(yi-yav)/(√(Σ(xi-xav)√(Σ(yi-yav)) ・・・・・ (1) xav = (Σxi)/n :xiの平均 yav = (Σyi)/n :yiの平均 また、(1)式は(xi,yi)の共分散をそれぞれの標準偏差で割ったものと同じです。 相関係数(r)は -1< r < 1 の実数値であり、rが1に近いときは2組のテータに強い相関関係があり、rが-1に近いときは負の相関関係にある。たとえば、テレビを見る時間とテストの得点は負の相関係数あると思われる。また、rが0に近いときは2組のデータ間の相関は弱い。 |
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相関係数を求めるエクセルの関数はCORREL(X配列,Y配列)又はピアソンの積率相関係数を求めるPEARSON(X配列,Y配列)です。図4のように、数学と理科、数学と英語の相関係数を求めます。 ![]() 図4 相関係数を求めるエクセルデータ |
![]() 図5 数学と理科の得点相関図と回帰直線のグラフ |
相関図の点列に出来るだけ近い直線が回帰直線です。回帰直線は点列と直線の距離を最小にする最小2乗法で求まります。 回帰曲線はxiとyiの平均値(xav,yav)の点を通り、傾きが次式の直線となります。 回帰曲線の傾き(a) = Σ(xi - xav)(yi-yav)/Σ(xi-xav)2 = r・σy/σx ・・・・・ (2) r :xyの相関係数 σx:xの標準偏差 σy:yの標準偏差 参考:エクセルを用い平均値と標準偏差から偏差値を計算する よって、回帰直線の方程式は次式となります。 y = a・(x -xav) + yav ・・・・・ (3) 回帰直線が垂直の場合、傾きが計算不能(σx=0となり0割エラーが発生する)になる。そのことを考慮し(3)式は(3)’式とした方か良い。 σx(y - yav) = r・σy(x-xav) ・・・・・ (3)’ |
平均値を求める関数はAVERAGE(配列)、標準偏差を求める関数はSTDEVPA(配列)です。 図6のように、(2)式により回帰直線の傾きを求め、(3)式により回帰直線の始点と終点を計算します。 ![]() 図6 回帰直線を求めるエクセルデータ |

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