![]() 図1 空間の3点と平面の方程式の説明 |
Excel VBA 2007/2003/2002対応(できる大辞典) ワープする宇宙 |
空間の点は座標値(x座標,y座標,z座標)で定義できる。 空間の3点をP1,P2,P3とすると、 P1を( x1, y1, z1) P2を( x2, y2, z2) P3を( x3, y3, z3) とおける。 空間上にある平面の方程式は(1)式となる。 ax + by + cz + d = 0 ・・・・・ (1) (1)の平面の方程式がP1(x1,y1,z1)点を含むためには ax1 + by1 + cz1 + d = 0 ・・・・・ (2) が成立する必要がある。 同様に、(1)の平面の方程式がP1,P3点を含むためには ax2 + by2 + cz2 + d = 0 ・・・・・ (3) ax3 + by3 + cz3 + d = 0 ・・・・・ (4) が成立する必要がある。 |
平面に対し、直角方向を向くベクトルを法線ベクトルという。 平面の方程式(1)の係数(a,b,c)は平面の法線ベクトルとなる。 平面の法線ベクトル(a,b,c)が求まれば、(2)式を変換した(5)式 より d が求まり、平面の方程式が定まる。 d = - ( ax1 + by1 + cz1) ・・・・・ (5) |
点P1から点P2ベクトルのベクトルをS、点P1から点3ベクトルのベクトルをTとすると、 S = ( Sx , Sy, Sz) = ( x2-x1, y2-y1, z2-z1) T = ( Tx , Ty, Tz) = ( x3-x1, y3-y1, z3-z1) となる。 平面内のベクトルS とベクトルT の外積 (S×T)は2つのベクトルに直角となる ベクトルであり、平面の法線ベクトルと同方向をとなる。すなわち、 (a,b.c) = ( Sx , Sy, Sz)×( Tx , Ty, Tz) = (Sy・Tz−Sz・Ty,Sz・Tx−Sx・Tz,Sx・Ty−Sy・Tx) ・・・・・ (6) 参考:エクセルを用いたベクトルの外積計算 となる。 法線ベクトルは大きさは1の単位ベクトルに設定する。 |
図2のように、空間の3点を設定すれば、エクセルで平面の方程式を求める ことが出来る。 ![]() 図2 平面の方程式を求めるエクセルシート |
図3のように、平面の方程式の係数(a,b,c)に適当な数値を設定し、空間3点でのax+by+cz+d を計算します。 計算結果が0になれば正解ですが、係数が適当なため0にはならない。 法線ベクトルの大きさ a2 + b2 + c2 も計算します。 ![]() 図3 係数(a,b,c,d)から空間3点のax+by+cz+dを求めるエクセルシート ツールバーで、ツール→ソルバーを選択するとソルバー:パラメータ設定画面が現れます。 目的セルにはダミーのセルを設定します。目標値は最大値を選択します。 変化させるセルには係数(a,b,c,d)のセルを設定します。 制約条件として3点のax+by+cz+dの値=0とします。また、法線の大きさ=1とします。 ![]() 図4 ソルバー:パラメータ設定画面 図4のソルバーの実行ボタンをクリックすると、 ![]() 図5 ソルバーを実行し平面の方程式を求めるエクセルシート 図5のように、平面の方程式の係数(a,b,c,d)が算出され、空間3点のax+by+cz+d の値が0となっている。 また、ベクトル外積で算出した場合の係数(a,b,c,d)と同値である。 |

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