本の密林・探検日記


2003年
2月23日

国会図書館の蔵書検索がNDL-OPACに変わりましたが以前のWEB-OPACと何がちがうのですか?

祝・国立国会図書館NDL-OPAC本格稼動!

今年、正月明けから、国立国会図書館では、さまざまなサービスが本格的に稼動した。
昨年秋から稼動していたものもあるのだが、試験的な部分もあったので紹介するのを控えていた。
が、稼動状況は順調らしく、それにともない以前のOPACの運用がまもなく停止するということなので、改めて紹介したいと思う。
WEB-OPACで検索が可能だったのは和図書と洋図書だけだった。 NDL-OPACで検索できる主なものは下記の通り。(詳細は「国立国会図書館蔵書検索・申込システム」画面の「利用の手引き」をご覧ください)



■日本語の図書  約269万件
■外国語(アジア諸言語は除く)の図書、国際機関資料、欧文児童書、洋非図書  約30万件
■国内博士論文、海外博士論文  約28万件
■和洋の古典資料  約5千件
■雑誌記事索引 約558万件
■規格資料 約8万件



こうして検索できるものを改めて確認して、やはり嬉しさがこみあげてくる。
これまでは県立図書館まで出かけなければ手に入らなかった情報が、家・職場にいながらにして手に入るのである。
市井の研究者はもちろん、小規模図書館・企業の資料室に勤務する方にとっても、ありがたいデータベースだろうと思う。
大学生・大学院生なら、これらの情報のほとんどは、大学図書館で得ることができる。
が、大学を離れた途端、その恩恵は受けられなくなり、このサービスを求めて、遠方まで交通費と時間をかけて出かけていかなければいけなかったのだ。
今回本格稼動したNDL-OPACは、それらのデータベース機能を十分に備えており、しかも、事前に登録しておけば、著作権に抵触しないかぎり、文献の複写依頼もインターネット上から可能なのだ。
便利な世の中になったものだ。


図書検索の人名件名も一工夫された。
ジンギスカンをテーマにした書籍をリストアップする時、人名検索欄に「太祖 元」の2語をいれてAND検索するようこれまで説明してきたが、NDL-OPACでは「ジンギスカン」でも「チンギスハン」でも「成吉思汗」でも、同様にリストアップできるようになった。
評論・伝記の書籍を探すときの利便性が増したわけである。
大変な労力だったろうし、これからもこのデータベースを維持するのには、データ作成者の知識と労力の継続が必須になる。
一般の検索利用者の方々には、そのことをどうか理解していただきたいと思う。
有益なデータベース作成・維持には、労力(お金も)がかかるのです。


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