「イッコちゃんはボーダーになれたかな?」


 今回は、先日うちのスクールに参加してくれたイッコちゃんのお話です。

イッコちゃんは、都内某信用金庫にお勤めの21歳の女の子
桜井幸子を幼くして子ギャル風にしたようなカワイイ感じの子です。
(私から見ると若い女の子はみんなカワイイ子になちゃうんだけど。^_^)

 今回は昨シーズンから何度かスクールに参加してくれてるリピーターのマリコちゃんのお友達ということでふたりで来てました。
「なんでスノボやってみようと思ったの?」
「スノボのウェアーがカッコイイからやってみたかった。」だって。


 なんとイッコちゃんは、その日、黒のミニスカにロングブーツで来ちゃったりして、とてもこれからスノボしにゲレンデまで行くとは思えないようなイデタチでした。なおかつ荷物 はディバッグひとつだけ。ウェアーは先輩のを借りてきてて、ボードはレンタルです。

 いつものように「今までスポーツは何かやってた?」
「中学の時にバスケットをやってました。」
「それじゃ足腰はしっかりしてるんだ!」
「スキーはやったことある?」
「ないんです」

 とかいう話でその日のスクール生の運動神経チェックでもイッコちゃんはかぼそくて思いっきり抱きしめたら壊れちゃいそうな女の子。大丈夫かな?スノボって思ってる以上にハードなスポーツなんだけどな。。。(^^;)


 ここでちょっと武尊オリンピアスキー場のゲレンデ情報
’95年2月4日(日)天候 1日晴れ ほぼ無風 混雑状況 最大リフト
待ち約5分 ゲレンデはやや混み 積雪いっぱい 雪質 普通
昨シーズンは(スキーヤー):(ボーダー)≒50:50
だったのが
今シーズンは(スキーヤー):(ボーダー)≒20:80
初心者用の一番下のファミリーゲレンデはトドのような初心者
ボーダーの群れ、昨年はスキーヤーのグループとか家族連れが
多少はいたのに、今年はどこを見てもボーダーボーダーぼうだあ
昨シーズンは無かったスノボスクールも出来てたりしてボーダー
の滑走制限も昨シーズン土日のみOKだったのが今シーズンは
土日月と祝祭日が加わっていた。すいてて穴場だったんだけどナ。


 その日の初心者クラスは、イッコちゃんと、もうひとりスキー歴4年「スキーは普通に滑れます」と言ってた24歳の調理師のおねーさんと二人だけ。いつものように初心者レッスンの「スケーティング」「サイドスリップ」をやったあと「斜滑降」をちょっとやっていざリフトへ。
 今回は人数が少ないのでペースが速い。元スキーヤーのおねーさんはリ フトも一回でひとりでクリヤー。でもイッコちゃんは危なっかしいので横 で腕を持ってアシスト。 その後1.5時間くらい斜滑降で端まで行って、 板をひっくり返してまた斜滑降を繰り返してお昼休み。この時点で イッコちゃんはもうくたくたの様子。お昼のカレーも半分も食べなかっ たし体調も余り良くないのかな?


 一時間位休んでから午後のレッスン。斜滑降をリフト2本位やった後、 ターンの練習。でもこのころになると、イッコちゃんも元スキーヤーのお ねーさんも完全にお疲れモードに入ってしまいなかなか前傾姿勢が維 持出来ない。直滑降の状態でボードを押さえてやってゆっくりスター トしてさーターンと途中まではいいけれど前傾をこらえきれずに転んで しまう。教える方も一生懸命だけど教えられるほうも一生懸命。

「がんばれイッコちゃん!」

 結局午前3時間弱、午後2時間程度のレッスンで最後の最後で一番
下の緩斜面で、やっとターンができた!!右回りも左回りも。
「イッコちゃん出来たじゃん。おめでとうございます。」
「ありがとうございました。(*^_^*)」と言った満足げな笑顔が見たくて懲りも
せず毎回スノボ教えている私どもでした。


レッスン終了後「今日の感想は?」とイッコちゃんに聞いてみたら「疲れ ました。。。。でも楽しかったです。また来ます。」

 と言ってくれたけど、ゲレンデを後にしたとたんにリヤシートで爆睡モードに突入して関越道の2回のトイレ休憩でも起きる気配が全く無い。
 8時半に練馬のファミレスで夕飯にした時もほとんど放心状態でよっぽど疲れた様子。


 後で弟と
「やっぱり普段運動してない女の子には今日のレッスンメニューだときついのかな?。。」
「人数が少ないんでペースがあがり過ぎちゃうから休み休みやったんだけどなあ。。」
とつくづく考えさせられてしまった。

 あまり教えすぎても体力的にきついし、教えなくても満足してもらえないし。
何度やってもスノボ教えるのは難しい。


「イッコちゃんこれに懲りずにまたスノボやってくれるかなあ?」
「イッコちゃん早く元気になってまたスノボしようね(^^)!!」


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