エビの病気、寄生生物
●ミズカビ(?)に寄生されたミナミヌマエビ
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iwaさんがネットで購入したミナミヌマエビに、飼育後1週間ほどで、このような白いモヤモヤが生えてきたそうです。横から見ると、ちょっと前のベッカムみたいでカッコイイ(ヤスヒロ隊員談)です.....(・\・;) 良く見ると、額角の両側二列にフサフサと生えています。
僕が思うに、輸送時の外傷にミズカビが付着したんじゃあないでしょうか?.....でも、購入したエビがことごとくベッカムっていうのも不思議です。ちなみに、一週間ほど飼育後、脱皮と共に、白いモヤモヤも無くなったそうです。
●緑藻に寄生されたヌマエビ
normani隊員が採集してきた30匹ほどのヌマエビのなかに、一匹だけ混じっていたのがこのエビです。腹肢にぶら下がる緑色のモノはタマゴではなく、寄生生のシオグサの仲間(Cladophora sp.)のようです。
....で、その後、このエビは脱皮しましたが、脱皮殻と体にそれぞれ少量の緑藻がくっついた状態のままです。エビの健康に悪影響があるかどうか.....は、依然として不明です。その後の経過や詳しいことなどはnormani隊員のHP( )でチェックを!
ちなみに...... 「シオグサ属の一種(Cladogonium ogishimae Hirose et Akiyama:希少種)は、淡水エビに寄生し、細胞は葉緑体を欠く。仮根細胞は糸状に分枝しエビの筋肉組織中に広がる。遊走子嚢は葉緑素を含み、糸状体の頂端に形成される。直立する糸状体は葉緑体を欠き、遊走子嚢は葉緑素をもつことから、菌類と藻類の中間的な形質をもつ等、本種は特異な形質を持つ。」とのことです。この写真の藻類が本種かどうかは不明ですが、近縁の種であることは間違いなさそうです。ちなみに、水槽内の嫌われ者として有名なヒゲゴケも、シオグサの仲間です。
参考文献 ・Hirose, H. and Akiyama, M., 1971. A colorless filamentous chlorophy ceous alga, Cladogoniumogishimae gen. et sp. nov., parasitic on fresh-water shrimps. Bot. Mag. Tokyo, 84:137-140.
・廣瀬弘幸・山岸高旺 編, 1977. 日本淡水藻類図鑑, 内田鶴圃新社.●エビノコバンに寄生されたスジエビ
(あんまりきれいな写真じゃあないので、そのうちに差し替えします....) 仙台市内の梅田川で採取したスジエビにくっついていたのがこのエビノコバンです。エビノコバン(Tachea chinensis Thielemann)は、主にスジエビやテナガエビの仲間の頭胸甲部にひっついて、体液を吸います。エビからエビへと渡り歩いて寄生するそうですが、そんなに実害はないそうです...(・\・;)
ちなみに、主にヌマエビに寄生するエビヤドリツノムシという生物が京都府のレッドデータに掲載されています。が、ココ何十年も見つかっていないようです。