●このページの目的

 

 現在ショップには様々な名称のエビが売られています。一方で、エビに関する飼育・繁殖の知識は売る側の人達にあまり浸透していないようです。このことはエビを愛する我々珍エビ捜索隊隊員にとっては死活問題(「エビが不調だと1日ブルーだ...」)であり、ショップと問屋さんでの勝手なネーミングは、この混乱に拍車をかけるものです。そこで、我々が日々苦労して集めたショップ情報・飼育のテクニックを共有して、データベース化しちゃおう!というのが主たる目的です。それもこれも全てはかわいいエビのためです。

 本ページには環境庁によるレッドデータブック記載種が多数紹介されていますが、これらの貴重な人類遺産を捕獲する事を目的とはしていません。あきらかに絶滅危惧種・希急種などを捕獲販売するような悪質な業者(いるかどうかは分からないけど)の金儲けに協力しないため、そしてなによりも貴重な種を絶滅させないためにも、必要な知識として掲載しました。

1999年5/28 編集委員(隊員番号0010)


●参考文献

●山崎浩二編、2000、シュリンプ&スネイル、(株)ピーシーズ、ISBN4-938780-46-1 C3676

日本のヌマエビとテナガエビ、外国産のエビが紹介された本。写真が綺麗な一冊です!お勧め!

●鈴木廣志・佐藤正典、1994、かごしま自然ガイド淡水産のエビとカニ、西日本新聞社、ISBN4-8167-0357-8 C1045

現場採集の方法〜種の同定、飼育方法まで分かりやすく書かれています!お勧め!

●林健一、1989〜1990、日本産エビ類の分類と生態(45)〜(51)、海洋と生物(60〜66号)、生物研究社

雑誌に連載しているシリーズです。日本産の全てのエビを網羅する、壮大なる連載です。超必見!

45〜51では淡水産のヌマエビ科について解説。

●林健一、1999〜2000、日本産エビ類の分類と生態(108)〜(114)、海洋と生物(124〜130号)、生物研究社

こちらはテナガエビ上科の分です。

●橘高二郎・隆島史夫・金澤昭夫、1996、エビ・カニ類の増養殖、恒星社厚生閣

水産業上重要種のエビ・カニについて、さまざまな話題が....

●川村多實二原著、昭和61年4版、日本淡水生物学、北隆館

カブトエビ、ホウネンエビ、カイエビなどについての解説がされた貴重な学術書です....


●日本版レッドデ−タブックによるカテゴリー

○絶滅種

○絶滅危惧種(絶滅の危機に瀕している)

○危急種(RR(現在の状況が続けば近い将来絶滅に瀕する)

○希少種((生息条件の変化によって容易に「危急種」あるいは「絶滅危惧種」に移行する可能性がある)

○地域個体群

 エビ一覧のコーナーで、もしくはRRのマークが付いているエビは結構レアなエビではありますが、自然集団がそれほど大きくなく、環境の急変などで、容易に絶滅する心配があります。地域格差が大きい淡水エビにとって、地域集団の絶滅はその種全体にとって致命的なことです。むやみな乱獲は控え、採取モノの危急種や希少種を平気で販売するショップなどは許さないようにしましょう。

 ショップから連れてきたえびを自然の中に放流するのもやめましょう。在来種を駆逐する恐れもあるし、種の分化が発展途上なえびでは容易に雑種を形成し、貴重な地方集団をダメにしてしまう恐れがあります。たとえ同じ種類がいても、地方ごとに遺伝子が微妙に異なるエビは絶対に放流してはイケマセン。

 

詳しくは....

EICネット(環境庁による環境情報の提供・交流のコーナー)へ!


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