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九十九里平野を拠点としたクワガタ・カブト活動を私的な日記風で公開しています。インターネットでは不特定多数の人々への露出を前提とするので最低限のマナーは心得ますが、個人の勝手な解釈や思い込みが目立つ表現が含まれることがあります。
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千葉県レッドデータブック


平成21年7月9日 採集 21時 26℃ YT092306 他

今日も1 日曇りで時々小雨なのは昨日と同じで、強風が止まらないのもこれまたそっくり。今年初の熱帯夜になったにも拘らず、これでは虫は全く期待できない。
どうしてもポイントYT092306 でヒラタの雌を採集したいところなので、バナナを仕掛ける事にした。 焼酎漬にしたバナナを台所ゴミ用網袋に放って、目星を付けている木にぶら下げるのだ。今日は虫日和ではないがバナナ設置の名目で林に出撃した。さて、狙っている虫は捕まるだろうか。どんな虫がバナナに来るだろうか。楽しみだ。

■YT092306
今日もコクワすら見なかった。だが樹上3m 位のところでコカブトを観察した。大型個体だった。多分雄だろう。僅かな樹液場にはカナブンも6 匹付いていた。このポイントの2 箇所にバナナを仕掛けた。

■YT062808
ここでも樹上3m 辺りにコカブトがいた。今度は雌のようだった。後はコクワがたったの3 匹だけだと思っていた。ところがどっこい、凄い虫に遭遇。地面に雌クワガタが歩いていた。それも上翅のスジから明らかにコクワではなくヒラタの雌。泥汚れの為に艶はないし大きくもないのだが、直ぐに体形とスジからヒラタと判った。「ヒラタだ!やった!」と思わず独りで呟きながらカメラを取り出して、生態写真を撮影してから採った。あっさりと今年の目標 (平成21年7月5日 雑記 ) 半分を達成してしまった。
この雌が歩いていた場所は、先日ヒラタの雄の屍骸 (平成21年7月6日 採集 21時 21℃ ポイントYK062008 他 ) を確認した木の幹の下だ。やっぱりここにヒラタがいてくれた。良かった。
今日は予想もしなかった大きな成果が上がった。バナナを仕掛けて来た後だったのは幾らか悔やまれるが、あそこでバナナに何か虫が集まるかどうかだけでも確認出来るだろうからヨシとしよう。
今日採集した雌は、将来我が家のクワトープに放すヒラタ達の種雌になって貰う予定だ。我が家に放す虫の種親は、やはり我が家周辺の虫である必要がある。だから必死になって拘りの採集を続けているのだ。この雌には沢山の子を産んで貰いたいものだ。

■今日の収穫
ヒラタ 1♀ (持ち帰り )
コクワ 3exs
コカブト 2
地面を歩くヒラタ雌



平成21年7月8日 採集 20時 25℃ YT092306 他

今晩のお供
今日は1 日曇りで時々小雨がぱらつく事もあった。夜はまるで昨日の続きのように蒸し暑いものの、日中からの強風が止まず、気温が良いのに残念ながら虫には向かない日だと考えられた。しかし、この気温だし、今日は倅が幼稚園にカブトを持って行ったのを次女が見ており、その次女も幼稚園に持って行くカブトを欲しがり出しているのもあって、どうしても足が林に向かっていた。当の次女と長男もお供した。小さい女の子ながら次女はやる気満々のようだ。いつもなら母親がいないと駄目なのに、母親なしで虫採りに来た事自体が快挙だ。

■YT092306
コクワすら見なかった。1日来なかった間に林の目の前に街灯 2 本を立てられてしまった。次は林や古木の伐採か ? 何か良いニュースはないんだろうか。

■YT062808
ここでコクワが見られた。期待のカブトはいなかった。子供はコクワを弄って楽しんでいたので、ここで幾らか救われた。

■ポイントHS090705
去年の惨劇「平成20年7月17日 採集 23時 25℃ 某所」 に見舞われたポイントだ。まだ何本かの木が残っているので行ってみた。伐採された土地には新築の家が並んでいた。
虫の方は、まるで樹液が出ておらず閑散としていた。カブトなら採れるだろうと思っていたが、今年はまだ早いようだ。
今日はカブトがおらず、子供には残念な思いをさせてしまった。特に折角勇敢にも一緒について来た次女は可哀想だった。明日は昨日採れたカブトを次女に持たせて幼稚園に行かせようと思う。

■今日の収穫
コクワ 4♂♂ 2♀♀



平成21年7月7日 採集 21時 24℃ 某所

40mm 位のヒラタ
久しぶりに朝から晴れて気温が上がって夜になっても蒸し暑い日となった。 今日は仕事の後に歯医者に行って明日も仕事できつい日程なのだが、そんな軟な事は言ってられない状況だった。今年になってから、晴れの日はVW、雨なら軽と決めていたが、天気予報を見て晴れだと分っていたので予め軽で出勤していた。軽には雨の日の足車と採集車の役を担って貰っている。今日は晴れなのに軽だ。行き場所は決まっている。今日のような日を逃す手はない。

どこも樹液はぼちぼちといったところ。激しく匂って噴出しているような場所はまだない。それでもコクワは増えているし、カブトは普通の虫になりつつある雰囲気だった。多い木では1 本に6 匹のカブトが付いていた。倅が幼稚園に持って行きたがっているので、鷲掴みで採れた雄カブトを3 匹持ち帰った。
今日の最大のニュースはヒラタ。今までいないと思っていたポイントでヒラタを発見した。それも山側。九十九里平野では北総丘陵地帯へと続く山側では、ヒラタは全く期待出来ない。しかし、今日はその常識が打ち破られた。山側でヒラタがいたのだ。小生の山側でのヒラタの採集は、恐らく小学生以来ではないだろうか。山側でも昔はいた事はいたが、ヒラタそのものが珍品だったし、山側での採集は数える程度だったと思う。確固たるヒラタを大人になってから山側で確認したのはこれが初めてだ。これだけの時間を注ぎ込んでいても、山側のヒラタは非常に珍しい。
そのヒラタは、最初は捲れの中から大顎だけを覗かせていた。ヒラタだと分ったので、写真を撮ろうとしてピント合わせの為に懐中電灯を照らしていた。ところが幾らやってもピントが合わず四苦八苦している内に、何とそのヒラタは捲れからのこのこと出て来てくれた。写真だけと思っていたが、鷲掴みで手に取る事が出来た。しっかりとヒラタである事を噛み締めながら、またそのヒラタを捲れに戻した。戻した捲れが違う捲れで今一つ浅い場所だった事に気付き、また取って深そうな洞に入れてやろうとしたが、尻だけもろ見えに出した儘固まってしまったから諦めて放っておいた。

今日は良い感じで蒸し暑くて虫日和であったし、九十九里平野でのカブト・クワガタが、オオクワ以外は勢揃いしたので、大変に充実した日となった。自然よ、楽しませてくれて有難う。

■今日の収穫
ヒラタ 1♂
ノコギリ 1♂ 1♀
コクワ 20 以上
カブト 15位 (3♂♂持ち帰り)



平成21年7月6日 採集 21時 21℃ ポイントYK062008 他

7月4日の棚卸で繁殖セット予定が明確になっていた物の内、今日はコクワ類の作業を終えた。後は関東ヒラタの一部とオキナワヒラタ、オキナワノコギリのセットを組めば、今年の飼育ノルマは達成の段取りだ。
夜は自宅から近場の以下のポイントを巡回した。気温が今ひとつだったが、梅雨真っ只中で雨が上がっている時期を見計らってのお勤めだ。カブトが欲しいという倅も同行したが、残念ながら1 匹もカブトを見る事はなかった。

■YT092306
近辺で年々宅地化が押し寄せていて心配な場所だ。樹液がちびちび出るか出ないかのような状況で、コクワを見つけるのがやっとだ。ここはまだこれからのようだ。

■YT062808
最初は前胸部の部品が目に入って、その大きさからコクワの屍骸ではないとは分っていたが、木の裏側に行ってみたら頭部も落ちているのが分った。50mm 弱と思われるヒラタの雄だ。破損の状況から今年の越冬個体が活動後に死んだと考えられる。去年はヒラタがいるだろうとは思っていても、証拠が見付からなかったので、今晩の屍骸で大きな進歩となった。大収穫だ。
他にはコクワが10匹位いた。

■HG072707
ここは犬に吠えられるので余り来たくない場所だが、ヒラタが棲息しているし、良い木なのでどうしても見ておきたかった。樹液が滲んでいるような部分が見えたが、今晩は何もいなかった。

■YK062008
全く樹液が出ておらず、虫は1 匹もいなかった。

■今日の収穫
ヒラタ 1♂ (屍骸)
コクワ 10以上
50mm 弱のヒラタの屍骸



平成21年7月5日 雑記

今年初のアブラゼミの鳴き声を確認した。夜勤で出勤途中の16時頃、北総での事だ。 去年は7月1日で九十九里平野の方が先だった。
沖縄では梅雨が明けて1 週間位だが、本州ではまだまだ曇りと雨の日々が続いている。去年は本州で梅雨明けが聞かれたのが7月16日なので、梅雨明けには後10 日か2 週間位は掛かるのだろうか。
今年は去年よりも涼しい日が多いようで「夏」が幾らか遅いし、最近は曇りか雨で気温が上がらない日が多く、目当ての虫を探しに行ける日が少ない。 今夏の目標は千葉県の某ポイントのヒラタの雌とオオクワの雌の採集とその累代飼育だ。(毎年目標が同じ ? ! ) 目当ての虫に出合える事が出来るだろうか。ヒトの雌よりも恋しい虫の雌。



平成21年7月4日 飼育 棚卸

能率的に飼育するには、年に1 回は飼育数の把握をしないと駄目なようだ。そうしないと、規模が大きくて何が何だか分らずに、只闇雲に絶やしてしまう種を出すだけだ。
総数385 + α(材) だから、材から得られる幼虫を凡そ足すと、420匹程度にはなるだろう。棚卸したお陰で、次に繁殖セットを組む種とその時期が自ずと決まった。 特に伊豆利島産コクワとハチジョウコクワは、あんなに腐る程成虫がいたのにも拘らず、累代飼育が危うい状況になってしまったのが意外だ。今年は最優先される種である。

産地
世代
成虫数
幼虫数
※繁殖セット中は背景を黄色表示

※繁殖セット予定は背景を赤色表示

※材とは幼虫が入っていてまだ解体していない材の意

※成虫数の()は未活動成虫の数
コクワ
五島福江島αWD3
αWF110
βWD1
βWF11
伊豆大島αWF111 (5)2
βWD1
βWF12
伊豆利島αWF14 (1)
βWF11 (1)
伊豆三宅島αWD2
αWF151
βWD2
βWF1
ハチジョウコクワガタ
伊豆八丈島αF33
αWF14
βWF16
トカラコクワガタ
悪石島αF442
βF42
βF517
ミシマコクワ
黒島αF32
αF43 (1)
βF49
ヤクシマコクワ
屋久島αWF11

αF27
βF25
アマミコクワ
奄美大島αF58
βF32
βCBF11
トクノシマコクワ
徳之島αWF11
αF2173
βWF14
リュウキュウコクワ
国頭村αWD2
αWF1171
βWF14
βF2
スジクワ
千葉県
アカアシクワガタ
福島県WF1
1
オオクワ
千葉県横芝αWD1
βCBF116
βF32
αF51
北海道F32
F43 (3)
ムシモンオオ
イタリア
サルディニア島
αCBF12
αF2
βF51
βCBF114
関東ヒラタ
九十九里平野産
ポイントTT010106
αF111
αWF112
αF21
βWF161
九十九里平野産
ポイントOS092405
αWF12
αF25 (1)10
βF161
九十九里平野産
ポイントYT092306
WD
WF13
ゴトウヒラタ
五島福江島WF11
F281
オキナワヒラタ
国頭村WF114

大宜味村WF11
F2
6
ハチジョウヒラタ
伊豆八丈島CBF12
F22
オキナワノコギリ
国頭村αF2175
βF2
12 材1
ミヤマクワガタ
千葉県WF13 (2)8
ネブト
千葉県
カブト
千葉県横芝F4
5
コクワ
ヒラタ
産地不明累代不明 7
3

★合計 385 + α(材)




平成21年7月1日 飼育

今日は休みで丸1 日自宅で虫の世話をして過ごした。朝10 時から始めて途中の昼食や夕食、犬の散歩、及び子供との風呂の時間を除いて夜中の11 時迄掛かったので、約11 時間は費やしたんじゃないだろうか。くたくただ。溜まっていた飼育セットや産卵木の整理を漸く終えて、やっと灰汁(あく)が抜けた感じだ。作業の後半は活動している全ての成虫の餌交換を実施した。これはルーチン・ワークにしていて、夏場は10 日か2 週間に1 回と決めている。
今後は全体の飼育数の把握と、今年の繁殖セットの計画を練る事になる。棚卸のようなものだ。うかうかしていると直ぐにお盆になってしまうので、何とか近い内にこなさなければならない。





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