| 平成21年4月2日 VW モールと内装の復活、雨漏り問題 |
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今年は虫日記がまるで方向転換したかのように車日記のようになっているが、小生の車趣味もBug (Beetle) が対象なので虫には違いない。あたかもそれらしい言い訳になっているが、虫は虫だ。生き虫も車の虫も小生が情熱を注いでいる趣味には違いないから、今後も同じように両方共に日記に書く心算だ。特に今年はOval を仕上げるのを優先する年になるだろう。あと20 年は安心して乗れる車に作り上げる事を目標にしている。それには特に車体が錆びないようにする為の対処とその後の日常的な配慮が肝要だと考えている。機械的な部分は定期的な交換と整備で何とかなっても、車体が駄目になってしまっては元も子もないからだ。クラッシック・カーにとっての最重要課題は錆びさせない事だろう。
入手当時はCal Look になっていて、フロント・フッドとランニング・ボード以外のボディー・モールが失われていた。これを漸く復活させた。塗装とパテを剥がして錆びている鉄板に防錆処理を施し、凹んでいるモール穴を引っ張り出したり、再度パテ付けをして表面を整えたり、磨いたり、塗ったりして、その塗装の具合が不良でまた更に塗ったりと、雨に降られ、風に吹かれ、曇ったり、晴れたりと、紆余曲折で苦難の10日間だった。
矢張りOval にはモールが似合っている。長い歴史を持つVW の中でも、最も美しいモデルとの誉れ高いOval らしい外観を取り戻しつつある。黒の車体に燻んで落ち着いた雰囲気の象牙色と美しく光り輝くメッキの対比が、ビンテージ贔屓の心をくすぐってくれる。これでこの黒の塗装に更に磨きをかけて鏡面仕上げ風になると、より一層に洗練された雰囲気となるだろう。モール周辺の塗装の磨きは、また更に数日経って塗料が乾燥し切った頃合を見計らってやる予定だ。接近して見ると新しい塗装が汚く目立ってかなりみっともないのだが、磨けるようになるまではどうにも仕方がない。
ドア・パネルの張替え、ステアリング、ステアリング・コラム、その他付属物の再塗装、ガソリン・タンクの塗装とその周辺の防錆処理もほぼ完了した。ドア・パネルは'58年式〜'64年式用の代物で、本来のOval 時代にはないデザインなのだが、なかなか良い雰囲気を出しているので良しとした。この組み合わせも大変気に入っている。同系統デザインのシートを張り替えれば、内装がそれらしくなってかなりサマになるだろう。もう直ぐ全ての部品の調達が完了して揃う予定だ。だが内外装の最終的な仕上げには、細かい部分を上げるとキリがなくて、まだまだ途方もない時間が掛かる見込みだ。完成するのは今年一杯と考えている。 |
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| ボディー・モール復活 |
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| モール取り付け部の塗装 |
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| 内装パネル復活 |
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| ガソリン・タンクとキャップ |
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| 後部座席の灰皿復活 |
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昨日は夜勤を終えて仕事からの帰宅時に雨に降られてしまった。雨天時は使用しない方針を原則としているのだが、日常の足に使うのなら、日本の気候下ではどうしても避けられない時もあるだろう。それに幸いにして突然の雨のお陰で、これまで見逃していた問題を見つける事が出来た。重大な問題だ。雨漏りしていたのだ。
今日の早朝は小雨と強風だったものの、昼前から晴天に恵まれたので、軽くVW の整備をしようとあちこち気になる部位を観察していた。すると、運転席ペダル奥と足許の絨毯が湿っているのに気付いた。昨日の雨降りの中、乗車する際には履物に泥や極端な湿気がないように、しっかりと注意して乗り込んだ心算だった。ところが、今日になって、昨日の細心の扱いに反して、湿気が余りにも多い事に疑問を持った。絨毯を退けて写真@の穴に指を入れてみたら、ここが異常な湿気の原因だった事が判った。この穴は先日自分で穿って拡げて大きくしたのだ。最初に見付けた時は錆びた鉄板に極小さい孔が開いているのみだった。表面が錆びただけならまだしも、軽い力を受けただけで形が崩れるような腐った鉄板は、いつまでも放置していても全く意味を為さない。周辺や手の届かない裏側に拡がってゆく錆と腐りの温床となるだけだ。だから、長い目で見た場合には、こういうのは見つけ次第に崩し去るようにした方が良いに決まっている。そんな理由から、小生がこのOval を入手した時点で、@ABの写真中、元々開いていた穴はAのタイヤ・ハウス内だけだったのが、今では@ABの写真全てで格好悪く目立つ穴が見られるようになっている。写真Bの穴と云うか割れ目だけは、ガソリン・タンクを取っ払う直前の日に気付いたが、後はOval を入手した前後の日には気付いていた穴だ。
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| @ペダル向こう内側ボディーの穴 |
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| A運転席側タイヤ・ハウスと |
| Aピラー底の穴 |
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これらの穴の補修とその周辺の防錆処理をする前に、どこからどうやって雨漏りしているのかを考える必要がある。それにはどうしてこれらの穴が開いたのかについて仮説を立てる必要がある。先ず、一番最初に開いていた穴は写真Aのタイヤ・ハウス内だ。最初に見えたのはこれだけだった。故に最も古く開いた穴だろう。この穴は、長い年月の間に出来た飛び石による塗装の傷が原因と考えられる。この傷の錆が拡がって、遂には穴になったのだろう。雨天時に乗る度にこの穴から泥水が入り込んだ。そしてこの周囲の車体内側パネルが錆びた。次に写真AのA ピラー底部と写真Bのサスペンション後ろ側鉄板、及び写真@の部分が錆びて腐った。跳ね上がった泥水は写真AからもBからも入り込んで写真@の鉄板を更に腐らせた。
だから、運転席ペダル周辺に流れ込んでいる水の現在の経路は、写真Bからの侵入だと考えている。写真Aの穴はこのOval を入手した当時からガム・テープ保護をしているからだ。ウィンド・シールド・ラバーも疑ってみたが、雨漏りするような隙間があるとは思えない事もその根拠を裏付けている。
本格的に補修するには纏まった時間と心の準備が必要なので、写真Bの部分から泥水が入り込まないように当面は臨時的に写真Bの部分をガム・テープで塞ぐ事にした。ガム・テープが有効なのは写真Aの部位で実証済み。 |
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| Bサスペンション後ろ運転席側の穴 |
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