| 私が愛したMJ |
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─MJの道を極めんと欲する者、汝一切の望みを捨てよ─
なぜならば、MJとはまずいジュースのことであり、
常人がこの道に安易に踏み込めば味覚を損なうばかりだからである!!
| 10杯目達成 |
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そう、一頃はやった野菜スープについて説明しよう。それは市販の食卓に供するスープの類と異なる、れっきとした健康飲料である。これを有名にした人物に学歴詐称の噂があったりと、きな臭い話題がつきまとった代物だが、味ももちろんきな臭い。
購入・試飲したのはかなり前のことだが、あの味は忘れられない。
あまたの野菜がかもし出す芳醇な香り…
って言うか、ただのごぼうのゆで汁やん!
味付けはない。ただただ各種野菜の汁を混ぜたのみだ。そして、ごぼう味がきつい。
口の中で織り成されるそのハーモニーは…
薄めた泥飲まされてんのかな…
残念ながらこの野菜スープ、かつては数種類あったのだが、ブームと共に消え去ったため現在では入手は困難である。
よく言えば大地のエキス。悪く言えば土付きごぼう汁。これに合うチーズは…あるのなら私が聞きたい。
沖縄の飲料である。玄米健康飲料の類だったろうか。どろりとして濁りがあり、
見た目からして濃ゆい。
一口口に含む。まったりとしてコクがあり、かといってしつこい。
その味わいは、まぎれもなく餅。黒糖とジンジャーのアクセントが、芳醇な味を引き立てている。
このドリンクに関しては、うまいまずい言うより、とにかく餅。
沖縄のものなのだから、チーズより豆腐を発酵させた腐乳の類(沖縄のは何てったかな…)が合うだろう。
そう、羊の乳である。先に断っておくが、これはまずくはなかった。ただ、大都市やその手の農場できちんと探さないと見つからない、珍奇な飲み物であろうから紹介しておく。
北海道は砂川のSAで飲んだそれは、ただのノンホモ牛乳(乳脂肪分を分離していないもの)かと思ったが、生臭み…と言うか独特のくせがあるようにも思える。
それにしても、語感が妙か。
風呂あがりに腰に手を当て、羊乳。
スポーツの後に、羊乳。
♪チャラリー 鼻から羊乳〜
どうもしっくりこない。乳製品にうるさい北海道民になじむかどうか。
さて…MJソムリエgazelleがおすすめする、このドリンクに合うチーズは…、って、羊乳にチーズはくどいだけなのであった。
自力発見のMJでは、文句なしに最凶の逸品。
『シイタケ菌糸抽出液』とあるのみで、何に効くのかも書いていない。
瓶には『清涼飲料水』とある。
フタを開ける。ほう、シイタケを栽培しているところとは、こんな匂いがするのか。
香りを堪能し、口に含む。
おがくず。
このgazelle、まだおがくずを水に溶いて飲んだことはない。しかし、これはそんな感じの味だ。
身体がシイタケの菌糸に支配されて行くのが、わかりそうなほどにまずい。
札幌丸井今井・健康食品のコーナーにて¥500で入手。
ああ、まずかった。
とんがらC。サンクスで見つけたMJだ。唐辛子の辛味の入ったスポーツドリンク風な飲み物と言えば言える。
だが、君は人々の喉の渇きを癒したいのか? それとも喉の渇きを増してもう一本買わせようと言う魂胆か?
ともあれ、ドリンク自体はまずくはないのだ。
後からとってつけたように辛味がやってくるのがうざったいだけで。
これに合うつまみは…すまないが想像もつかない。
夏の暑い盛りに、『氷』ののぼりを掲げる甘味処を見つけた。
のれんをくぐり、涼しげな風鈴の音に迎えられる。
高校野球の中継を聞きながら、ふと壁を見る。
日清ヨークの『すっきりウォーター・オレンジ』は、そんな味だった。
乳酸菌飲料にオレンジ・みかんの果汁をたらし、水で薄めるとそう言うものができるらしい。
苦言がもう一つ。同社の飲むヨーグルトと言い、飲み物に『コーン油』を混ぜるのはどうかと思うが。
『ドリンク』と言う言葉がついていることに惑わされてはいけない。『まずい』と言うより『出来の悪い』豚汁のように思える。似ているようでこの二つの言葉の違いは大きい。他の『しじみ汁』『豆腐汁』等と違いが演出できてないのも痛い。
ただ、MJと考えずに、携行できる『すでにできあがった味噌汁』と考えると、なるほどこのドリンクのパッケージにもある通り、『なぜなかったの?』と言う話になる。
芸のない名前だ。そのままやんけ。
『種類別 乳酸菌飲料』そして、この名前。もはや賢明なる読者の諸君に味の説明をするまでもないとは思うが…
これは…乳酸菌飲料とは名ばかりの、胃腸の洗浄液じゃないか? そもそも原材料の乳清(市販のヨーグルトに見られる上澄み液がそれらしい)が水っぽいのに、さらに薄めてどうする。
一つ、真理がある。
嫌な時代になった…(確かに薄くても味わい深いMJはあるが…)
君は、何のために生まれてきたのか。
そう、不味くはないが開発者の意図の読めない飲み物が、たまにある。
たとえばこの、森永の『キャラメルドリンク』のように。
味は、とりあえずプリンだ。
飲み進めていくほどにプリンだ。
もっとも、天下の珍味『カレーヨーグルト』を出した森永であるから、このような珍奇な飲み物が現れてもまったくもって驚くにはあたらないのだが。
ともあれ、奇妙な飲み物に出会った。
ここいらで一杯、とてつもなく不味い飲み物が恐い。
愛玉子(オーギョーチィ)。中華のデザートらしい。
遠い昔に何かの雑誌で読んだことがあり、何となく食べてみたいと思った物だが、当時札幌でそれを出してくれそうな店に思い当たるふしがなかった。
今ではスーパーで簡単に手に入る。いい時代になったのか否か。
ともあれ、購入。
黄金色のゼリー。それ自体に味はさしてなく、レモンシロップが付いていた。市販の果実ゼリーよりややかため。夏だと涼しそうでいい。
それにしても、何に驚いたかと言うと。ゼリーの表面に燦然と輝く、
『フタのフチを押さえ液がこぼれない様に注意してあけて下さい』の文字。
中のフタの文字がゼリーにめり込んでいたのだ。
笑いながら試食を終えた。
珈琲ぜんざい。
ぜんざいと言うより珈琲水羊羹(小倉)。曰く『苦さと甘さの程よい関係』と言うより…
大人の味だ。不景気で無難に売れる企画ばかり考えさせられ、ついにキレてしまった大人の。