『アイアンジャイアント』

 日本人よりも『怪獣映画魂』がわかっているかと思ってしまったり。
 宇宙から飛来する巨大ロボット。少年との出会い。ロボット抹殺を図る大人。少年を護って軍隊相手に大暴れするロボット。そしてロボットは誤って発射された核ミサイルから少年と街を護るために空へ。

 ジャパニーズ怪獣映画だ。

 さて…日本では後はどんなアニメが今年中に出るのか知らないが、この『アイアンジャイアント』の成功に対して『ポケモン3』がコケるようなら…

 ジャパニメーションの鼎の軽重が問われることになるかと。

 日本で怪獣映画なんてのは、過去への憧憬の対象にはなっても、もうちゃんと作れる人はいないのではないだろうか? どうなのだろう?
 もっとも、筆者はそんな口がきけるほど怪獣映画を見たわけではないが(すいません、本家ゴジラを1回とアメリカ製『ゴッドジラ』(笑)を見ただけです)。マニアでない者が傍目から見た感想として。

 また、アニメとして考えてもこんな素直なロボット物を作れるクリエイターはそういまい。
 某大人気アニメ以来、過剰な情報ややたらとわかりにくい展開で、視聴者を撹乱する小賢しい手法が横行し、一時期アニメ・小説・映画などの分野がいいように食い荒らされた。
 日本人はある物が流行るとその亜流しか作らなくなるので(そこからまたいい物が生まれる、と言うのはこの場合別問題)、現在素直に泣ける・笑える・痛快無比と言ったものが見つけにくい。
 そう言うものは今の疲れた魂に悩む人々に、きっと必要なものだと思うのだが…(アニメは低年齢層向けの方からいい動きがあるようだ)。

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