物語044

 
僕の、私の、
車窓

表紙へ 待合室へ 目次

人生の意味が何であるかなんて誰も知らない。
ここにあるのはただガタゴト生きる人の、がたごと物語。

ライン1

あーちゃん

ふにふに 女性
あーちゃんは、私が21才の時に産まれた子です。
まだ、若く赤ん坊なんて触れた事もなかったので、
あーちゃんを育てるのは試行錯誤しながらでした。

あーちゃんは、赤ちゃんの時から、自分と言うものを持っていて、
自分の価値観などを持っていました。

とても、マイペースな子で、育てやすかったです。
我が侭も言わず、だだをこねる事もなかったです。
3歳の頃に、反抗期があって、何もかも嫌々っていっていた時期もあったけれど、
ちょうどその頃、私はバイトを始めて、あーちゃんを保育園に預ける事になりました。

始めの頃は、保育園に行くのを嫌がった時もありました。
そんな時は、無理に行かせずに一緒にウチにいました。

あーちゃんは、鉄道や本が好きでデパートに良く鉄道のおもちゃを買ってあげていました。
私が、買ってこないと、あーちゃんは自分から
「欲しい」とは言わなかったんです。

よっぽど欲しいものがない時以外「買って」って言わない子供でした。

そのうちの、保育園に慣れて楽しそうでした。

あーちゃんは、しゃべりだすのが遅い子でした。
3歳になっても、単語ぐらいだったのですが、
保育園に通うようになってから、一気に話し始めました。

あーちゃんは、小さな頃から、本当の意味の優しさ、思いやりをもった子供です。
賢く、柔軟で親の私よりもしっかりしています。

保育園から幼稚園に変わってからも楽しそうにしていました。

ただ、幼稚園の途中で、引っ越す事になった時に
夕御飯の席で、「友達と別れるのが悲しい・・・」
と泣いたのを、今でも鮮明に覚えています。

鷺沼に越して来て、新しい幼稚園に通い始めた頃
新しい幼稚園は「モンッテソ−リ」の所だったので、
普通の幼稚園とは違って個性を個人を大事にしてくれる所だったので、
マイペースなあーちゃんには、あっていたみたいで、
毎日楽しそうに幼稚園の話をしてくれました。

えむちゃんが産まれた日。
照れくさそうに、私に逢いに来てくれたあーちゃん。
今でも、覚えているよ。
ずっと「妹が欲しい」っていっていたあーちゃん。
念願叶って良かったね♪

いまの、あーちゃん。
相変わらず、マイペースで鉄道好きなのは変わらない
けれど、相変わらず優しく賢く、思いやりを持っている。

私が「鬱」の時も、普通の状態の時も、どんな私でも
受け入れてくれるあーちゃん。

あーちゃん、あなたはママの誇りです。
あなたを、生んで本当に良かった。

あなたが、ママの元に生まれてきてくれてありがと・・・。

頼り無い、ママなのにそれでも受け入れてくれる・・・。
私に「愛」をそそいでくれる。
私は、あーちゃんららの「愛」で生きています。

あーちゃんがいなかったら、ママはとっくに死んでいたでしょう・・・。
私の「命」など価値がないものと思って「死」を選んでいたでしょう・・・・。

私が辛い時には、抱き締めてくれる・・・。
励ましてくれる・・・・。

まだ、10歳なのにずいぶんと大人ぽっくなってしまった
のは、ママのせいだね・・・。

頼り無いママだから、自分で歩んで行けない事を早くに悟ってしまったね・・・。

自分の人生に責任を持つ事を覚えたね・・・。

ママは、この先のあーちゃんの人生が幸多いものである事を
願ってやみません。
あーちゃんの人生を、何時でも応援しています。
手助けできる事は、いくらでもします。

何時か、あーちゃんが「ママの元に生まれてきて良かった」
と思ってもらえたら嬉しいです。

あなたは、私の宝物です。

あーちゃん、生まれて来て幸せですか?
こんなママでも「好き」といってくれるあーちゃんを愛おしく思います。

いつでも、あーちゃんを「愛しています」
2002/8/17記

上へ

ライン2


表紙へ 1番ホーム 2番ホーム 待合室へ 伝言板 タブロイド
注意書 スタッフルーム

メールご意見・ご感想はこちらまで