物語025

 
僕の、私の、
車窓

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人生の意味が何であるかなんて誰も知らない。
ここにあるのはただガタゴト生きる人の、がたごと物語。

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残された言葉

みすず 女性 17歳
叔父が最期に残した私への言葉。
「〇〇命無駄にするんじゃないよ。」
そう、言い残し亡くなった。

私は、ただただ、涙が止まらなかった。

その頃の私は、精神科への入退院を繰り返していた。
繰り返す、自殺未遂。鬱状態。
どうすることも出来なかった。
救急車で運ばれ、生死をさまよった。
・・・・・・でも、私はここにいる。

癌との闘病中の叔父には何も知らせていなかった。
私の病状。
それでも、最期にそう言われた。

そういえば、私は生死の境をさまよったとき、
叔父らしき手に突き落とされ、目が覚めた。
そのとき、叔父はまだ生きていた。

不思議なこと。

私が自殺を図ったり、鬱状態になるには
いくつか思い当たる理由があった。
家庭環境。周囲との接し方。

気づけば私は“良い子”になっていた。
苦しかった。
そのことにも気づくことができなかった。

ある日、手首を切りつけた。
それはまだあまりにも幼い、小学生のときだった。

中学3年になり、今度はさらにひどくなった。
自分では抑制することができず、ただただ、死にたかった。

ときどき、叔父の言葉がよみがえる。
その言葉のあまりの重さに、耐えられなくなるくらいに、
押し潰されそうになる。

それでも、私は生きていく、とこころに決めた。

すべては、自分のこころが決める。
誰かのせいにして、逃げてばかりはいられない。
2001/9/08記

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