![]() |
| 人生の意味が何であるかなんて誰も知らない。 ここにあるのはただガタゴト生きる人の、がたごと物語。 |
残された言葉 |
|
| みすず 女性 17歳 | |
| 叔父が最期に残した私への言葉。 「〇〇命無駄にするんじゃないよ。」 そう、言い残し亡くなった。 私は、ただただ、涙が止まらなかった。 その頃の私は、精神科への入退院を繰り返していた。 繰り返す、自殺未遂。鬱状態。 どうすることも出来なかった。 救急車で運ばれ、生死をさまよった。 ・・・・・・でも、私はここにいる。 癌との闘病中の叔父には何も知らせていなかった。 私の病状。 それでも、最期にそう言われた。 そういえば、私は生死の境をさまよったとき、 叔父らしき手に突き落とされ、目が覚めた。 そのとき、叔父はまだ生きていた。 不思議なこと。 私が自殺を図ったり、鬱状態になるには いくつか思い当たる理由があった。 家庭環境。周囲との接し方。 気づけば私は“良い子”になっていた。 苦しかった。 そのことにも気づくことができなかった。 ある日、手首を切りつけた。 それはまだあまりにも幼い、小学生のときだった。 中学3年になり、今度はさらにひどくなった。 自分では抑制することができず、ただただ、死にたかった。 ときどき、叔父の言葉がよみがえる。 その言葉のあまりの重さに、耐えられなくなるくらいに、 押し潰されそうになる。 それでも、私は生きていく、とこころに決めた。 すべては、自分のこころが決める。 誰かのせいにして、逃げてばかりはいられない。 |
|
| 2001/9/08記 | |
![]() |