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私の心は娘を亡くしたときのままだ。 いつまでも立ち直れずにいる自分に罪悪感すら感じた。 出来る限り明るく振舞おうとし、他に興味をそらそうとして、 働くことを考えたりした。 結局は自分を追い詰めただけだった。 不安と寂しさのなかで、何も見えなくなってしまった。 自分でさえも忘れていた、自傷の再発。 抑えようの無い感情を向ける先が無く、自分を落ち着けるために 自分の体を傷つける日々が始まった。 それで何とか気持ちを静めていた。 最初は5センチ足らずだったものが、だんだん長くなり、数が増えていった。 左腕には赤い筋が何本も出来た。 と同時に切迫流産と言われる。 妊娠の喜びよりも、また流産するという諦めの方が強かった。 でも、まだ私の心は亡くなった娘に向いている。 新しい命が芽生えたことすら、上手く受け止められない。 入院しているため腕を切ることも出来ず、余計に鬱積していくものがあった。 生きていることすら煩わしく思えた。 気が付くと手首に噛み付いていた。 次第に目に付かないところに、傷をつけるようになっていった。 でも、出口を探している。 どのくらいの時間がかかるかわからないけれど、 失いたくないものがあることを思い出した。 自分との戦いはまだこれからだ。 |
| (2000/3/31記) |
<駅長より・・・追記> 作者のyukiさんは2000年9月25日の朝、無事に赤ちゃんを出産なさいました。 これからも平坦な道ではないかと思いますが、 yukiさんにも、生まれた赤ちゃんにも素敵な未来が訪れることを祈っております。 |