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精神病院なんて怖くない


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ここで紹介される医療の取り組みはある病院の一例をあげたものです。
また、紹介する病院と「待合室」の物語に直接的な関係はありません。

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デイケア

精神保健福祉士 サンタクロース
 
 最近、各地の保健所や病院などで力を入れた取り組みとしてデイケアというものが行われておりますが、これについて(財)全国障害者家族連合会が出版している「精神障害者が使える福祉制度のてびき」より、引用を借りながら簡単に説明させていただきます。

 デイケアは「生活のリズムを取り戻したい」「人付き合いがうまくなりたい」「自宅以外に日中過ごす場所がほしい」等の目的で、日中の間だけ利用できる病院と社会とのつなぎ役になるような施設のことを言います。
 現在、大きく分けて、運営主体が行政機関で行われているものと医療機関で行われているものとに分けられます。

<保健所・精神保健センターのデイケアについて>
 デイケアは数名から数十名という集団グループで、プログラムをこなしていく中で、保健婦・精神保健福祉相談員といったスタッフの援助を受けながら、生活していく自信や技術を身につけていくことに特徴があります。

(プログラム)
 レクリエーション・手工芸・料理・スポーツなどを行います。中には単身での生活技能を身につける特別なプログラム(SSTなど)を行っているところもあります。
(回数)
 各保健所によって違いますが、月1回から週3回までと開きがあります。
(利用申し込みは…)
 各地域の保健所や精神保健センターへ、問い合わせ下さい。
(費用)
 公的機関ですので、食費等の実費以外は費用がかかりません。

デイケア1
料理教室を行う台所
デイケア2
新聞チラシで作る「あんでるせん」のかご
<病院・診療所のデイケア>
 こちらは1日6時間、週4〜6日程度開かれており、医師・看護婦・作業療法士・ソーシャルワーカー、心理士などのさまざまなスタッフで運営されています。活動内容は各施設によっても異なりますが、やはり手工芸・料理・スポーツ・簡単な作業などを中心に構成されています。病院・診療所のデイケアは回数が多いこともあって、参加される仲間同士で同じ悩みを共有したり、話し合ったりしながら、より深く広く人とのつきあい方を学ぶ場所ともなります。デイケアに通うことで規則的な生活を送れるようになったり、自宅以外の場所で過ごすことで活動の範囲が広がったり、また家族とも適度な距離を持ちながら暮らすことにも意味があります。
 病院・診療所のデイケアではより専門のスタッフもおりますので個人的な相談にも随時応じてくれるメリットもあります。生活のための費用、家族関係上の悩み、就労問題などのサポートも受けることができます。病院・診療所のデイケアは医療機関の中にあるのですから、病状が不安定になったときなどもすぐに主治医に相談できるということも特徴の一つです。
下さい。
 このほか夕方から夜にかけての生活をサポートするナイトケア、デイケアとナイトケアの両方をあわせて長時間のサポートをするデイナイトケアなどを実施している医療機関もあります。

(利用申し込みは…)
 通院先のデイケアまたは主治医やソーシャルワーカーに相談して下さい。通院先の病院にデイケアがない場合は、主治医や地域の保健婦などに相談をしてみて下さい。
(費用)
 デイケア費用自体は医療保険の対象になりますので、通院公費医療費負担制度についても使用することができます。この他、施設によっては活動の実費等が求められることもあります。

(1999/11/19記)
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