僕の勤める病院について |
僕が勤める病院は四国のやや奥まった地域にあります。周囲を山と海に囲まれながら、穏やかな気候に恵まれた地方都市です。人口は約6万人。大きな町ではありませんが、周囲の事情からこの近辺の地域では中心的な役割を担っています。そのため町の規模のわりには生活をするのに困らないだけの機能が一通りそろっています。 精神科の病院というのはどこの病院でもその町の中心にあるということはあまりないようです。一つの病院としての診療区域も各地域にまたがるように広くなることが普通です。この病院もご多分に漏れず位置としては町からはややはずれた場所にあります。診療区域はこの周辺地域唯一の精神科病院ということで、一般よりもさらに広い診療区域を持っていると言ってもいいでしょう。病院の大きさを表すときにその病院が持っている入院ベッドの数がよく使われます。この病院では350床の精神科ベッドと50床の老人性痴呆療養ベッドがあります。精神科のベッドの内訳は患者の出入りが自由な扉開放病棟が180床、出入りが制限される扉閉鎖病棟が170床となっています。治療スタッフは医師が5名、薬剤師が2名、ケースワーカー3名、作業療法士3名、心理士1名、薬剤師2名、栄養士2名の他、看護者は3対1の基準看護(患者3名に対して看護者1名)をクリアしています。 病院の機能についてはこのような数字で単純にはかることはできませんが、これからこのコーナーで紹介するさまざまな取り組みを理解する上で一つの目安になるのではないかと考えて載せておきました。 |
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| (1999/4/1記) |
| ここで紹介される医療の取り組みはある病院の一例をあげたもので決して精神科の医療を代表しているものではありません。現実にはそれぞれの病院が非常に様々な形で医療に取り組んでいます。ここにあげられたものは医療の「答え」ではなく、ある病院の「努力」です。 医療活動の紹介については当該病院のご厚意により了承を得ていますが、このホームページは当該病院の公式ホームページではありません。よって、病院に関する質問等には一切お答えいたしません。また、紹介する病院と「待合室」の物語に直接的な関係はありません。 |