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岐阜城天守閣から見た長良川

岐阜城天守閣から見た長良川

長良川地図長く良い川と書いて長良川(ながらがわ)。
岐阜県と福井県の県境・岐阜県郡上郡高鷲村は山岳信仰で知られる・白山連峰の大日ケ岳(1709m)の中腹に源を発し、河口付近で揖斐川と合流、木曽川と並んで伊勢湾に注ぎ込む長良川は、幹川水路166km・流域面積1985平方kmの自然の姿を多く残し、しかも、本州にただ一つ本流にダムのない大河である。
ひととき、この川は、どこまで遡っても谷が開けていて、ダムが造りにくい。電力や水資源を生んでくれなかったゆえに「役立たずの川」と言われたときもあったのだが。
私は少年の頃、近くの山に登っては遥か眼下に、菜の花やレンゲの花が一面に咲く雄大な濃尾平野の中を、細く白い帯を引いたようにきらめき流れる長良川の美しさにえらく感動したものだった。その事が何十年かたった今も、消える事なく心のどこかに残っていた。
現在は木曽川、揖斐川と流れを分かちているが、かつて長良川はこの2つの川と合流したり分流したりして流れていて、この3つの川はいまも木曾三川と呼ばれている。
長良川は古来から沿岸にびっしりと人家が張り付き、多くの人々がこの川とかかわりながら、さまざまな文化をはぐくみつつ生きてきた。
この拙い「長良川紀行」をお読み頂き、日本の未来における水や河川のあり方についても、皆さんと一緒に考えることができたら嬉しいなと思っている次第である。


河口付近 長良川河口堰 長島輪中 千本松原・治水神社
国営木曾三川公園 海津町高須輪中 墨俣一夜城 岐阜市
関市・美濃市 郡上八幡 高鷲村・分水嶺 源流碑


長良川は木曾川、揖斐川と共に木曾三川のひとつで幹川水路166kmの1級河川です。
岐阜県郡上郡高鷲村の大日ケ岳斜面を水源とし山々の水を集めながら、南へ流れ同郡八幡町で吉田川と合流。
美濃市内で板取川と合流すると水量を増し川幅を広げて、
関市の南部、岐阜市の藍川橋上流で武儀川と津保川が流れ込み、
岐阜市を南西に進みながら合渡橋上流で伊自良川、下流で糸貫川を吸収し、
羽島市の南端、海津郡海津町から木曽川と平行し南流、
三重県桑名市と同県桑名郡長島町の境で揖斐川と合流し伊勢湾に注ぎます。

長良川はおおむね、源流から郡上郡八幡町辺りまでが上流部、
八幡町から美濃市・関市辺りまでが中流部、それから河口までが下流部にあたります。

■お願い■
2001(平成13)年1月6日より、省庁再編製で旧建設省は国土交通省に移行されましたが、
本文には取材当時の名称・建設省と記載されていますのでご了承下さい。


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