東北夏の三大祭りと十和田・奥入瀬・男鹿          


    99.08.6(金)〜99.08.08(日)


08.06(金) 名古屋空港 日本エアシステム461便8:00発==仙台空港9:05着--☆宮沢賢治記念館--★金婚亭(昼食)--青森★ねぶた祭(さじき席にて見学)--古牧温泉(古牧グランドホテル泊)
08.07(土) 古牧温泉--★奥入瀬渓流(一部散策)--子の口・・☆十和田湖遊覧・・★休屋--★発荷峠--大館--男鹿半島寒風山--秋田★竿燈まつり(さじき席にて見学)--鳴子温泉(ホテル亀屋泊)
08.08(日) 鳴子温泉--中尊寺(☆金色堂・☆経蔵・☆讃衡蔵)--仙台★七夕まつり(自由見学)--仙台空港  全日空370便18:45発==名古屋空港19:55着

奥入瀬渓流 十和田湖 寒風山展望台 中尊寺金色堂
奥入瀬渓流 十和田湖 男鹿半島寒風山展望台 中尊寺金色堂


つかの間の夏を惜しむかのように熱狂的に盛り上がる北国東北の夏祭り!

 今回の旅行は昨年10月の東北2泊3日の旅とほぼ同じコースに三大夏祭をプラスしたものであった。旅行業者も10種類以上のコースを作り募集するのだが人気コースとなれば限定されてしまう。そんなことで多少の不満があったものの、兎に角、東北の夏祭りを一度は見たいとのかみさんの一言で今回の旅行が決まった。今年の東北は異常気象のせいか日中は35℃以上の暑さ、多少涼しさを予想して行ったのだがそれはとんでもない誤算であった。それに祭りは何処の会場もものすごい人出と交通規制とで、観光バスは会場の手前までストップそこから数十分歩き、祭りを見終ってからも雑踏の中をバスまで戻る、これがまた大変であったが、それにも増して見るだけの価値は十ニ分にあるものであった。

「ラッセラッセ」の掛け声に合わせ巨大なねぶたが練り歩く、太鼓の乗りに祭は絶頂に達する
 初日の日本の火まつり青森ねぶた祭は、私達は青森銀行近くの歩道に作られた仮設桟敷席からの見学となる。席に陣取ると早速ハネト姿の若者達が、ねぶたにちなんだタオルや鈴・Tシャツ・写真・テレカなどを売りにきて、桟敷席の観客が買うたびに「ラッセ、ラッセ」とこちらから掛け声をかけると、それに合わせて思いきリ跳ね踊り本番の前座を盛り上げてくれる。日もとっぷりと暮れた頃、勇壮な太鼓やかねや笛にあわせ「ラッセラッセ」の掛け声で乱舞いする鈴をつけいろとりどりの浴衣をたくし上げ花がさをかぶったハネトたちと共に、歴史物語や歌舞伎を題材にした巾9m、奥行7m、高さ5mもある22台のねぶたがつぎつぎと登場してくる。夜空が燃え、大地が揺れ青森人のエネルギーがこのとき一気に噴出し観客の興奮も最高潮に達する。青森の短い夏の情景が正に凝縮されているかのようだ。

本太鼓の音と共に竿燈が一斉に立ち、目も眩む光の海となる
 二日目は秋田竿燈まつり。こちらは800mの通りの分離帯に桟敷席が設けられ、そこを挟んだ左右でこの祭りが見ることができる。この日は真夏日となり蒸せ返るような暑さの中、午後7時半過ぎ「流し太鼓」が各桟敷席前で一斉に鳴り響く。続いて竿燈が続々と登場し笛の合図で「本太鼓」の音と共に、高さ12mの竹ざおに提灯46個を9段に並べ稲穂をかたどった竿燈238本が一斉に立ち上がると市内の大通りは光に埋め尽くされた。はんてん姿の差し手が、笛や太鼓の軽妙な祭囃子に合わせ1本50キロもある竿燈をバランスを取りながら「どっこいしょ、どっこいしょ」の掛け声で額や肩、腰に乗せる技を披露すると見物客から歓声がわき、小学生らが子供用のさおを必死に持ち上げる姿にも拍手が送られた。250年もの伝統の中で受け継がれてきた町人達の勇気と誇りをかけて守ってきた祭りだと感じた。
1万個の提灯が8月の夜、昼間のように浮かび上がらせるこのまつりは五穀豊穣を祈る秋田の祭り絵巻でもある。

きらびやかな竹飾りが商店街を埋めつくす、その豪華さは日本一!
 三日目は仙台七夕まつり。仙台では伊達政宗公が豊作を祈り推奨したのがはじめとか。私達は仙台駅にある一番大きい七夕飾りからスタートした。そして中央通りを通り一番町へと1500本のきらびやかな竹飾りがアーケード街を華やかに彩っているのを見て廻った。というより身動きがとれないまま、ただ人に押されながら汗を流し、ただひたすらに次つぎと垂れ下がる七夕飾りをぬうようにして歩いたと言ったほうが正しいのかもしれない。「冷風にそよぐ和紙の吹流しが観光客をお出迎え」などといううたい文句は少々意義ありであった。しかし、本物の竹と和紙を使う伝統的な色鮮やかな1500本の七夕飾り、その豪華さはさすが日本一と実感した。
 東北三大祭りのほか、今回は宮沢賢治記念館、湖から流れている水と深緑の森が織りなす見事の景観の奥入瀬渓流、真っ青な湖面に神秘的な水をたたえる十和田湖の遊覧、豪快な男鹿半島寒風山からの展望、壮麗な金色堂など奥州藤原氏の栄華を偲ばせる中尊寺を尋ねた。また、プロが選ぶ日本の温泉100選日本一の古牧(こまき)温泉、泉質の多種多様のこけしのふるさと鳴子温泉に宿泊し露天風呂も楽しむ事もできた。(M)


祭り団扇    祭り団扇    祭り団扇


  祭り好きの私の長年の念願が叶った東北夏まつりの旅でした。ダイナミックな祭りは想像以上で興奮と感激でした。また美しい湖や渓流、緑深い山並みなど夏の東北で自然美を満喫することができました。バスの車窓からは、トタン屋根と雨どいのない岐阜ではあまり見かけない家々を見たりもしました。睡眠時間も5時間ほどと慌しい旅行でしたし、足が棒になるほど歩きましたが、楽しかった思い出だけが残りました。
いつもの事ですが今回もお土産を買う事にも奔走しました。女はどうしてこうなんでしょうね。男はいつもしらんプリ!
青森県・・・銘菓はちみつりんご、津軽のおかずッコ(ねぶた音頭)
秋田県・・・
岩手県・・・金婚漬、銘菓田むらの梅
宮城県・・・仙台長なす漬、笹かまぼこ、銘菓萩の月、きんつば、伊達瓦せんべい、白松のモナカ
旅行代金ですが、今回は近畿日本ツーリストのツアーでひとりあたり2名1室利用139800円と少々高価な旅でした。(T)
青森ねぶた祭 青森ねぶた祭
津軽弁で「眠い」を意味する「ネブたい」から睡魔払いのお盆行事に始まるといわれている。「ラッセラッセ」の掛け声に合わせて巨大なねぶだが練り歩く「青森ねぶた」は毎年8月2日から海上運行の7日まで。勇壮・豪華・哀調の表情、笛や太鼓と色とりどりの衣装を身にまとったハネトたち。ねぶた祭りは、794年桓武天皇から蝦夷征伐を任じられた坂上田村麻呂が、蝦夷の頭目、悪路王を誘き寄せるため大提灯を作らせたのが初めだとか諸説はいろいろあるとか。明治時代以前は手に持ったり肩に担つぐ大きさであったが観光化がすすみ、大八車やリヤカーからさらに大型牽引車に載せる現在の型になりました。昭和55年(1980)国の重要無形民俗文化財に指定。
秋田竿燈まつり 秋田竿燈まつり
真昼の暑さがようやく静まる秋田の夕暮れ、またたく間に通りが光りの稲穂で埋め尽くされます。その数230余本、1万個の提灯は、まさに夏の夜空から降りた天の川です。勇壮なお囃子の音と、「どっこいしょ」の掛け声とともに、まるで生き物のようにしなる長さ12m、約50キロの竿灯を額、肩、腰へと軽々と移し変えていく様は、観衆の心を幻想と感動の世界へと引き込んでいきます。豊作祈願と悪霊から身を守る行事が合体したこの祭りの起源は宝暦年間(1751〜63)。現在は国の重要無形文化財で、秋田を代表する夏祭りとして親しまれています

仙台七夕まつり 仙台七夕まつり
七夕まつりの期間中は、仙台駅から西に延びる名掛丁、中央通りの商店街と、これを交差する一番町商店街の延長約2kmが中心となり、千数百本の豪華な竹飾りがアーケード街を華やかに彩ります。期間中は夕方からパレードや前夜祭では広瀬川畔において七夕花火まつりが催されます。百万都市・仙台七夕まつりは、青森のねぶた祭り、秋田の竿燈祭りとともに東北三大祭りのひとつと数えられ、この祭りの歴史は仙台藩政時代にさかのぼり、全国的に有名になったのは戦後の事であります。



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