ヒメコウホネが咲く達目洞 (岐阜市)
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岐阜市散策
ヒメコウホネが咲く達目洞

場所:岐阜市達目洞
交通アクセス:岐阜バス日野鈴虫または日野本郷バス停下車徒歩15分
←達目洞の道路地図です。(クリックして下さい)
平成の名水百選・達目洞(逆川上流)
環境省では、2008年7月に環境問題が主要議題の一つとして開催されることが予定されている北海道洞爺湖サミットにちなみ、水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、昭和60年に選定した「名水百選」に加え、新たな名水、「平成の名水百選」を選定しました。 岐阜県では今回4箇所が選ばれましたが、その一つにこの達目洞(だちぼくぼら)が選ばれました。
金華山東山麓に位置する達目洞は金華山の湧水(ゆうすい)を水源とする逆川(さかしまがわ)上流部にあり、絶滅危惧(きぐ)種の植物「ヒメコウホネ」の自生地があるなど、希少な動植物の宝庫です。
達目洞を横切る道路建設を機に地域住民により「達目洞自然の会」が結成され、ヒメコウホネの保全活動などを進めるほか環境教育の場としても活用されています。達目洞にはヒメコウホネ以外にも、コクロオバボタルやモリアオガエル、ナガボノアカワレモコウ、ノハナショウブなど多くの貴重な動植物が生息・生育しており、市内で最も生物多様性が高く、重要な自然環境を有する地域です。
なお、「平成の名水百選」は飲料水としての水質を保証するものではありません。達目洞の河川水は飲用に適していないので飲まないで下さい。
尚、「平成の名水百選」の選定については、 「平成の名水百選調査検討委員会」(委員長:岡田光正 広島大学大学院教授)において、以下の評価軸に基づき選定作業を行ったとされています。
(1) 水質・水量
(2) 周辺環境の状況(周囲の生態系や保全のための配慮など)
(3) 親水性・近づきやすさ(水への近づきやすさや安全性を重視)
(4) 水利用の状況(水利用の伝統を含む)
(5) 保全活動(保全活動の内容・効果を重視)
(6) その他の特徴・PRポイント(故事来歴や希少性など) 以上
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絶滅危惧類のヒメコウホネ・・・・・開花時期は5月〜10月
達目洞に自生するスイレン科の多年草・ヒメコウホネは環境省レッドデータブックの絶滅危惧II類に指定される絶滅危惧種であり、岐阜市は平成16年4月1日には岐阜市自然環境の保全に関する条例に定める「貴重野生動植物種」に指定しました。
平成19年3月15日には、達目洞を流れる逆川のうち、ヒメコウホネの生育する一帯112mの区域(水面及び護岸部分)を岐阜市自然環境の保全に関する条例に基づき「達目洞ヒメコウホネ特別保全地区」に指定しました。
ヒメコウホネには葉が小型で丸い「東海型」と、葉がやや大型で卵形をした「西日本型」がありますが、狭義のヒメコウホネは東海型を指しており、達目洞のヒメコウホネもこの東海型です。ヒメコウホネ東海型の自生地は、達目洞の他には三重県内の一地域に現存するのみで全国的にも非常に貴重な場所となっています。
開花時期は5月から10月で黄色い花をつけ、訪れる人を和ませてくれます。
ヒメコウホネは、一般には浅い池や沼などに、太い地下茎を発達させて生育します。名前は地下茎が白骨のように見えることから、河骨(コウホネ)となったとのことです。
この花は、花弁(かべん=花びらのこと)が5枚あるように見えますが、実はこれは萼(がく)で、花の中心に見えるのは雌しべの先についている柱頭盤(ちゅうとうばん)です。その周りをたくさんの雄しべが取り巻いています。陰になって目立ちませんが、雄しべと萼の間に並んでいるのが花弁です。
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製作日 2008.6.13(金)