
土田素子 (大学院2年 近世文学専攻)
◆ はじめに
この授業で、私が発表したのは、 須磨・明石のイメージ・・・芭蕉の俳諧から・・・
というテーマでした。そのとき、課題でもあった、インターネットなどの活用に関しては
私の専門である俳諧関係で、何か活用出来るものはないかと探してはみたが、見つける事は出来なかった。
そこで、何か史跡の地図のようなものはないかと探したのが資料に挙げたものである。インターネットは、旅行の計画を立てたり、ちょっと知りたい、というときには大変手軽で重宝するが、研究に役立てるにはまだ私は勉強不足であると感じた。(専門的な情報の発信者もまだ少ないのかもしれない。)
ただ、京都大学図書館をはじめ、いくつかの大学図書館のデータベースを見たが、写本・版本の字もはっきりしていて、専門と合う資料があれば、活用できるのではないかと思った。
また、gooの大辞林の検索や、インターネットではないが国歌大観のCD‐ROM、など、資料には挙げていないが参考にした。
このようなことばで締めくくっています。今回、このレポートを書くにあたって、いろいろなサイトをのぞいてみましたが、専門分野でなにかを「調べる」という点においては、まだまだ勉強不足を感じます。そこで、今回は、芭蕉ゆかりの地を訪ねてみるときに、見ておきたいページを探してみました。
須磨明石
▼〜藻鹽たれつゝなど歌にもきこへ侍るも、今はかゝるわざするなども見えず。〜
〜又後の方に山を隔てゝ田井の畑といふ所、松風村雨ふるさとゝいへり。〜(笈の小文)
古今集に、
田むらの御時に事にあたりてつのくにのすまといふ所にこもり侍りけるに宮の
うちに侍りける人につかはしける 在原行平朝臣
わくらばにとふ人あらばすまの浦にもしほたれつつわぶとこたへよ
という歌があり、須磨と、「わび人」というイメージが結びつくようになったようです。
・http://www.city.kobe.jp/cityoffice/15/020/99/87/index.html
須磨区のホームページ。ここから入れる「須磨の史跡めぐり」のページには、謡曲「松風」の松風村雨の墓や、源平の合戦にゆかりの史跡、歌碑・句碑の写真、地図が見られます。
▼〜若古戦場の名残をとゞめて、かゝる事をなすにやといとゞ罪ふかく、猶むかしの戀しきまゝに、てつかひが峯にのぼらんとする〜中略〜
須磨のあまの矢先に鳴か郭公
ほとゝぎす消行方や嶋一つ
須磨寺やふかぬ笛きく木下やみ
明石夜泊
蛸壺やはかなき夢を夏の月〜 (笈の小文)
鉄枴が峯は東南に一の谷があり、源平の古戦場として有名。須磨寺には、平家の公達敦盛が、熊谷直実に討たれたとき、持っていた青葉の笛があります。
・http://www5a.biglobe.ne.jp/~SUMADERA/hyosi.html
須磨寺のホームページ。芭蕉の句碑の写真も。
歌枕
・http://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/utamaku.html
「歌枕紀行」という、水垣久氏のホームページ。全国各地の歌枕が解説されていて、芭蕉の作品も引用されています。
奥の細道(奥の細道関係のページは豊富です。各地方公共団体のページから入れるものもたくさんあります)
・おくのほそみち文学館
http://www.bashouan.com/psBashouPt_index.htm
奥の細道関係の、バーチャル文学館ですが、データの多さにクラクラするほどです。
蕪村筆「奥の細道絵巻」や、各地に立つ芭蕉像の写真も見られ、東北に旅する時にはぜひ見ておきたいページです。
伊賀上野
・三重県郷土学習資料集2 松尾芭蕉
http://www.mpec.tsu.mie.jp/kyoiku/kyouzai/MDBHTML97/HTML/REKISHI/MATUO/MATUO.HTM
芭蕉の生家や、ゆかりの地の解説・写真が見られます。
※「笈の小文」本文は『芭蕉紀行文集』(岩波文庫)を参照しました。
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