* 読売新聞のサイトに正倉院フォーラム大阪についての記事が出ました。詳細はこちらで。

* 三田村雅子先生の『記憶の中の源氏物語』が
蓮如賞を受賞されました。嬉しい快挙ですね。

* 2008年パリ・シンポジウムの記録である『源氏物語の透明さと不透明さ』が青簡社より刊行されました。藤原先生の総括に、その折の夢のような時間が甦る思いでした。


* 読売新聞のサイトに正倉院フォーラム大阪についての案内が出ました。9月16日まで参加者を募集しています。


* NHK文化センターの青山教室で、10月からの『源氏物語』の講座の案内が出ました。秋季は源氏絵から読み解く講座です。

* 角川学芸出版から、昨年11月の京都フォーラムの報告集である『源氏物語国際フォーラム集成』が届きました。想像していた以上にボリュームもありますし、非売品ですので、ぜひ一冊は19万アクセスの記念品にしたいと思います。

* 毎日新聞の3月24日朝刊に秋山虔先生との対談の記事が掲載されました。記事の内容をふくめて二時間半に及ぶ恩師との対話は、生涯忘れることはない思い出の財産です。

*
4月からNHK文化センターの青山教室で、新しく月一回の『源氏物語』の講座をもちます。インターネットから申し込めるのも手軽でいいですね。こちらも都心の空気にふれる良い機会となりそうです。その会報誌の「メンバーズ倶楽部」最新号にも「瑠璃の美から見た『源氏物語』」を書かせていただきました。


* 『家庭画報 国際版』2009年春/夏号に「千年の時空を越えて」という短いエッセイを載せていただきました。日本語訳もあります。


11月7日(土)


 夜は現職の教え子たちとのミニ研究会。そこで教員養成6年制に関わる教育実習一年という話を持ち出したら、みな溜息をついていました。それだったら十年に一度の免許状更新講習の方がましという思いでしょう。6年制になれば、教育学部は薬学部の二の舞といわれますが、事はそれにとどまりません。現行案では教職大学院を出なければ免許状を取れないという制度設計がなされているようですが、これは文学部・理学部など他学部にも大きな不利益をもたらすことになります。教員志望の学生が他学部の大学院を目指せないことは、文系・理系の大学院全般、ひいては学部の地盤沈下をも導きかねません。教職大学院を出れば誰でも免許状を取得できるという建前であっても、他学部の新卒者にとって教職大学院のカリキュラムはハードルが高すぎるからです。教育学部ばかりでなく文学部や理学部などの教員、また小中高の現職教員が、教員養成6年制の問題点を広く認識することが、まず第一歩だと思います。

11月4日(水

 午後から教え子が教員をしている香蘭女子高校での講演会。三年生が対象ですが、新型インフルが流行中ということで、広い講堂でみなマスク着用、離れて座る形でした。こちらは壇上から気持よく話させていただいたのですが、マスク姿を痛々しく感じました。

10月29日(木)

 本郷の演習の三回目。行きがけにサントリー美術館での「美しの和紙」展へ。お昼近くに行ったものの、平日とは思えないほどの混雑。最後のコーナーで、雁斐紙と鳥の子紙の手触りを楽しめたのがグッドでした。その後、広尾の実家を経由して本郷へ。国文研究室に寄ってご挨拶した後、赤門総合研究棟へ。演習では朝鮮王朝の王権・臣権の拮抗関係についてのお話をうかがう。なぜハングル文字の成立が15世紀と遅かったか、その謎が解けました。その後は、院生たちと総合図書館に少し寄り道してから、構内の松本楼で軽い食事。昼間の混雑とはうらはらな夜の静寂に少し戸惑いながら。

10月26日(月)

 宇都宮の夫の学園で、1114日に催される源氏コンサートのリハーサル。盛り沢山の内容なので、リハーサルもポイントをしぼったものでした。メインは、初音や夕顔など巻名にちなむ箏曲の演奏で、こちらは舞台背景の束帯や十二単、源氏に登場する楽器の説明など短い出番なので少し気楽ですが。

10月24日(土)

 大学院入試の日。ここ数年来なかった高倍率の大人気で、これも就職不況の影響なのでしょうか。東京都の小学校教員の二次募集があるくらい、教員の需要もある年なので、中高の教員をめざす学生がたまたま多い年だったということでしょうか。


10月23日(金)

 今回、初めて招待状をもらい、奈良の正倉院展の開会式に日帰りで行ってきました。しかし新聞報道で約2800人がその日に観たとあった通り、人垣をかき分けかき分け、宝物を拝しました。 一枚の招待状で一族郎党引き連れた剛の者もいらっしゃるという話も頷けます。遠慮しないで友人の一人くらい誘えばよかったと後悔しました。もっともさすが開会式、院生を引き連れた東大のO先生、阪大のT先生、奈良大のU先生と、ご同業の方々に次々に遭遇しました。図録では緑色に見える「琵琶袋残欠」の実物は、「縹地大唐花文錦」の正式名の通り、縹色がはっきりと確認できました。「桑木木画棊局」や「沈香木画箱」では、改めてモザイク模様の精緻さに息をのみました。そして圧巻は、正倉院から発見された最古の楽譜、番假崇による琵琶独奏の音色でしょうか。最後のお土産品コーナーで、碁盤チョコをはじめ、あれもこれもと欲しくなる正倉院グッズをたっぷり買い込んで、奈良博を後にしました。

10月22日(木

 5日、11日、19日と10月はプライベートに食事会を楽しくする機会も多く、この日ノーマさんを迎えて新宿中村屋レガルでの内輪の食事会は、M先生の受賞祝賀も兼ねた会。遅く始まったこともありましたが、レガルで蛍の光の曲を鳴らされるまで居つづけたことも初めてでした。

10月15日(木

 昼から大学で入試関係の会議、終わって研究室に戻ると、源氏ゼミのゼミ員たちから誕生日祝のフラワーアレンジメントが届いていました。今年は白と紫の蘭やトルコ桔梗がメインの清楚な花束。その後は本郷に移動、多分野交流演習「東アジアの王権と宗教」の第二回目で、コーディネーターの小島毅先生による、朱子学を中心にした演習の基調となる報告でした。唐の皇帝が読んでいた孝経を平安の天皇が読んでいたわけで、平安王権は宋に起こった新しい朱子学ではなく、唐の古い儒教理念に支えられていたわけですね。帰りはふと思いついて、御茶の水駅そばのビル21階の銀座アスターに入り、夜景を楽しみながら、おひとり様バースディ・ディナー。