二度と行きたくない、何度も行ってみたい、と両極端なのが よく耳にするこの国を訪れた人の感想の特徴である。なんでもあり、がインドである。大都市は喧騒が渦巻き、交通ルールは無茶苦茶、空気は悪いし 物乞いも手足が無いなど半端ではない。賄賂は社会的習慣と化している。 しかし物価は驚くほど安いし、大都市・観光地を離れると素朴なインドの生活にふれることができる。しかし、あくまでインドである。いい思いをするのも いやな思いをするのもすべて自分の交渉能力次第ということになる

     

               

アーメダバード郊外国道8号線 道路ではすべてのものが移動

 インドは10憶の人口を抱え 20の民族、50の言語、10の宗教があるという。表面上カーストの身分差別はないというが厳然とした差別を肌で感じることがある。民族、宗教、風俗習慣の違いがあってもインドの国への求心力は以外と強い。何でだろう?と思う。 テレビでは毎日のようにカシュミールでのこぜりあいが報道され、インド側で何人死んだとかパキスタンの兵士を何人殺したと言い、スポーツ番組ではパキスタンに勝ったクリケットの試合に人々は歓声をあげる。インド国民の求心力のひとつにパキスタンとの争いの存在があるのかもしれない。.

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アーメダバード郊外 バイクを止めるとすぐに人が ・・・・・   茶屋のおやじさん     
 

 走っている車はトラック輸送が大変に多いのをみてもインド経済が比較的健であることがわかる。ベンツや日本製4駆車ばかりが目に付くと揶揄されるロシアとは好対照である。インドではハイテク産業に勢いがある。アメリカのシリコンバレーに匹敵するものがあるといわれる反面、乞食の多さには閉口する。インドという国は理解できないことだらけである。

 架空の話になるが、インド経済を意図的に失速させようとするのなら簡単である。世界的な基準の排ガス規制を厳格に実施すればいい。輸送の主役のトラックは一台も走れなくなるだろう。それほど排ガスはひどくインド国内は空気が汚れている            

ボンベイ
 
インド第二の大都市ボンベイは予想にたがわず インドの特有の大都市の要件を備えている。ボンベイ港の界隈は特に治安・環境が良くない。ホテル代も高い。車が信号で止まると待ち構えていた乞食が殺到する。ダメだと言っても決して引き下がらないし少量の金だとさらに要求する。ボンベイ港はインド最大の輸出入物資を扱っているだけに周辺の交通量はスゴイ。国道はアーメダバードまで24時間トラックの流れが絶えない。そのうえ運転が極めて乱暴至極。自分より少しでも遅い車がいるとすぐ追い越しをかける。時速40kmのトラックを時速41kmで追い越す場面を想像してほしい。しかも追い越しの最中はハデなクラクションを鳴らしつづけ、対向車がきてもお構いなし。あちこちにクシャクシャになった車や横転したトラックを見た。


  

ボンベイ港:イギリス植民地当時の面影が残っている


 

               片田舎の立派なゲストハウス 一泊600円(アーメダバード郊外)  

 

プシュカ

  インドで外国人ライダーに出会うのは非常に稀である。イスラエルから来たというバム君がプシュカに行くというのでご一緒した。プシュカはアジメールから幹線を離れて程なくの山中にひっそりとある。インドというよりはネパールに近い雰囲気だそうで確かに普通のインドの街とは違う。ヨーロッパ系の若い観光客が目に付く。かなりぶっ飛んだ連中であるのが見て取れる。彼らの会話を耳に挟むのにはどうも日本人のことを良く言っていない。日本人は値段交渉をしないで(交渉することを知らないで)言い値でホテル代を払うから料金の相場が上がってしまうのだそうだ。相場崩しの日本人か。確かにバム君は納得のゆくまで次々と場所を替えて値段交渉をしていた。泊まったホテルは150円。客は全員ヨーロッパ系だった。流石…。

     

    

     プシュカまで一緒したイスラエル人              プシュカの安宿 一泊150円


朝靄に煙るアジメール市街、実は排気ガス



デリー  
 インドの首都デリーは旧市街と新市街に分かれていて新市街がニューデリー。旧市街がオールドデリー。ニューデリーはオールドデリーとは好対照に整備が進んでいてインドの大都市特有のスラム街は見当たらない。ここからパキスタンに向かう国道8号線からアジアハイウェイとなる。  デリーではイランビザ取得のため1週間程無為に過ごすことになったが観光にもほとんど出かけることがなかった。インド人との付き合いに疲れるのである。親しくなるとモノを要求したり、見返りを期待する親切が多いのである
乞食への施しは宗教感の相違によるから違和感があるのは当然である。日本の感覚では「お恵み」であるから貰うほうが感謝「オアリガトウござい」である。ところがインドやイスラム圏ではバクシーシ、喜捨といって与えることによって「救われる」のであるから乞食からすれば貰ってやる、なのである。したがって感謝の言葉はないのは当たり前である。




インド人家庭の昼食風景
床にクロスを敷き、場所をつくる。料理を並べめいめいの皿にとる(スプーンで)。
あとは右手でそのまま食べる。例外にもれず辛い料理が主体。
調味料、ソースはとんでもなく辛いから日本人は使わないほうがよい。
辛くないのはライスと水だけと言っていい。
この家庭はイスラム教徒

アムリストゥアル

  インド最西端パキスタンと国境を接するパンジャブ州の州都であり、スイック教徒の聖地でもある。スイック教徒は頭にターバンを巻くので有名。スイック教徒はインドでは少数派であるが押しが強く、企業家、政治家として成功している人が多い。少し前まではパンジャブ州はごたごたが多くて外国人の立ち入りには制限があった。スイック教の本山はゴールデンデンプル。アムリストゥアルの市街からいくらもないところに印・パ国境ゲートがある。そして国境から30kmほどのところにパキスタン東部の大都市ラホールがある


  

 アムリストゥアル スイック教徒の本山ゴールデンテンプル   アムリストゥアル郊外のインドパキスタン国境 

 

交通事情

 インドは車両は左側通行。合図を出さないで進路変更する車がほとんど。特にオートリクシャーには注意。クラクションをやたらと鳴らして走行主張するのがインド流。インド国内は夜間でもトラックの通行が絶えないし、薄暗くなってもヘッドライトをつける習慣がない。夜間は走行しないほうがベター。主要道路は有料道路が多いがバイクはタダ。 

ホテル

 安宿150円〜900円 中級600円〜3000円 高級1万〜1万5千円 安宿のシャワー、トイレは共同

お金 

 1j=30インドルピー、クレジットカード・米ドルは中級ホテル以上でないと通用しない。銀行での外貨・トラベラーズチェックは特定の銀行しか扱わない。  

食事他

 チャイは一杯2〜3ルピー、コーラ 20〜30ルピー、街道筋のレストラン?のタリー(定食)20〜30ルピー、インド人は素手で食べるが言えばスプーンをくれる、水は現地の人が飲まないようなものは止めたほうが良い、調理人は不衛生な人が多いから生もの・熱を加えないものは頼まないようにしたほうが良い。 

生活習慣他

 トイレの習慣は ご存知左手を使った事後局部水洗い方式