☆壱拾九号機=水冷化計画★
組んでから6ヶ月が経過した十九号機ですが、PRESCOTTコアのP4-3.0EGHzの電気喰いと発熱には手を焼きました。CPUのキャッシュが大きい事、思い切ってSATAを採用した事などのでおかげで、Photoshopの作業などは快適なのですが、常時50℃を超えるCPUの温度、CPU単体で100Wを消費してしまう大食らいは困った問題でした。いっその事廃棄して新しいマシンを組み直そうかと思いましたが、予算不足で全く新しいマシンを組む事ができません。途中で470Wに電源を換装し、巨大なヒートシンクをつけたりしましたが、やはりエンコードの様な負荷の高い仕事をこなすにはCPUが熱すぎました。そこで廉価にCPUの加熱問題だけをなんとかしようと、水冷化に取り組む事にしました。選んだのは、\15Kという低予算で12cmFAN付きの大きなラジエータを持つBIG WATERと言う製品です。一応LGAにも対応していると言うことと、値段の安さから安易にこの機種を選んでしまいました。
これが空冷用の強化ヒートシンクです。仏舎利塔の様な巨大なヒートシンクに8cmファン二個と言う仰々しさ、このファンは静かな方ですが、それでもヒートシンクを通る風切り音は相当なものがあります。ここまでしても、CPU温度をアイドル時で50℃台にしかできない、PRESCOTTコアのP4-3.0EGHzと言うのは、やはり鬼っ子としか言いようがありません。INTELが後継のCPUをあきらめた訳です。
下の写真が空冷ヒートシンクをはずして、水冷のジャケットをつけたところです。これだけ見ると非常にコンパクトですが、実際にはラジエータとウオーターポンプと、水を送るパイプが必要ですので、その配管をすませると、次の様な写真になります。
外につけた12cmファンの後ろの黒い箱がラジエータです。比較的コンパクトな方ですが、それでも水パイプをふさがない様に配管するには、このくらいの後部スペースが必要です。
筐体内部の様子です。ウオーターポンプ → ラジエータ → CPUのウオータージャケット ウオーターポンプと入り組んだ配管が水冷マシンの一番の欠点でしょう。水漏れも心配ですが、そこまで考えると水冷化自体が頓挫してしまいます。
水冷化の結果です。水冷化に当たって、8cmファン二個と12cmファン1個を取り外していますが、アイドル時のCPU温度は空冷時の50℃ から43℃まで下がり、それなりの効果が出ている事がわかります。現在このハイパーテキスト編集をしているさなかのCPU温度は38℃です。ちなみにラジエータファンはボリューム式の可変で、1500回転まで下げれば、非常に静かな事がわかりました。
CPU負荷を与えた場合はどうでしょうか?これが、Adobe社のPREMIERE6.5からMPEG4フォーマットへの書き出しを命じた状態でのCPU温度です。CPU負荷ほぼ100%ですが、CPU温度はたった3℃の上昇で押さえられています。ところがCHIP SET周りの温度も上昇してしまい、結局アラートが鳴る事になりました。CPUは水冷でよく冷える様になりましたが、今度は空冷ファンを撤去したため、CHIP SETの温度上昇が問題になってきました。今度はだめ元でCHIP SET用のウオータージャケットがないか探してみようと考えています。泥縄ですが、とりあえず、これでCPUの水冷化は成功だったといえるでしょう。
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最終更新日 : 2004/11/23..