オオクワガタの飼育1
どのような方法でも、たとえペットショップで飼ってきても、誰かにもらったものでも、運良く自分で採集できたものでも、オオクワガタのつがいが手に入ったら繁殖をさせてみましょう。オオクワガタは非常に頑強なクワガタですので、注意点をまもり、必要な時にアドバイスを受けることができれば誰でも繁殖する事ができます。
産卵木の用意:
オオクワガタは野生では電信柱より太いくらいの立ち枯れ木に産卵しますが、幸いなことに飼育下では条件を整えれば小木にも産卵してくれます。つがいを飼い始めたらまず産卵木を用意します。それなりにリスクはありますが、一番簡単なのは化学調味料を水に溶いて産卵木にする古くなった椎茸のホダギや市販の産卵木の木口から乾燥を挟みながら1週間ほどしみこませることです。化学調味料に使われるグルタミン酸ナトリウムには、顕著な産卵誘因効果があり、今まで全く産卵しなかったオオクワガタのメスにもかなりの確率で産卵させることができます。
しみこませ方は2通りです。一つは化学調味料を3%くらいの水溶液にして木口から染み込ませること。もう一つはよく湿らせた木口に一振り振りかけることです。いずれも他の虫が付かない様にふたのできる水槽で通気を確保しながら行うのがこつです。できるだけ天日に当てる様にすればカビも最小限で防げるはずです。
産卵木の準備も大切ですが、成虫の餌も需要です。オオクワガタは数年生きる寿命の長いクワガタですので、高蛋白でカロリーの高いえさを与えます。バナナが最適ですが、近頃クワガタ飼育の専門店が売っている高蛋白ゼリーもかなり効果があります。気をつけるのは糖度が高すぎるだけの餌を与えているとメスがタンパク質不足から大きなオスでも捕食してしまうことです。
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最終更新日 : 1999/12/28.