オオクワガタの遠隔地間種内雑種の1例

以下に示す個体は佐賀産の♂と大阪箕面産の♀の間に生まれた、オオクワガタの遠隔地間種内雑種の一例です。

太くがっしりした大アゴ、さらに大きめの頭部が特徴の♂になっています。このような遠隔地間種内雑種(ハイブリッド=HB)個体には、より大きな個体群に結びつきそうな可能性が感じられます。少ない元親から繁殖を始めるとオオクワガタも短期間に矮小化する事がありますが、国内産の組み合わせでも、こうした体型のオオクワガタが羽化してくると言う一例になると思います。

これから海外産のオオクワガタが国内にたくさん入ってくると思いますが、むやみな放虫や国内外の虫同士の雑種化を行うと、日本の固有亜種であるオオクワガタはいなくなってしまうかもしれません。現在飼育をされている方、これから飼育をされる方は、遺伝子汚染に繋がる計画性の無い雑種化と放虫だけは避けていただきたいものです。

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最終更新日 : 2000/05/30 .