いろいろなオオクワガタの比較(工事中)
画像が多いの重いです。ごめんなさい
このページでは日本のみならずあちこちのオオクワガタ♂のうち、特に特徴的なものを選んで掲載していこうと思います。わずかな個体数ですが、日本各地でもかなりの差が見られ、また東南アジア各地にはそれぞれ少しずつ形態の異なるオオクワガタが存在します。
川西産オオクワガタ雌雄(大阪在住の稲垣公計さん提供)↓

日本産のオオクワガタの中では、幅と丸みのある身体で人気のある川西産の繁殖個体です。画像を提供してくださった、大阪在住の稲垣さんによりますと「比較的川西・猪名川あたりのスタイルを維持していますので、同地のインラインブリードと思われます。」とのことです。たしかに山梨県産では見られない様な幅広の体型と丸みのある大アゴが目立つようです。
香川県綾上町のオオクワガタ(大阪在住の稲垣公計さん提供)↓


私が最初に繁殖した岡山県産にどことなく似た、香川県綾上町産の野生個体から得られたF1個体です。画像を提供してくださったのは、これも大阪在住の稲垣さんです。やや直線的な大アゴと少し細身の身体が岡山産と似ているように感じます。
阿古谷産?オオクワガタ(大阪在住の稲垣公計さん提供)↓

阿古谷産と言うことですが、提供者の稲垣さんによると「出所は不詳で、阿古谷産というのにはやや疑問が残ります。阿古谷産は巷間言われているように、極太ではないそうです。とのことでした。このオオクワガタも大アゴの湾入が大きい丸みの強いタイプです。
タイワンオオクワガタ(1990年以前に筆者が飼育した個体)↓

現在では台湾当局の保護動物になってしまっているため飼育していませんが、タイワンオオクワガタはやや日本産と異なるオオクワガタの様でした。まず前胸背板側縁のくぼみが、胸部の前縁にでる個体が多いようです。また日本産オオクワガタでは、野生で56mmから60mmを越えると、第一内歯が前方を向くいわゆる大歯型になりますが、タイワンオオクワガタはこの発生が68mm以上とかなり大きな個体にずれ込んでいます。しかし、日本産と同じように小さな個体ももちろん発生します。画像は1980年代半ばに筆者が飼育したタイワンオオクワガタの写真です。羽化直後の個体がちょうど中歯型から大歯型に切り替わる中間個体と言えると思います。
グランディスオオクワガタ↓

グランディスオオクワガタも謎が多いオオクワガタの仲間です。現在日本に入ってきている個体で明確に大歯型と呼べる♂はいないようですが、19世紀にDIDIERらによって新種記載された当初の詳細図には、大歯型の立派な♂と小歯型の小さな♂が描かれています。現在飼育中のつがいは「むし社」から入手したラオス産ですが、この♂は64mmでもまだ小歯型と言う感じです。グランディスオオクワガタには、果たして大歯型と言える型は現れるのでしょうか?もし現れるとすると90mm以上になるような気がするので、なかなか現物を拝むのは難しそうです。
岡山県産累代飼育♂(52mmの大歯型)↓

画像は岡山県倉敷市で1981に採集したつがい+1♀の子孫の♂です。この系統はf10以降、目に見えて矮小化がはじまり、とうとう野生では56mmくらいが下限と思われる大歯型が50mm強で発生する様になりました。野生種の特徴ではありませんが、少ない遺伝子プール(小さい繁殖群)で長期間繁殖するとでる可能性のある発現型と言うことで掲載します。
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最終更新日 : 2001/05/25
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