| この枕詞?はSF小説「いさましいちびのトースター」からいただいたものだ。マイロと言う名前の方は、ジムキャリー主演のSF映画「マスク」の中で大活躍したジャックラッセルテリアからいただいた。ただしうちのマイロはメス犬である。 |
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ジャックラッセルテリアを飼う ジャックラッセルテリアを洗う マイロスワレ マイロと階段 言うことを聞かないマイロ マイロコイ マイロモッテコイ マイロの友達:その1 その2 その3 その4 |
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| ジャックラッセルテリアを飼う 02月13日21:46 |
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| 昨年末からまた犬を飼い始めた。実は昨年6月に紀州犬雑種のブランが15歳で死んでから、家には犬がいない状態が続いていた。半年が経過し、そろそろ犬がいないとやっぱり寂しいなと思い始めた頃、家内と次男が学校の近所の犬屋で衝動買いしてきたのがジャックラッセルテリアだった。 |
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| 僕自身は、本当はまたラブラドル犬かワイマラナーを飼いたいと思っていた。正直訓練性能が高い犬が好きだ。僕にとって犬は単なる愛玩動物ではなくて、訓練を入れ、家庭の中での分担を決め、一緒に生活を送る家族と言う位置づけだからだ。その点で以前飼っていたラブラドル犬や紀州犬雑種は十分合格点だった。訓練性能が高く、リードなしでも不安なく散歩が可能で、こちらの言うことはたいてい理解し、命令には正確に従う犬だったからだ。サドルバックを背負わせ、買い物に連れて行ったり、子供が公園で無くしてきた砂遊びの道具を捜させたりもした。ラブラドル犬にいたっては、公園で空き缶集めをさせる事も出来た。 ジャックラッセルテリアは、そういう犬になれた僕の目からみると、事もあろうにテリアで、しかも狐狩りの際に肉食動物である狐を穴から追い出すために育種された犬だった。中世時代のテリアはまだヨーロッパに猫が少なかったころ、ネズミなどの害獣を狩るために家の周りに放し飼いにしていた小さな犬たちを祖先に持つ。人間との共同作業の機会がほとんどなかったテリアは、セルフハンティングで自分と大して体格の違わないドブネズミさえ殺す勇猛な犬だった。だから人間が訓練するのはそれなりの技量が必要で、たいていは訓練がちゃんと入らない内に成犬になってしまう。 |
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| だから、テリアと名の付く犬は、小型犬でも大型犬でも、剽悍で大きな犬など恐れない、勇敢と言うより、きかん坊の犬が多い(様な気がする)。もちろん訓練は簡単には入らないだろうし、手を焼くのが見え見えの犬のはずだ。しかもジャックラッセルテリアは、小型犬ながら、大型犬並の体力と気力を併せ持つ狐狩り用の獣猟犬なのだ。 家に連れて来られた子犬は、ジムキャリー主演の映画「マスク」のジャックラッセルテリアにちなみ「マイロ」と名付けられた。しかしこの犬は牝犬だ。家内は「マイちゃん」と呼ぶが、散歩につれて行くと、誰も牝犬だとは思ってくれない。それほど元気が良く、人見知りも犬見知りもしない。極めつけは、あらゆるサイズの犬を全く怖がらずに向かっていくことだ。彼女はまだ体重3kgに満たないチビ犬なのに、すでに体重23kgの狼犬を尻尾に食い下がって降参さえ、近所の公園に来る大型犬と遊ぶ時も常に優位を保つ事ができる。それが月齢たった3ヶ月の子犬のやる事なのだ。正直先が思いやられる。 |
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ジャックラッセルテリアのマイロは水をそれほどいやがらないので、掃除用の流しで湯沸かしのお湯でシャンプーしている。
この方法を最初に見つけたのは次男だが、彼はマイロを洗っている最中に、いやと言うほど手をかまれたので、二度とマイロを洗わなくなってしまった。 それで、結局僕が洗っている。幸いなことに、マイロが嫌がること;いきなり顔にお湯をかけたり、シャンプーが目に入ったりしなければおとなしいものだ。 頻度は1週間に1回くらい。洗いすぎと言う説もあるが、毎晩近所の公園で他の犬たちと遊びまくっているので、それなりに汚れる。しかも頭と尻尾の付け根にしか模様がないので、白い部分の汚れは相当目立つ。
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| 洗い方は簡単。首輪をはずして流しに抱き上げて立たせる。マイロはこれだけおてんばで活発なイヌなのに、お湯をかけてもらう間は、じっとしている。
瞬間湯沸かし器でお湯を沸かし、尻尾の方からお湯をかけて、身体全体を湿らせる。犬用のシャンプーをお湯で溶いて背中・あばら・肩・前足・後ろ足・尻尾・脚の裏と前から後ろ、上から下の順に洗っていく。その間、体中をマッサージするようにしてやると、おとなしく洗われている。 最後に薄めたシャンプーで顔を擦り、おしりのほうからはじめて、背中から首筋までお湯をかけて全身のシャンプーを洗い流す。乾いたタオル二本で拭いて、ドライヤーで乾燥させておしまい。 |
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水を嫌がる犬、怖がる犬は、こんな簡単に洗えないので、シャンプーの点ではジャックラッセルテリアは楽な方かも知れない。
それとも、これはうちのマイロだけに見られる習性なのだろうか? そういえば、マイロは服を着せられたり、雨合羽を着せられるすらいやがったことがない。 ケージの天井がはずれて落ちかけた時も、平気で餌を食べていた。 この性格が天然なのか、肝が据わっているのか、よくわからないが、そういう点を美質として伸ばしていけば、もっとよく言うことを聞くイヌにできるのかもしれない。 |
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| マイロスワレ 02月17日00:42 | |
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ジャックラッセルテリアのマイロが家に来て、1ヶ月ほどがたった。その間、3回目のワクチン接種前なので、外に出さないでくれと言う犬屋の言い分を聞いて、ほとんど外に出さなかった。自分で犬を繁殖した経験からすると、繁殖前に母犬にワクチン接種をすませ、母体免疫が初乳や母乳を通じて子犬たちに十分伝わっていれば、ワクチン接種はその効力が切れるころに一回で良いはずだ。おそらく犬屋は売る都合上、「かわいいヨチヨチ歩きの赤ちゃん犬」を母親から早い時期に引き離してしまったため、免疫が十分か不安だったのだろう。 マイロは可哀相に生後1ヶ月ころから犬屋の店頭の透明ケースにいたらしい。いくら犬は成長が早いとは言え、月令1.5〜2ヶ月以前に母親から離した犬がまともに育つものだろうか?水槽のような素通しのケースに閉じ込められた子犬たちは、他の子犬と遊んだり、母親にかまってもらえないので、依頼心が育たず、また他の子犬とのじゃれあいで掴む「どのくらい強く咬んだら相手が怒るか」を知らずに育つ。これは、親元から離されて、幼少時代から友達も作らず、一人暮らしを強いられた人間の子供のようなものだ。 |
| 今まで飼った犬は自家繁殖か、ブリーダーで2〜3ヶ月以上母親や兄弟と過ごした犬ばかりだった。何かあるたびに、幼いころから一人で閉じ込められて育ったマイロに不安がよぎるが、とりあえず食事はそれほど細くないし、便も問題ない。きれい好きなので、ビーウイと鼻を鳴らしたり、きゃんキャン言ったときに犬舎から出してやれば、トイレを汚すこともほとんど無い。家の中で遊ばせる時に、手に負えないほどいたずらなのは元気な証拠だろう。しかし興奮すると人の手を血が出るほどきつく咬む癖は未だに直らない。これは母親や兄弟から早くに引き離しすぎた弊害のはずだ。
外に出せない間、どのくらい訓練が可能か、室内でいろいろやってみた。 最初にあらゆる訓練の基礎となる、スワレの声符と、指を立てる指符で犬座姿勢をとらせることを練習した。これが確実に出来るようになるまであきれたことに2週間以上を要した。しかも月齢3ヶ月の現在、命令で確実におとなしく座っていられる時間は、せいぜい20秒ほどだ。今まで自分ではテリアも小型犬も飼った経験がないので、これが短いの長いのかは見当がつかない。 |
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素直なラブラドル犬は、生後1.5ヶ月で離乳食を与える段階になると、母親の真似をして自主的に座って給餌を待つようになったものだ。大型犬なので犬座姿勢は不安定だが、6匹の子犬がえさ皿を持つ自分の回りに半円を描いて座る様はそれなりに壮観だった。家で最初に飼ったラブラドル犬のスナッピーII世は、一才年上のブランのまねをして自分でスワレを覚えた。それ以降ラブラドル犬たちには、スワレを教えるのに補助動作を使った覚えはない。
マイロは、そういう犬たちとはまるで違っていた。首を釣り上げても、腰を押し下げても、おとなしくされるがままになってくれない。身体のどこを触っても、すべて遊びと解釈して、尻尾を千切れるばかりに振り、振り返って甘がみをかえしてくる。子犬ながらすばやく向きを変える体捌きは、この犬特有のものだろう。最後は相手を遊びに誘う、腰を持ち上げ、前足を投げ出す姿勢になってしまう。 |
| 仕方がないので、小さな餌やおもちゃでアイキャッチして、こちらを見上げさせてから近づき、後じさりしてしりもちをつかせる方法で、スワレを教えることにした。マイロは身体に触れずに人差し指を立て、スワレと命じながら乗り出すと、ストンと腰を下ろして座れるようになった。そのまま手のひらを広げて鼻先に示し、マテを教えた。補助動作より指符と声符に先に従う犬と言うことになる。 これでどうすればジャックラッセルテリアに言うことを聞かせることができるか、だんだんわかって来たが、今まで訓練した犬の経験はあまり役に立たず、ほとんどは手探り状態だ。 やはり、テリアなんて飼うんじゃなかったという考えが時折頭をよぎるが、飼い始めた以上彼女の教育は飼い主である僕の責任だ。次は社会の中で迷惑な存在にならない様、公園やペットショップに連れて行き、人間と犬の社会両方に社会化させねばならない。マイロはうまく両方世界でやっていけるのだろうか? |
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| マイロと階段 02月22日22:01 | |
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マイロは生後2ヶ月過ぎでお散歩に出すようになったが、二階から一階へ降りる長い階段が大の苦手だった。小さなマイロにとっては、階段の一段が自分の肩高とあまり変わらないのだから当然と言えば当然だった。 散歩にでると、同じ町内に三段しかない階段エントランスのある建設会社がある。そこの社長さんは大の犬好きで、マイロもすぐになつき、用もないのに階段に脚をかけて中をのぞく様になった。ある日、ガラス扉の向こうにその社長さんが見えたと思ったら、マイロは三段の階段を駆け上がっていた。そのままガラス扉の前に座り、座ったまま、ぴょこぴょこはねると言う器用な仕草で社長さんにアピールした。社長さんはすぐに気づき、いつもの様に抱き上げてかわいがってくれた。彼女はマイロが甘噛みしても、いっさい叱らない。マイロはそういう鷹揚な社長さんが大好きだった。 同じ日、公園で他の犬と遊び倒して帰ってくると、マイロは自宅の急で長い階段をトコトコ登り始めた。最初は昇っているうちに左に傾いてしまい、壁に激突して止まった。でもくじけない性格なので、またやり直し、翌日からはなんとか自力で20段の階段を上りきる様になった。 |
| 次の課題は同じ急な階段を下りる事だった。目線をマイロの目の高さにしてみると、自宅の階段が如何に急か分かる。おそらくマイロの目で下り階段を見るとスキーのジャンプ台の上から下を見下ろす様な風景だろう。どうやったら階段を自力で下りられる様になるか考えてみたが、毎晩遊びに行く公園にある遊具のコンクリの山を利用する事を思いついた。山は標高1.5mと3mが橋でつながれ、ちょうど良い訓練用の遊具になっている。最初は1.5mの山登りから始め、次に一緒に同じ山をゆっくり下りる事を教え、最後に3mの山に挑戦した。マイロは1週間くらいで3mの山にも登頂を果たし、頂上で得意そうにお座りして他の犬を見下ろす様になった。同じ山に直接登れない犬も結構いたのだ。その後はどちらの犬も自由に上り下りが出来る様になった。 |
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その後は、無理に階段を下りる様に促さず、階段の上にマイロを座らせ、下に立って呼ぶ様にした。もちろんリードは持って、万が一階段落ちになっても途中で止まる様にはした。たいていは上でじれた様に鳴き、僕が迎えに行くと、飛びついて抱き上げてくれとせがむのだった。ある晩マイロは自主的に階段を一段ずつ降り始めた。一段ずつこわごわと降り、残り三段は駆け下りてしまった。その後は、放っておいても自力で階段を降りられる様になった。 人間にとっては小さな障害でしかない階段の登り降りも、子犬にとっては一大決心のいる大冒険の様だ。こうして子犬は、段々人間と一緒の生活のあらゆるシーンに適応を進めて行く。 |
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| 言うことを効かない犬 02月24日21:45 | |
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ジャックラッセルテリア(JRT)のマイロは、同じ犬種の中では呼び戻しも効くし、リトリーブも出来るので、近所に棲むJRTの中では、どうやら良く言うことを聞く部類らしい。そろそろ4ヶ月になるので、ちゃんと言うことを聞いて、脚側行進も出来る様になってきた。 しかし、子供が馬乗りになっても、蹴りをいれても、従順に遊び相手を務めたラブラドル犬に比べると、言うことを聞くレベルが全く違う。マイロはラブラドル犬のスナッピーに比べたら、体重で十分の一しかないが、押さえつけても絶対に従わないし、蹴りを入れようとしたら、素早くよけて平気で食いついて来るだろう。 。 |
| 写真は洗濯物を自主的に取り込んで、ソファの上に集めて巣を作ったマイロと、取り上げようとした洗濯物に食いつき、そのまま数分間ぶら下がっていたマイロだ。マイロは干してある洗濯物が乾くと、飛びついて取り込んでくれる。湿った洗濯物には手を出さない。そこまでは良いが、取り込んだ洗濯物は、ソファの上に収集され、全部マイロの巣になってしまう。湿った洗濯物に手を出さないのは、巣が湿ってしまうかららしい。取り上げようとすれば、洗濯物に食いついて一緒に釣られてしまう。 こんな風に、マイロは自分のやりたい事はいくらでも喜んでするが、意に染まぬ事には全く従わない。訓練性能がかなりありそうなJRTだけに、このやっかいな性格をどの様にのばして行けば良いのかが、これからの訓育の課題になるだろう。 |
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| マイロ コイ 02月26日02:45 |
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| マイロがそろそろ月齢3ヶ月の終わりになるので、リードレスで言うことを聞かせる事が出来るかテストを兼ねて呼び戻しの訓練を始めることにした。 リードありなら、スワレ、マテ、コイがほぼ出来る様になっていたので、他の犬や人があまりいない時間に、リードをはずしてテストを始めた。 この澄んだ瞳で視符を見つめる真剣そのものの表情を見ていると、結構優秀な犬に見えてくる。 |
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| いつも通っている公園の山の頂上にマイロを座らせ、リードありの時と同じようにスワレ・マテと命じて、手のひらをマイロの方に向けて、そのままマイロを残して後じさる。マテと繰り返し命じながら、マイロの周りを回り、立ち上がらなかったら、ゆっくり戻ってよしよしと身体をなでてほめてやる。 次にスワレ・マテと命じて、マイロをおいて山を下りる。マイロがじれて立ち上がりそうになったら、コイと声をかけ、姿勢を低くしてマイロを呼ぶ。マイロは短い脚を必死に動かして、僕の手元まで走って山を駆け下りてきた。これを数回、いろんな場所に座らせて繰り返し、どこにいても呼べば戻ってくる様に訓練をおこなった。 |
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| マイロはお転婆な犬の割に、お座りが安定しているので、とりあえず「呼び戻し」はなんとかなりそうだ。次はモッテコイを教える事にした。 |
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| マイロ モッテコイ 02月26日03:17 |
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| マイロがリードなしでも確実に呼び戻しが出来る事が分かったので、早速「持来」を教える事にした。マイロを横に座らせ、持来訓練用の木のアレイを投げて見せる。マイロは数メートル先で跳ねる木のアレイ目がけて飛び出して行った。 |
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| マイロがアレイをくわえた段階で、モッテ・コイと命じる。マイロは一瞬周りを見回したあとで、コイに反応したのか、アレイをくわえていちもくさんにこちらに駆けてきた。マイロが駆けてくる間、モッテ・コイと命じ続けると、マイロは手元まで駆けてきて、得意そうにアレイを見せびらかした。 |
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| ダセと命じながらアレイを引っ張ると、うなって離さない。仕方がないので、一口大のおやつを右手にもって見せ、左手でアレイを引っ張ると、やっとアレイを離してくれた。 そういう訓練を数回繰り返してみた。段々投げる距離を伸ばしていくと、マイロは10数メートルの距離なら、投げたアレイやボールなどの回収ゲームを確実に持ち帰る事が出来る様になった。ただし、途中でゲームを離してしまうと、拾い直して持ち帰る事は出来ない。このあたりは回収専門のラブラドールなどのリトリーバ犬と同じようには行かない部分かもしれない。これから先、繰り返し訓練してみて、どのくらい持来を強化出来るか試してみたいと思う。 |
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| マイロの友達 その1 |
| マイロは運動不足だと、家の中で騒いだり、いたずらしたりするので、毎日十分運動させる必要がある。朝出かける前に30分、帰宅後に1時間、寝る前に1時間〜2時間お散歩に連れ出している。これは雨が降ろうが雪が降ろうが毎日の日課だ。朝と夕方の散歩はひたすら距離を歩かせるだけだが、寝る前のお散歩は近所の犬が集まる公園に行って、他の犬と疲れるまで遊ばせる様にしている。
でも、近所の公園は大人犬のほうが多いので生後半年を過ぎたばかりのチビ犬とは遊んでくれる犬はあまりいない。それにJRTの遊び方は乱暴なので、同じくらいの大きさの犬と遊ばせるのは、こちらの方が怪我をさせそうで恐い。幸いマイロはどんな大きな犬でも、強面の犬でも平気で向かって行くので、遊び相手は大型犬ばかりになる。 |
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| それから、いきなりマイロが彼女の首に飛びついてぶら下がる。あとは、逃げるオオカミ犬をマイロが追いかけ、飛びつき、はねとばされ、時には首にぶら下がったまま、振り回されたりして小一時間遊び続ける。 |
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| さすがに息が切れるのか、1時間くらい遊ぶと、どちらともなく、水道に駆けつけ、むさぼる様に水を飲む。あとはお互いに遊び疲れ、満足して家路につく。 これが毎晩のマイロの日課だ。しばらくは新しい訓練ネタもないので、そんな風に毎日、毎晩、マイロが遊ぶ友達犬を紹介してみようと思う。 |
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| マイロの友達 その2 |
| 犬どうしにも色々相性があるようで、ジャックラッセルテリアのマイロと喜んで遊んでくれる犬と、そうでない犬がいる。JRTのマイロは、相手におかまいなしにフレンドリーで、どんな犬でも犬と見れば、喜んで駆け寄り、構ってもらおうと飛びついていく。でも、犬によっては、JRTのそういう振る舞いを嫌って、そばによるだけで、ぎゃんぎゃん吠えて追い払おうとする犬もいる。時には豆柴の様に神経質な犬にいきなり鼻面を噛みつかれた事もある。 |
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| マイロは犬なら相手を問わず遊ぼうとするが、その遊びにつきあってくれるのは、大人犬より若い犬が多い。そして良い遊び相手は和犬より洋犬が多い。マイロの好みは、オオカミ犬の様に動きが激しくて、捕捉するのが大変な相手と、もう一つどっしりしていて、マイロが飛びついても、びくともしない様な犬だ。その筆頭がブルドッグだ。マイロの方もブルドックは大好きな相手だ。元々闘犬なので、マイロの様な子犬がいきなり飛びついても、絶対怖がったり驚いたりしない。体力的にもタフな犬が多いので、十分JRTの相手が出来る。なによりマイロが喜ぶのは、ブルドッグの顔の皮が厚く、少々マイロが噛みついてぶら下がっても、痛がって騒いだりしないことだ。 |
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| ブルドックとマイロの遊びをみている、まるでヘビー級のボクサーにストロー級のボクサーが闘いを挑んでいるように見える。マイロは、周りを駆け回り、素早く噛みついてヒットエンドランをねらうが、ブルドックはどっしり構えて、着実ににマイロを押さえつけるチャンスをねらう。その様子は、犬同士の遊びを良く知らない人がみたら、本気の喧嘩に見えるくらい激しい。残念ながらブルドックは鼻面が短いので、長い間マイロの遊びにつきあっていると、体温の情報を抑えきれなくなってばててしまうようだが、たいていはその前にマイロをボディプレスして、第一ラウンドの決着がつく。 |
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| マイロの友達 その3 |
| マイロが好きな犬種の一つがラブラドールリトリーバだ。この犬種はガンドッグ出身の実用犬として育種されてきたが、近年では盲導犬・警察犬(狩猟犬)・ショードッグの3系統でブリードされている。 マイロの知り合いのラブラドル犬は、マイロが小さい時から辛抱強く遊びにつきあってくれる犬が多かった。特に写真のヤマトくんは、出会うたびに取っ組み合いにつきあってくれる。おもしろいのは、遊び友達の中で体重40kgとダントツの大きさなのに、マイロの匂いを嗅ぎに顔を近寄せる時は、それなりに警戒して、耳も伏せてしまうことだ。 |
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| マイロはヤマトくんと遊ぶ時も、ブルドッグと同じように下から飛びついて上唇やのどのたるんだ皮に噛みついてぶら下がる。ヤマトくんはマイロを押さえつけようとするが、上から抑えると下から容赦なくマイロに噛みつかれるので、すぐ放す事になる、こうして体重で10倍近い開きのあるジャックラッセルテリアとラブラドル犬は、楽しそうに小一時間遊び続ける。 訓練士の中には、こうして犬同士で興奮するまで取っ組み合い遊びをさせる事を嫌う人がいる。犬が理性的に振る舞えなくなるというのだ。でも僕は今まで自分で子犬から飼った犬は、全て子犬のころから、取っ組み合いをして遊んでくれる犬と飽きるまで遊ばせて育ててきた。 |
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| その方が大人になった時に、誰にでも物怖じせず、どんな犬にも平気で接する事が出来る犬に育つとおもうからだ。子犬の頃に遊び倒した犬は、自分が大人になった時に子犬と遊ばせても、良く相手をつとめ、子犬に怪我をさせたりしないよう理性的に振る舞える様になる。 まるで人間の子供を育てるのと同じ感じだ。子供同士でじゃれ合い、大騒ぎして遊んだ経験の豊富な子供は、感情表現がうまく、楽しく騒いで良い時と、おとなしく振る舞わなければならない時のけじめをつけやすい。社会性動物である犬と人は、そういう成長の過程も似ているのかもしれない。 |
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| マイロの友達 その4 |
| マイロは他の犬種と取っ組み合い遊びをするときは、ほとんど声を上げないし、表情を変える事もない。でも同じジャックラッセルテリアと遊ぶときは、ものすごい声を上げ、歯をむき出し、鼻面に皺を寄せて真剣に取っ組み合いをする。 |
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| 相手のジャックラッセルテリアも、すごい声と顔つきで応酬する。お互いにジャンプして、空中で歯を噛みならす。相手を投げ倒して、のど笛に食らいつく。どのジャックラッセルテリアと遊んでも、マイロも相手も同じ様に振る舞うので、これがこの犬種のじゃれつき遊びのスタンダードなのかも知れない。 |
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| でも他の飼い主さんから見ると、ジャックラッセルテリア同士のじゃれつき遊びは、本気の喧嘩に見えるらしい。他の犬も心配して集まってきたりする。でも当の本人達は、一遊びすると仲良く並んで腹這いになってくつろいでたりする。 つまり、ジャックラッセルテリア同士は、遊びだと言う事を認識した上で、本気にしか見えない、もの凄い取っ組み合い遊びをしているわけだ。それが一段落すると、さっぱり切り替えて、仲良く振る舞う事も出来る犬なのだ。 |
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最終更新日 : 2006/06/04
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