上原ひろみ サマーレインの彼方



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上原ひろみ サマーレインの彼方
上原ひろみ サマーレインの彼方

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とにかくファンであれば読んで損がない一冊。

いまさらながらレビューなど。(笑

まだ書店で見かけることがあるので購入しようかどうかと迷っている人は即購入すべし。 
そう言われても迷ってしまう人はとりあえず序章(10ページ強)を立ち読みしてみるといい。
この序章を読むだけでこの本がいかに上原ひろみさんの魅力を伝えているか、
そして著者である神舘和典さんの愛情溢れるスタンスが十二分に伝わって来るはず。
(もちろん続きは購入して読むべし・w

本編は上原ひろみさんの音楽に対するスタンスから学生時代・子供の頃の話まで
多岐にわたり興味深い話が凝縮されている。

年表的な時系列に縛られた堅苦しいものではなく名盤 Spiral のレコーディングスタジオから始まり
数回に渡るインタビューを通して上原ひろみさんのいろいろな側面を紹介していくというもの。
数々のエピソードを紹介するその文章にはとても臨場感があり読み終わった後には、
まるで「自分もその場に立ち会っていたんじゃないか?」と思えてくる程。

触れられているエピソードも見事にツボを押さえていてこの一冊を読むだけで
かなりの「上原ひろみ通」になれる。w 実際その後に読んだ雑誌などでのインタビューなどでも
「あぁこれはサマーレインの彼方でも言っていたな」と思うことが多々あった。
また、2nd ALBUM 「BRAIN」に収録されているGreen Tea Farm 。
CDには納められていない歌詞の全文が掲載されているのもウレシイ。

ホントに素晴らしい切り口で上原さんを紹介してくれた
神舘和典さんには一ファンとして拍手を送りたい。
また時が経ったら是非、神舘和典さんに続編を書いていただきたい。
知恵と努力のピアニスト

 昨日NHKで上原ひろみを見て、有名になった曲を聴いた。演奏はスタジオ演奏と短かったので、彼女のよさは出ていなかった。三枚出たアルバムのほかにどんな曲を弾いているのか、この本では分からなかった。スタンダード曲は弾かない主義をもつ。私の好きな曲はやはりこの本の副題になっている「サマーレインの彼方」。落ち着いて楽しめる。でもむしょうに「XYZ」から聴きたいことがよくある。『ブレイン』(アルバムの表記方法を知らないのでこうしておく)はいろいろな面白い曲が入っているが、これは実験をしているのだろうか。最新の『スパイラル』は多様な曲がうまくおさまっている。どれを聴いても楽しい。上原自身が楽しんでいるからであろう。
 さて、この本であるが、私はこういう本を始めて購入したので、どう書いてよいか分からないが、興味をひくのは彼女の努力であろう。音楽のことなら何でもやる。ピアノだけではない。それも機会を得たらそれを最大限に活用する。前髪をつかんだら、それを達成するまで、さまざまな知恵をだして人が考えつかないことまでやる。これはバークリーに行ってからもつづく。ここでも卒業の年まで努力、自己示威、音楽のためなら何でもなる。一つのことに夢中になるといろいろな知恵がでるものだと感心させてくれる。言ってみれば、努力と知恵が彼女を形成しているようだ。そうしていると幸運がついてくるものだという印象を受けた。


「上原ひろみ」を十分生かした伝記

 上原ひろみは磨き上げられてきた本物。だからその「振る舞い」をそのまま素直に文章にすれば、名作ができる。

 彼女は幼くして「大好きなもの」に出会えた幸運はあるけれど、それを徹底的に鍛え上げた、自分の生き方そのものに厳しかった。他人にも厳しいので周囲の人は辟易したかもしれないが、エネルギッシュで魅力的な部分と好意的に解釈しておこう。そういう人柄が、ちゃんと伝わってくる作品になっている。

 神舘さんも余計なことは何も足さず、かといって乱さず。綺麗にディスプレイしてみせているし、白土さんの写真も彼女の魅力を伝えることに専念しているように思える。音楽に興味がある、ないに関わらず薦めたい伝記である。


 音楽家の伝記や音楽雑誌の解説をみると訳のわからない(そもそも日本語なのか? というような)記述をしている評論家がいるけれど、それはとりあげた音楽家が偽物なので誤魔化さなくてはいけないのか、素材を台無しにする三流のコックみたいな未熟なライターだということなのだろう。
 本書はそんな駄本ではないので、安心して手にとっていただきたい。

彼女の魅力は音楽だけじゃなくて

デビューアルバムから3枚買いました。毎日聴いています。上原ひろみはピアニストなので、文章で彼女の音楽を全部わかろうとするのは無理ですが、ピアノを聴いたときにより深く、理解がひろがり、なおのこといい感じです。
世界中をとびまわり、主催者に納得させるまで自分の主張をとおしたり、雑多な、いわゆる段取りを自分でやっているのは尊敬ですね。だれの頭のなかにもないような美しくメロウな風景をおもいおこさせたり、カンフーワールドチャンピオンのようなそれをピアノで表現するか、と驚愕させてくれる、音楽家であるうえに、さらに実務ができるというすばらしい人物です。CD必聴でおすすめです。


感動

彼女の行動力、気持ち、考え方など、多くを学び、感銘を受けました。
  単に、彼女の人柄を知ることが出来るだけでなく、生き方を学んだような気がしています。
  心に残る名著の1つになりそうです。  



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