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2001年11月19日掲載
「白いヤツ!」
やってしまいました。買っちゃいました「白いヤツ」。
iBook Dual USB、通称iBook2001の新型、買っちゃいました。
ああ、十年ぶりの大貧乏だというのに。
事の起こりはずっと前からあったのですが、致命打に至ったのは某社からのデータ。Excelだったんですね。あたしゃOffice
for Macintoshのインストールでシステムをおしゃかにした一人。2001も買いはしましたが、前のiBookに入れただけでした。もちろんメインマシン系には恐くてインストールできません。
あ、ちなみに、これはあたしの使い方によることで、すっぴんのままの状態でしたら問題ありませんよ。コントロールパネルをいじったりしてなきゃ大丈夫です。あたしゃ昔のOSからのデータを無理矢理ひきついでいるのと、昔の軽いユーティリティソフトが好きなので、対応保証されていないのを使ってるからコンフリクトするんです。マイクロソフトさんの名誉のために明記しときます。(あたしゃMr.B.Gが大嫌いですが、マイクロソフトは別段嫌いじゃありません。フライトシュミレーターなんか、初めて見た時の感動、覚えてますもの。この前のトレインもすごかった。それに最近の「for
Macintosh」シリーズにはこだわりというか、Mac Likeにしよう、という開発チームの意気込みが感じられるので尊敬してます。OfficeにわざわざMac専用のアシスタント用意したりとかね。Max君、かわいいですよ。このマウスパッドはお気に入りです。実は最初は「媚びうってるな」とか失礼な事考えていたんですが、IEなど、WinとMac両方使ってますと、いろいろ分かってきます。なるほど、と思える事がいろいろとね。)
Officeか。これからずっと商売してゆくには一台は「普通の」がないとな。そう思ってPMG4(クィックシルバーはまだ高いので、型落ちしたグラファイトのね)購入を決めました。今ならまだ安く新品入手できますし。CPUもG4の400以上ならOKとか思いまして。
で、まずは価格チェック。ほぼ一律同額の現行品と違い、型落ちはショップによって随分違いますからね。新聞ちらしが入ってた新宿の家電屋さんでPMG4の特価品を見に行き、ついでいつもの周回コースへ。その後で秋葉に行くつもりだったんですが・・・。新宿西口のショップで中古macを見た後で、ふらりと向かいにある新品コーナーに入ったのが運の尽き。
えー、最近のMacのポータブル機、白色りんご模様が光るの、御存じですか? PBG3(ブロンズ)、PBG4と同様、iBook DualUSBも、作動中、モニタ裏面のアップルマークが光ります。モニタの輝度で光るのですが、ここに透明シートを張り込んで、赤やら青やら、好きな色にするアイディア商品「十人十色」というのが出ているのは知っていました。でも、ショップ限定でこんなのがあるとは・・・

即決でした。あれだけ悩んでいたのに。あぁ、あたしってやっぱりバカ。六色りんご一つで(しかも単なるシート。アルプスや沖電気のプリンタ1台で出来ることだと分かっているのに)即断とは。はぁ。

その日は新しい仕事場の内装工事に立ち会う予定でしたので、そのまま持って行きました。で、初起動はそこで。これからここでバリバリ働いてもらう事になるでしょう。うーん、これも何かの縁かな?
で、翌日。まだOSXにはしてませんし、当分予定ないです。他のマシンが8.1やら漢字Talk7.53とかですから。
ということでいつもと違い、あんまり中身はいじってません。とりあえずHDにパーティションを切り、メインのMacintoshHDと、サブのDataHDに区切った程度。メインはOSXでクラシック環境に9.2。サブは9.2のみをインストール。これでメインがいかれても(物理的でない限り)サブから起動できます。で、FireWireHDから各機からのデータを移植して使ってます。
写真でちらっと見えるのが同じ六色りんごエンブレム付きのパームレスト。
PB1400cs、PB3400c、PBG3(Bronze)と受け継がれてきた由緒正しいあたしの「メインマシンの証」です。Duo系と2400cでは位置的に張れなかったんで、長いこと13インチモニターの脇にはっついていたんですが。やっと出番です。
しかしなんですね、この大きさでCD内装ってのもすごいですね。もちろんWin系にはLooksTっていう、DVDドライブにモニタとキー、つけました、みたいなのもありますが。もうちょっと大きいと日立とか松下電器のとかもびっくりするほど薄くてコンパクトですよね。あたしもPriusNote220TやLooksT、使ってます。でも、あれらには致命的欠点が。
MacOSが走らない(爆)。
いや、呆れないでください。深刻な問題なんですよ、Mac使いにとっては。満足できるエミュレーションソフトもまだないし・・。
でもiBookはMac。丈夫さ第一、デザイン重視のMac。あたしの大好きなMacintosh。PCカードはないけど、imationの汎用USBアダプタ買ったから大丈夫。あれ一個でCF、SM、MS、SDにマルチまで読める。よしよし。DVDドライブ付いてるし、VGAだし。スピーカーもステレオだしぃ。ん? そういえばモバイル用で初のステレオじゃないの、Macでは。
もともと、初代Macから持ち運び用のキャリングバックまで出ていた程、Macは移動を重視していました。まぁ、持ち運ぶというよりは移動できる、という程度なんですが。今でもiMacやPMにはキャリングハンドル部分、付いてますよね。
ポータブル化のスタートはその名のとうり、有名なMacintosh Portableからです。NASAが採用し、宇宙にまで行ったパソコンですね。でも、やはり大きかったのでPowerBookシリーズが生まれました。1991年10月。最初の100シリーズが誕生し、PBの歴史がスタートします。これがソニー製というのも、小さいもの好き&得意な日本故のアイテムか、と考えてしまいます。
今回の2001年型iBookはUSBが二つになったのでDuai USBと言います。写真左の初代グラムシェルiBookに比べると小さく、さらにインターフェイスなども便利になりました。CDドライブ入りのままでこの小ささにしたのはすごいです。並べると分かりますが同じ「iBook」と呼ぶには抵抗あるでしょ?
これはもうComet User待望のマシンでしょう。
Power Book2400c。開発名Comet。
1997年初春。ペンティアムIIのうわさがささやかれる中、初めて200メガヘルツの壁を破った当時最強PB、いや最強ノートPC、PB3400シリーズが発売されました。あたしは狂喜乱舞。なにせPB1400同様にMOを内装できるんですから。4ウェイスピーカーってのにはあんまり惹かれませんでしたが、MOは当時のあたしには必需品でしたからね(最近ではDVD-RAMです)。ずいぶん長いこと使ってました。多分一番使用時間、長かったんじゃないかな? あの重さ、重戦車と呼ばれた重さを一式持ち歩いていましたね。ああ、若かったなぁ、あたし。それだけ舞い上がりましたよ、3400には。
でも、あたしの周りではみぃーんな静かなもの。3400なんて眼中になし。「あれは仕事用だよ」と素っ気無い。
彼等はみな一様に、「まだか、まだか」と、うわさばかり先行する幻のPBを待っていたんですね。そう、日本IBMとの共同開発によるモバイル用PB、Cometを。多分日本中がそうだったのでは? おかげでPB3400は「世界じゃ一番。でも、日本じゃぁ・・二番だ!」。Sigh・・・
そして5月。とうとう姿を現したCometはうわさ以上のかっこよさでした。「持ってみたい。使ってみたい」。そう素直に思えるデザインでしたね、あれは。スピーカーがモノラルなんて全然気になりませんでした。

これはあたし愛用のComet。いつもはウェットスーツを「着てる」んですが、今日は撮影のため脱いでもらいました(ヌード撮影会?)
インターフェイスは背面側。左からADB、電源、モデム/プリンタ、外付けFD、モニタ、SCSI、赤外線に二個のPCMCIA(PCカード)というソケット郡です。で、上に乗ってるUSBとFireWireカードでフル装備。
ちなみに、当時のPBは3ラインに分類されていました。まずは汎用の1400系。モバイル仕様の2400系。そしてヘビーユーザー用の「外出できるフラッグシップPM」3400系です。
名称が4桁なのは基本的に「パワーPC搭載機」の証。いわばG2マシン。Dos-V系で言えばペンティアム機ってところです。で、モバイル機のナンバーが2400。これはもうDuo2300cの後継機としか考えられないでしょ。


下がiBook Dual USB。まん中がDuo、上が2400cです。面積は2400cが最少ですが、厚みはずいぶんあります。モバイルを考慮し、しっかりと頑丈にできてます。
本体の拡張性を割りきったDuo。それもクリアした2400。そしてさらにCDまで入れちゃったiBook Dual USB。時代の進歩はすごいです。


これはCometの専用FDドライブ(外付け)。蓋をあけないと何だか分かりません。でも、今思うと六色と白のりんごマークが共存している、珍しいものになってしまいましたね。あの頃は何とも思っていませんでしたが。


こっちがひと昔前の。つまりDuoなんかに使えるタイプ。デザインは異なれど、基本的なコンセプトは同一です。
しかしながらDuoは2400cというモバイル専用機の先輩というわけではありません。いや、「モバイル専用」呼ばわりしたらDuoの開発スタッフは怒るでしょう。
Duo。それはつまり二面性の意。デスクトップのPower Mac。ポータブルのPower Book。この二面の両方でベストチョイスを狙ったのがDuoでした。初代Duo、210と230の登場は92年の秋。本当に画期的システムだと思いましたよ、あたしゃ。
ま、システムの前にまずはDuo本体から。
Duo本体だけではマウスが付かないので(改造しない限りは、ですが)、そこはトラックボールの出番。

最終機にして唯一の4桁マシン、2300cは本来右のようにトラックパットなんですが、他のDuoシリーズなどとほぼ共用パーツなのでパームレスト部を交換してしまえば、左のようにトラックボールに戻せます。写真は両方とも2300cです。

さっきのには水晶のボールがつけてあります。で、他にもいろいろあったので、付け替えて楽しむ事も。まぁ、今でもパナソニックなんかが色玉のキャンペーン、時々やってますよね。人気あるんですよ、カラーボールって。トラックボールはマウスをひっくり返したような構造ですから、簡単にストッパーが外れます。こんな風にね。金属製のボールは見た目はハデなんですが、重いのであまり使いませんでした。
パームレストの左側のでっぱりが一時期出回ったサードパーティ製の「大容量バッテリー」Type4。この子は今年の春まであたしのモバイル用だったDuo280。モバイル機はWinに切り替えちゃったので出番が減ってしまい、かわいそうなのでこの前お嫁に行きました。なので今はもういません。使ってもらっているといいんですが。

こっちの230はすっぴんのままです。キーボードも日本語ですし、たしかTypeC。で、純正のボールはこのように本体と同色です。

写真右のDuoは2300cですが、これは「c」、つまりカラー液晶。モノクロ液晶のDuoはひとまわり液晶ユニットが薄いです。左がモノクロのDuo280。ほんの数ミリなんですが、Duo使いにとっては大きな違いです(持った時の感じが全然違いますし・・)。

Duo本体には最低限のインターフェイスしかありません。電源、シリアル、モデムのみです。
Duoの背面にはチルトスタンド、いわゆる「足」があり、回転させて使用します(これが消耗品なので定期的に交換するべきですが、今となっては入手が困難。あたしも予備を幾つか持っているだけなので、そろそろ不安・・・)
これが足の出た状態。で、それがそのままカバーにもなっており、インターフェイスが登場。

右下のが足をしまった状態です。左の二台重なっている方、下が本来のインターフェイス。上のはあたしの元メインマシンで改造機です。足で普段隠れている場所には右足に「外部モデム/プリンタポート」、で左足側が内装モデムのモジュラージャックです。
このモデム、今使うには遅いですし、外部モデムポートに携帯接続ケーブルをつけた方がモバイル向きです。つまりなくてもなんとかなる、ということ。で上の機体のようにADBポートにしたり、SCSIポートにしたりする改造が流行りました。あたしは角マウス使うんで、ADBになってます。
重なった二台のまん中を見て下さい。下はポートカバーが降りた状態。上は開いた状態です。このでっかいポートがDuoの背骨とも呼べるもの。すっぴん状態ではマウスすら付かない極端なマシンなんですが、このポートのおかげで一気に拡張性が上がるのです。ここにアダプタを取り付けるんですね。そのアダプタをDockと呼びます。幾つか種類があります。

まずはよく見かける一番小さいコネクタ。マイクロドックと呼ばれるシリーズです。
イサ用のとか外部映像出力用とかがありますが、まず必要なのはFD用とこのSCSI用でしょう。単独でDuoを購入した場合、これらがないとアプリのインストールもつらいです。
これはSCSI用なのでPB用の四角いSCSIコネクタとADBポートが追加されます。
サードパーティが長い事供給し続けていたのでメーカー違い、PPC対応の有無などのバリエーションがあります。

続いてはマイクロに次ぐ大きさ。ミニドック。いわゆるドッキングポートと呼ばれるもののはしりですね。これはApple純正のみ(だと思います)ですが、一部カナダ製のがあります。カナダ国内仕様のためジャンパーピン設定をしないとモデムがそのままでは使えないのですが安かったので大分出回ってます。あたしのもそうです。けど携帯と接続するので内装モデムは必要ないから気にしてません。
ミニドックは大きなポートでがっしりとDuoの背中にくっ付きます。

はい付きました。ミニドックはこの着脱が見事です。マイクロドックだとなかなか着脱がスムーズに行かないのですが、このミニドックは大きなハンドルが「てこ」の様になっており取り付けも取り外しもとっても楽しいです。
特に外した時の動きはいいですよぉ。
さらにちゃんとチルト効果もあるので、足を出したのと同じように使えます。もっと丈夫なので安心感もありますし、いいですよぉ。

あ、もちろん操作感だけではなく、機能もいいですよ。
ポートはこれだけ揃ってます。SCSIがPB専用の四角いものである点以外、デスクトップ機と同じ拡張度を持ちます。



こっちはサードパーティ製のウルトラドック。接続すると後ろに伸びる、バックパックみたいなかっこです。で、周囲をぐるりと取り囲んだポートが楽しいです。
対応するDuoによってタイプが異なるので購入時には注意が必要です。まぁ、名前がちがうので探しやすいですけどね。
こっちにはPB用のSCSIポートではなく、デスクトップ機と同型のSCSIポートがあるので接続するのは簡単です。ちなみにSCSIディスクモードはソフト的に選択します。
AppleエンブレムのないFDドライブはこのメーカーのもの。よく似ていますよね。純正品と。
これらが携帯用のドックです。ま、ここまでなら他の機種にもあるのですが、DuoのDuoたる所以は、本物のドックにあります。
それがこれ。Duo Dock。「Duoのおうち」です。
Apple純正13インチモニタの「台」になっているのがドック。つまり普通のデスクトップ機と同じ置き型です。

で、Duoの足を畳んで背面ポートのカバーを開けます。そして、ここにこうやって差し込むと・・・

うぃぃぃん・・・って音と共にモーターが回転して定位置に飲み込みます。で、この状態でデスクトップと同じ付属キーボードのパワーキーでスイッチon。後は全くパワーマックと同じです。取り出すには右にあるイジェクトボタンを押します。するとフロントローディングのビデオみたいに、にゅーっと出てきて、落ちない安全な位置で止まります。これだけでも一見の価値あり。
ドックを介せばモノクロ液晶のDuoでももちろんカラーで表示されます。モノクロの方が電池のもちが良いので(軽いメーラーと組みモバイル時には五時間も持つのもあります)Duoファンには実はモノクロの方が人気が高いです。フォトショップなどのカラーモニタを必要とするソフトを使う時にはDockに入れデスクトップ状態にしてじっくりと動かせばいいんですからね。
ドックは御覧のように白と灰色の二色。オシャレです。
この頃、パワーマックのイメージカラーはオフホワイト。で、パワーブックのはグレイ。Duoドックがこの二色に塗りわけられているのは見た目はもちろん、双方の中間点という意図もあったのでしょう。
デスクトップとノート。異なった成長を遂げ、相反する二つを一つに融合した証です。

ちなみにあたしのドックは改造機です。本来のドックには内蔵HDと右サイドにFDドライブがあります。当時は2.5インチHDの容量、少なかったですから。なお、68kマシン用にコプロも入ります。
で、Duo最終機2300cクラスですとHDも1.1GありますしHDの換装だけなら5分でばらせますので大抵2とか4Gになっているのでは? そこで特に不要となった内蔵HDのスペースを利用して前面にFDとCDドライブを持ってきたのがこの改造機。Netで入手したんですが、本当に便利です。もうこうなるとPMそのものです。
Duo。このコンセプトには感動しましたね。どうしてこの後、こういうのがないんでしょうか。まぁ、PBにはVGAポートがありますので、ドックなしでも同様の使い方できますが、やはり一度慣れるとドックは便利です。自宅と仕事場にドックを二台用意しておけば、Duoをモバイルにして使用しつつ、全く同じデータで作業を継続できます。シンクロやブリーフケースなんてめじゃないのに。
残念です。希望としてはこのままDuoをメインにし続けたかったのですが。
最終機でもパワーPC603e/100。まぁペンティアム100くらいの速度です。メモリは満願のせて50! Ram-Doubler使ってようやく100扱い。今のソフトでは結構つらいです。
で、この春メインマシンを2400cに切り替えたばかりだったのに。ああ、スペックの競争にはついてゆけません。

この子はいつまで頑張ってくれるのでしょうか? Macには相性があるので、あたしの事を気に入ってくれるといいんですが。
宜しく頼むよ相棒!