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2001年9月26日掲載
アリスの小部屋・最終開催・・
昨日封筒が来ました。以前参加したオンリーイベント「アリスの小部屋」の主催者からのDM。
2002年5月に開催予定の「アリスの小部屋4・5・6」のパンフでした。で、一緒に入っていた挨拶文にこんなくだりがありました。
「今回が最後の「アリスの小部屋」となります。4年間、ありがとうございました。
至らぬ点も多々あったとは思うのですが、アリスファン同士の交流のお役に少しでも立てたのなら幸いです」
そうか。終わっちゃうのか。残念。
うちは基本的にオンリーイベントには出ていません。あたしがはまりまくった「Tオウガ」と「サガフロ」くらいでしょうか。オンリー以外でも、ここ数年大きな扱いになったゲームキャラ系イベントなどには参加したことがありません。まぁ立体物なので版権取得が難しい、というのも理由ですが、「〜萌え」があんまりないあたしには買い物に行こうと思うような魅力あるイベントが少ないというのが感想です。
特にうちは格ゲー系もギャルゲー系もほとんどやっていないので、最近はやりのゲームメーカー主催のオンリーは参加予定もありませんし、買い物に行ったこともありません(人混みに弱いので当然なんですが)。
そんな中で「アリスの小部屋」はちょっと特殊な扱いでした。
昔ゲームメーカーにいた頃からそうなのですが、私は「ハマリ度」を重視してます。まぁ、そのおかげでゲーム開発をしていた時には企画と渉外を行うくらいで、後はせいぜい口をはさむ程度でした。私が自作したら売れないゲームになるのはよく分かってますから、ずっと中身は故O貫氏(仮名)に任せっきりでした。概ね部長なんてのはそんなモンです、ははは(乾いた笑い)。
あたしは最近の「フルボイス」「イベントアニメーション」的なノリが苦手です。そういうのが「完成度」の高いゲーム、と呼ぶそうなんですが、700Mのデータ中、音声とアニメを抜くと100M切るなんてゲームもある時代。あるいは有名原画師さんのフルサイズCG満載、でもゲームは単なる「絵本」なんてのもある時代。ちょっとあたしには住みづらいです。ついでに初回限定のTCやトレカなんてのもあたしには無用です。そこに時間とお金をかけるのならシステムとシナリオにかけてほしいです。(「初回限定・SDフィギュア付」とかだと二個買っちゃうんですが・・・立体物に弱いので・・。とほほ)
昔のパソゲーには作り手の「これがやりたい」という想いがありました。いや、逆に言うとそれだけだったんですね。完成度とは安定性と操作性といった部分の事をいいました。繰り返し遊べるのもポイントでしたが、基本的にはゲームとして形になってから時間をどれだけかけたかで決まったような気がします。「完成度」の高いゲームを数年に1点、いわゆる大作ですね。で、その間に「小作」(?)を数点というのが当たり前でした。で、あたしはそういった「小作」にお気に入りが多かったんですね。ユニークなゲームシステム、いわば試験試用みたいなシステムに惚れ込んでました。「これがあったか」とか、「そうくるかぁ」という印象のゲーム。荒削りとか、消化不良と一般に評価されるようなものでも、「これはすごい」という点が一つでもあればずっと遊んでました。まぁ、メーカーからすればそれでは儲かりませんから、今の方向性になったのは当然ですが。
特にドラクエ4以降、キャラグッズの利潤が浮上しました。さらにコンシューマーゲーム機の高性能化も現在の方向性に拍車を駆けた気がします。
結局、最近のパソゲーで、「あ、これは面白い」というのがあんまり無くなってしまいました。もちろんあたしには、ですがね。一般的にはパソコンの普及でパソゲーも市民権を得た感があり、ゲームの中で特殊な扱いではなくなりました。
まぁ、あたしのような人間は「古い」のでしょう。未だにMacやPC9801で「うさちゃん列車」や「SPECTRE」をやっているゲーマーは少数派でしょうから。
あたしはもともとSLG(アバロンヒルやGDWのね)ファンでしたし、TRPG業界にもいましたので、「タクティカル・シュミレーション・ロール・プレイング・ゲーム」(な、ながい・・)は好きです。
ADVも好きなのですが、これが一番「フル音声」なんかの影響が大きいので困りものです。さらにマルチエンディングで大きな矛盾があったりすると全くダメです。ノベルものは大好きなのですが、このジャンル、シナリオ次第なので当たりはずれが大きいです(あくまであたしにとって、ですがね)。全体ストーリーの練り混み度では「痕」、1キャラシナリオでは「ToHeart」のマルチ以上のものを未だに見つけていません。
で、気軽に購入できるのは「タクティカル(以下略)」なわけです。ところがそこが腱鞘炎持ちの悲しさ、コントローラーの長時間保持ができません(格ゲーもこの理由で大抵ダメです)。結果、片手で交互に操作できる、マウス使用のパソゲー中心になります。これでずいぶん限定されてしまうのですが、それでも結構出てますよ。このジャンルだとまだ昔の雰囲気が残っているのであたしでも安心してプレイングできます。でも、大抵は遊んだことあるゲームの焼き直しみたいなのが多く、一回クリアするとそのまんま埃をかぶってますけど。CG達成率20%とかでも、気に入らないとそのまんまです。いつのまにか誰か持っていったりしても分かりません。
システムと並んで「つまらん」と思う点はシナリオそのものです。ただ暗いだけだったり、キャラの行動が矛盾してたり、最悪なのは文章が下手だったり・・。
やっぱり「シンプル・イズ・ベスト」が一番いいのですが、新しさを盛り込みながら親しみやすいというのはそうそうありません。でも、そんな中でも「これがやりたい」という作り手側の想いとユーザー側への配慮を感じるものもあります。少ないですがね。で、それでシステムが楽しいとまた遊びたくなる。その上シナリオがいいと「あのシーン(絵ではなく文章)が見たい」と何度もやりたくなる。ついでに音楽が印象的だといつのまにか口ずさんでる。さらにキャラ絵が綺麗だったり、ユニット画がちまちまっとかわいかったりしたひにゃぁ、完全に「はまる」わけです。
この「はまり」。
普通はやり込む事なんですが、あたしの場合ちょっと違ってます。それは「造る」こと。場合によってはクリアしたその日にMF用のデザイン画描き始めちゃいます。立体物に弱いあたしは売っているものは通販でも買いますし(そのために公式ファンクラブに入ったりもしましたねぇ)、売ってないなら造ります。実はイベントで販売しているゲームキャラはそのうちのごく一部にすぎません。なにしろメーカーさんが当日版権許諾をしてくれないなら、そこで販売案は消滅しますからね。でもそんなに多くはありません。大抵お気に入り1体だけですからね、造るのは。パーティ組めるくらい造っちゃうレベルの「はまりゲー」が4/Year以上だと、「今年は当たり年だったねぇ」なんて年末に友達と話しをするわけですな、はい。
そんな時にいつも思うのはアリスソフトが決まって上位にいること。「ぐゎるま自己流ランキング」で、ですが。かつてはLeafも高ポイントだったのですがどうも今の傾向に付いていけません。オウガバトルのQuestも注目してますが、最近はハンドヘルド機用なのでこれも腱鞘炎のあたしにゃ無理。ソフトを購入してインストだけ眺めてます(涙)。結果アリスものがあたしの中では別格の扱いになってます。アリスブルーものも「ふみゃ」さんのシナリオに惹かれて買いました。そうですね、この数年で買わなかったのは「ダークロウズ」くらいでしょうか。「おにぎり君」さん(?)の絵は好きなのですが(なにしろ初音様はこの人の手によるものですから・・)、どうも高H度すぎる印象がありまして。他にもシナリオがあたしの感性ではついていけなかったのもあるので全部が好きなわけではありませんが大抵は気に入ります。
数ある大手の中でも「手作り感」と言いますか、「ここが売り!」感と言いますか、あたしにとってはとても大事な部分が一番多く感じられるのがアリスソフトの姿勢です。いや、そういう感じが残っている、と言いましょうか。
本来、作り手側に一番近いのは問屋さんや販売員さんではなく、エンドユーザーです。もともとそこから好きが高じてメーカーサイドに入る人が多いのですから。ファミコンブーム以前のゲーム業界はどこもそうでした。コンシューマーゲームによって一般に認知されるだけの「利潤」が発生したことで、それを獲得すべく資本が動いた。結果、作り手と遊び手の境が広く深くなっていった。そう思います。そんな中で企画・開発側の「これがやりたい」だけで世に出すのは無謀。しかしそれがないと商品にゲームとしての魅力がなくなる。難しいところです。あたしも規模は小さいジャンルでしたが、昔結構苦労しました。
こんな時代であたしが安心して買える。広告を見て即予約できる。そういうメーカーは少ないです。よしんば広告発表のキャラやゲーム画面が既発売ゲームに似ていたとしても、きっとどこかに「これがやりたい」があるはず。つまり何か「新しいもの」があるはず。なら買ってみるか。そう思えるメーカーは本当に少ないです。
あたしにとってアリスソフトはその代表格です。
アリスの小部屋。
小部屋だけあって小イベント(失礼!)でしたが楽しかったです。ユーザー同士でも「安心感」がありました。一昔前、「iMac」登場前の「MacExpo」みたいな感じ、と言いましょうか。「ここにいるのはみんなファンなんだな」という感じ。
できれば毎回参加したかったのですが、結局出店できたのは「2」だけ。「1」は買い物に行きたかったのですが風邪ひいてDOWN。「3」は出店予定だったのですが材料が入手できずOUT。参加できた「2」も翌日の都合で最後までいられず、途中で帰るといった状況でした。
移動が苦手なあたしにはやっぱり大阪は遠いです。でも、来年こそは参加しよう。その後もずっと出よう。そう思っていたのですが。
そうですか。次回で最後ですか。
イベントの主催というのは大変でしょう。ゲームコンベンションなら三桁は主催or協賛したことがありますので、ジャンルは違えども想像は付きます。大変すぎてうちで開催することができない以上、どこかがまた始めてくれるのを待つしかないですね。メーカー主催でやってくれればいいんですが。(できれば東京で・・)
そうですか。次回で最後ですか。お疲れさまでした。
いや、まだ「お疲れさま」は早いですね。これからのイベントですもの。「頑張ってください」ですね。
そんじゃあたしもってわけで、まずは今できること。今度の「アリスの小部屋4・5・6」はなんとしても参加しないと。
とりあえず新作出します。2002年夏イベント用のつもりだった「かえるにょ国にょアリス・アイコンMF7体セットPart2」。間に合わせましょう(すまん今野君。またドタバタだ!)。今度こそは材料を何とかしないと。ドイツに移住するZenセンセにツィンフィギゥーレン用のインゴット、輸出してもらうしかないか?
今回は会場も規模拡大したそうなので、サークル参加の人もお買い物予定の人も増えてくれると嬉しいです。
イベントの詳細は実行委員会さんのホームページを見てください。
こちらです。