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2006年05月14日掲載
フリーモデラー
ZEN吉本氏。このコーナーにもちょくちょく話題を提供してくれてるMFペインター仲間です。作例がホビージャパン本誌の表紙になったこともあるガンプラモデラーでもありますが、以前「13人目の魔女」でもいろいろ書いたので「あのZENセンセ」でいいかなw
ドイツ在住になってもうかなりですなぁ。滅多に帰国しないし。
で、そのZENセンセ、作品が雑誌「POPEYE」(マガジンハウス社刊)に乗ってるというウワサが。
今野「えっ、そうなんですか? いつのです?」
ぐゎるま「ん〜、最近のらしいけど」
S野「何が載ってるんだろう」
ぐゎるま「例の錦鯉かなぁ。コーヒーメーカーのヤツかも・・・」(帰国時に見せて貰った作品の写真を思い出してる)
S野「現代美術?」
ぐゎるま「いや、ベルリン特集らしいよ」
ベルリン在住の日本人アーティスト特集かねぇ、とか話しながら、夕食のパスタを食べた後で本屋に移動。先頭を歩くS野氏の後をつけながら、ほくそ笑む私。いやぁ、一般雑誌は私の範疇じゃないので、どの棚にあるのかも知らないから。すすっと書棚に近寄るS野氏&今野君。すぐに「これですかね」と手に取る。こりゃ楽だわ。
ぐゎるま「あ、W杯ベルリン取材だって。この号なのかな?」
S野「184ページですね・・・ここか」
S野氏の開くページを見る三人。
今野「それらしいのないですねぇ」
ぐゎるま「うん・・・どこだろう」
ぺらぺらめくるS野氏。
S野「ここまでみたい」
今野「ないですね」
ぐゎるま「先月号なのかなぁ」
手にとってもう一度ちゃんと見てみるんですが、やっぱりそれらしいのは無い。特集の後はプレゼントコーナー。スケーターファッションに3輪のバイクみたいな車。どっかの美術展・・・。
ぐゎるま「ないねぇ」
ってことで探索終了。FFXIの本を買うS野氏を店先で待ちながら、前の号だろうとか、何が載ってたんだろうとか話している二人。
で、結局確認できず。まぁこうなったらZENセンセ本人に聞くべぇということに。時差は、と。4ずらして昼夜逆転させればいいんだから、夜だな、向こうだと。
昔私がドイツ(当時は西ドイツですな)に留学してた頃、日本への電話と言えば一大事でした。あ、いや、もちろんその辺の公衆電話から直接掛けられるんですが、なにせ貧乏だったから・・・。電話に硬貨を入れると、透明な「窓」部分から一列に並んでるのが見えるタイプのが多かったんですが、その減りの早いこと。5マルク玉が消えていくのに涙。
ドイツでは昔から「ガストアルバイター」、つまり外国人労働者に関する社会問題が有名で、観光ビザとかで入国すると働けないんですよ。バイトもできません。留学生は仕送り命っす。ついでにドイツではアウトバーンを代表とする整った輸送体制で、その辺の小さな本屋からでも、国内のほとんどの書籍が取り寄せられるんですね。超マイナー出版社の専門書でも出版社名と出版コードですぐに在庫チェックしてくれて、「明日の朝届きますよ」って。なもんで食費削って本買っちゃうので・・・。
いやぁ、まじで貧乏だったなぁ・・・。4マルクの煙草代も痛かった・・・(遠い目)。
しか〜し! 時代は変わり、今ではメールという強い味方が!
「どこに載ったのか教えてちょ」(かきかき・・・ぽちん)
で済んじゃう。すげぇなぁ、今更ながら。輸入業者でサラリーマンしてた頃、FAXはまだまだ普及してなかったので、欧州はもちろん、アメリカへの連絡でもTELEXでした。いかに短い行数で情報を送るかが勝負! 各社に一人は「テレックスのプロ」がいました(高かったんですよ、ケーブル使用料
>.<;;)
それが、あ〜た。今、海外送信なんでのも、メールの行数なんてのも気にしてないしぃ。改めてネットの進化に感謝。
で、今朝返事がきました。
「POPEYEの詳細
5月10日発売の6月号203ページです。
よろしく」(by Zen吉本)
ありゃ? 6月号? じゃ三人で見たのでいいんじゃん。
ってことで買ってきました。
「POPEYE #710 06年6月号」マガジンハウス刊
で、見てみると・・・美術展の記事の次のページ!
ぐはぁ、あと1ページめくってれば!!(いや、マジで・・・)
うは、やっぱり錦鯉だった!
1点を除き、Zenセンセの作品で埋め尽くされたページです。内容に関しては探して読んでみてもらうとして。
Zenセンセ、モデラーというよりはアーティストって感じですなぁ。
Zenセンセの話題ついでに。もらったメールから近況部分をご紹介しまする。
ドイツ語も混ざってますが、文章から意味は推測できると思うので訳はつけません。
(辞書引いてみるかって人に。ドイツ語でも英文タイプでの表記法なので、ae=aウムラウト等になるのでご注意を)
「ぐゎるま様、
滞在ビザも先日無事に更新でき、今回は2年の滞在が許可されてほっとしてます。
ただ、システムが変わってチェックが厳しくなったようで、顔写真が入るしanmerkungen
の項目に "Selbststaendige Taetigkeite als freiberuflicher Modellbauer
gestattet"
と明記されてしまったので表向きはモデラー業以外でかせぐことができなくなりました。
更新時にその点を確認したところ、「そのとおり。中華料理店や寿司屋なんかで働いちゃ
ダメよ。お仕事がんばってね。」と見透かされたようにダメ押しされちゃいました。
ビザの更新はいつも精神的にきついです。毎回担当者が変わるので人によって当たり
はずれが激しいのですが、前回は最悪なオバサンで必要最小限のことしか言わないし、
それも質問を間違えるとこっちの聞きたい情報が得られないし、ちょっとでも聞き返すと
「ドイツ語できないのなら通訳と一緒に出直して来い」と言うガチガチの役人。しかも
朝8時に時間どおり行ったのに「朝のコーヒーがまだだから、呼ぶまで部屋の外で待って
いなさい。」っていうのは一体どういうことでしょうか?
ところが今回は全く別のタイプの担当者で、窓辺にはたくさんの観葉植物、卓上には
モンチッチと自分の娘の写真、極めつけは仕事中にラジオをつけっぱなしでドナ・サマーが
かかると一緒に口ずさむというとってもアットホームでフレンドリーな女性だったので
入室した瞬間に「こいつはもらった!」と心の中はガッツポーズだったのですが。
もっとも付き添いの友人も「今までいろいろな担当官に会ったけど、あんなのは初めてだ。
メルケルさんになってから役所の人事もテコ入れされたんだろうか?」
と言ってました。
それにしてもパスポートに「職業フリーモデラー」って明記されているのは、自分が何者か
公的に認められたみたいで気分いいです。
ただ、時間的・金銭的ゆとりが無いので次にいつ帰国できるか全く予定がたちません。
多分また突然現れてお騒がせすることになると思います。
では、F君はじめ業界の皆様にもよろしくお伝えください。
ZEN 吉本」
「Zenセンセ
> それにしてもパスポートに「職業フリーモデラー」って明記されているのは、
ある意味羨ましい・・・。独立して杉並区に起業登録しに行った時、やっぱり
モデラー関連の職業はありませんでした。工業系の見本作成という項目はあっ
たんですが、模型関係は該当ジャンルなし。
結果「企画作成業務」に・・・
ぐゎるま」
いいなぁ、フリーモデラー。まぁ職業:ライターって時代もあったんですが、モデラーって名乗れるのはいいなぁ・・・。
今の私の職業は・・・
「ヒッキー」by 家内
ぐはぁ・・・
ぐゎるま