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2001年11月14日掲載 

なぜSCSIにこだわるの?

 このところずっとMacの買い換えに頭を悩ましてます。
 ACシリーズの新作を作成したりしてますと1200dpiでA4サイズなんて元画像(もちろん比圧縮)をいじるわけでして。今のシステムでは限界感じてます。

 あたしはメインマシンとしてノートを愛用していますので、買い換えとなりますと、現行のPower Book(以下PBと略)G4か新型iBook(Dual USB Rev.B)のどちらかになるわけです。あたしの周りで既に買い換えた連中はみんな「いいよ〜」と奨めてくれるんですが、ふんぎりがつかずに今日に至ってます。

 あ、先にちょっと用語を説明しておきますね。Mac使いばかりじゃないでしょうし。

 Macには現在4系列あります。コンシューマー仕様、プロ仕様の用途向きの分類&ノートとデスクトップという形態の分類。この二系統の組み合わせで合計4系列なんです。

コンシューマー向け プロ向け
デスクトップ iMac Power Mac G4
ノート iBook Power Book G4

 って分類です。

 で、当然あたしはノートPC中心ですから、iBookかPB G4になるわけです。
 両方ともコストパフォーマンス、携帯性、拡張性と一般的には問題ないんですが、あたしにはちょっと難点が。

 まずはUSBとFire Wire(Wintel機でいうIEEE1394のこと。元々Mac用の規格だったので今でもMac使いはFire Wireと呼びます)しかないので、ADB(アップル・デスクトップ・バス。まぁMac版PS/2のようなものです。S端子と同じ規格なのですぐ分かります)がないこと。つまり愛用の角マウスが付かない!
 でも、まぁ、OSXにしない限りはUSBを昔のADBポートに直す変換アダプタもありますし、「ブルーライト 角マウス」なんてのもあるので絶対的な問題ではありません。

 では何にこだわっているのかと言いますと・・・

 SCSI。これがないことです。
 もちろんSCSIをUSBに変換もできますし、PCカードスロットのあるPBだったらSCSI用PCカードでSCSI機器を使用することは可能です(ドライバが読めれば、ですが)。
 問題なのは「SCSIディスクモード」ができないことなんです。

SCSIディスクモードって?

 以前、Macは基本的にSCSI標準搭載でした。それもノートタイプにまでSCSIポートが最初からありました(専用のコネクタですが)。
 もちろんそこにCDやMOドライブなどのSCSI機器を接続してインストールやデータの受け渡しができたのですが、Macにはもう一つの「SCSI使用法」があったのです。それが「SCSIディスクモード」です。

 以前のPBはPCIMac(アイボリーの昔のデスクトップ型ね)との連携がとても簡単でした。両方とも最初からSCSIコネクタがあります。で、「SCSIディスクモード」専用の接続ケーブルを購入して、二台をつなげますと、Power Mac(以下PMと略)のデスクトップに外付けHDとしてPBのHDが現れるのです。ちなみに変換アダプタの付け方でPB同士でも同じ使用法ができます。

 これはPB2400cを親とし、PB Duo2300cを「SCSIディスクモード」で認識した場面です。赤丸の中に「Duo2300c」と「NDD」のHDアイコンが出ています。この二つが2300cのHDです。
 (あたしは常にHDをパーテイションで二分割しています。最小限のシステムとノートンディスクドクター、つまりディスクユーティリティソフトのみを入れた小容量と、メインに使用するシステムやアプリを入れる大容量パーテイションの二つです。この二つから起動システムを選択することで、モバイル機におきやすい異常をチェックするわけです)
 もちろん2300cのデスクトップに置いたアイコンも表示されます。2300cの解像度は640×480。2400cは800×600なので、大体四角い赤線の中が本来の2300cのデスクトップサイズ。で、その中にあるPostPetなんかが2300cのアイコンです。Post PetやFetchなどが二つ現れているのはそのせいです。

 「SCSIディスクモード」を使用しますと外付けHDとして認識されているのでHD丸ごとを外付けHD(本当のね)にバックアップしたりできますし、親機にCDやFDドライブがあればそこからソフトのインストールも可能です(MacのアプリケーションCD-ROMを起動すると、どのHDにインストールするか必ず聞いてくるのはそのせいです)。
 また、親機にUSBでもFiwe Wireでも、とにかく接続してある機器は総て子機に使えることになりますので、これがすごく便利なんですね。全く拡張性がない様に見えるPBでも、この使用方法のおかげでWindowsCEのように接続できるわけです。
 もちろん、この他にAppleお得意のApple TalkというLANが組めますので、この二種の組み合わせでPBは飛躍的な拡張性を持つことになります。

 

これは通常のSCSIコネクタをPB専用のSCSIコネクタに変換するアダプタ。上側の四角いのがPB専用です。で、中心にSCSIとDOCKというセレクタ部分があり、通常のSCSI使用か、「SCSIディスクモード」使用かを選べます。

 セレクタがないアダプタもあります。

写真の赤丸部分にピンがあるのが下。上のにはありません。一本ピンが足りないのです。で、足りないのは通常のSCSI使用しかできません。29ピンか30ピンかで異なります。

 ちなみついでにこれが「SCSIディスクモード」中の2300cの画面。「4」というのはSCSI接続のナンバー。2400cではSCSI機器の4番として2300cを認識しているという事です(ナンバーは変更可能です)。「SCSIディスクモード」中、つまり外付けHD扱いの間、このSCSIマークが左右にふよふよ浮いています。なかなかかわいいですよ。

 この時には2300cのシステムは起動していません。完全に外付けHD扱いです。

 あたしはずっとこの使用法でメインとサブのマシンをつなげて使ってました。
 Duo230と250、280と280c。2300c同士(4台あるので)。PB3400cと2400c、etc.etc.
 あたしの歴代メインマシンの影にはずっと「相方」のマシンがあったのです。
 去年はPBG3(99年モデル。SCSI付きの最終機)とPMG4というちょっと特殊な組み合わせでしたが、寄る年波には勝てず、重さと大きさに負け、PBG3は引退しました。そこでFM企画の今野君がくれたPM7600/200とPB2400cというセットになりました。
 2400cはPB2400c/240というのが正式名称で、2400がシリーズ名、cはカラーモニターの意、そして「 / 」の後の240というのはCPUのクロックスピードを示します(2400cには他に2400c/180という初期型もあります)。PM7600/200というのも同じです。
 さすがにメインで使うには200や240ではつらいので、2400cはG3/400に、7600はG4/320にそれぞれCPUを乗せ換えて使ってます(ついでに7600にはPCIスロットにUSBとFire Wireのコネクタを入れました)。そのため、CPUの速度なら現在でも十分使用できるのですが、重いデータを重いアプリで開くとメモリが足りなくなるんですね。困りました。

 仕方ない、現行機に買い換えるか。
 そうは思うのですが、今のラインナップはみーんなUSBとFireWireのみ。もちろんPMG4ならWintel機のようにPCIスロットでSCSIを付けることが出来ますが(実際そうしてましたし)、PBG4とiBookの方が「SCSIディスクモード」に対応していないのが致命的。通常通りLANを組むかUSBでつなげるしかないんでしょうか。

 あたしは既に周辺機器をほとんどFireWireに換装済みです。FireWireの速度に慣れてしまうと結局そうなっちゃうんです。現在のメインマシン、PB2400cは本来USBやFiwe Wireはないのですが、Type2のPCカードスロットが二つあるので、そこにUSBとFiwe Wireのカードを入れて使用しています(Fiwe Wireはそのままでは2400cにドライバインストールできないのですが、工夫次第で動きます)。
 こうして現在、あたしの2400cはADB、SCSI、専用外付けFD、VGA、モデム/プリンタ、USB、Fiwe Wire、PCカードと盛りだくさんのインターフェイスになってます。すっごく気に入っているのですが・・
 メモリ80Mじゃ、つらすぎ・・・

 結局新型iBookでも買うしかないのでしょうか。それともついにメインマシンをデスクトップに? モバイル専用に使うのなら2400cでも十分過ぎるほどの性能ですから・・・
 でも、でもやっぱりノートがいいよぅ! DOS-V系もChandra、Think Pad、Vaio、LooksT、Prius Note、98Noteといろいろ使ってみたけど、やっぱりいつも使うのはMacがいいよぅ! 

 ああ、困った。

 
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