戻る

2003年08月11日掲載 

コメット、再び

 世の中にはマーフィーの法則というものがありまして。思ってはいたんですよ、夏イベントの修羅場の真っ最中に愛機、「愛本」(i Bookとも言う)が壊れたらやばいなぁ、とは。で、バックアップはとっていたのですけどねぇ。
 やられました、予想通りというか、法則どおりに。この最悪のタイミングで;;
 HD全壊。
 いやぁ、ここまで見事に壊れたのは初めてですね、Macでは。Macはクラッシュがお友達状態でしたから、昔から色々と復旧方法がありましてね。外付けHDやMOにシステムを入れておいて立ち上げたりもできたのです(Dos-VのようにFDで起動だけさせるのではなく、外付けメディアやHDの中のシステムで立ち上げるので、内装HDが全壊していても起動はOK)。今回はCDブートで起動し、FIreWireのHDをつなげて、フロアタイルやら写真などのデータは拾い上げることができたのですが、問題はメールデータ。あぁ、アウトルックエクスプレスなんかメインにするんじゃなかった・・・。ポスペだったらコピーで済んだのに。
 HDクラッシュで死んだのはシステム部分。当然オフィス系もアウトルックエクスプレスも即死・・・。

 今はまず先決が夏コミ。もともとページメーカーでペーパーを作っている最中にクラッシュしたので、ダメか、と思ったのですが無事に吸い上げ成功。パワーマック(以下PM)で開いてみると、ページメーカー君からのメッセージ。「アホか、セーブせんで閉じたやろ! 最後の保存時に戻るか、最後の作業状態に戻るんか。はよ決めんかゴルァ!」って(誇張あり)
 あぁ、自動セーブって、す・て・き^^

 拾えるデータは拾ったので、仕方なく愛機、「愛本」君はカスタマーセンターに。一年間の保証期間はとっくに過ぎていたのですが、購入時に別途購入式の長期保証に入っていたんですねぇ、知らなかった(忘れていたとも言う)。
 「チェックして、通常の使用中による故障かどうかで・・・」と受付のお兄さん。通常の使用・・・。通常・・・。どんなのだろう(爆)
 一日18時間ぶっとおしで打ち込みすることもあるし、半月くらいメールチェックしかしない時もあるし・・・。どきどき。なんて思いながら、「期間はどれくらいかかりますかね」と聞いてみますと、丁度お盆時期なんですなぁ。「一ヶ月はみてください」とのお返事。
 一ヶ月かぁ。しかもイベント真っ最中の一ヶ月・・・。さすがに長すぎ。

 「仕方ない、これを機会にパワーブックG4(以下PB)に切り替えるか。iBookは帰ってきたらサブマシンにすればいいや」と帰り道、マック売り場を見て回るあたし。こんなことがあった直後です、ちょっと中古には手が出ませんなぁ。ということで久々に新品売り場に。

 PBG4の12inch、すごいですねぇ。なんかDuo並に小さい。ポリカボの厚さが消えた愛本って感じ。元「Duo沼」にどっぷり浸かっていたあたしには、15inchはもちろん、17inchより魅力的・・。

 「CD-RにDVD-R? いらないなぁ、FireWireのDVD-RAM二台あるし。CD焼くのはLooks君の役目だしなぁ。じゃ一番安いヤツでいいのか。で、メモリ乗っけてAirMacカードと、アップルケアで・・・」
 なんて考えながらちらしを読んでいて、仰天。
 「Mac OSX専用!?」
 ぐはぁ・・・忘れてた・・・

 はい、あたしはOSX、使ってません、未だに。
 現在のOSは8.6、9、9.2でございます。クラシック環境ばりばりの時代遅れ人間です。というわけですごすごと一端撤退。即決するつもりだった度胸が一瞬でしぼみました。それほどジャガーさんはすごい人です(たて笛は吹かないようですが:笑)。

 さて帰宅後。PBG4購入というよりは、OSXに乗り換えるという事実からちょっと逃避。まぁもうちょっと考えてから・・・と言いたいところなのですが、現実はそんなに甘くない。この一ヶ月間、いえ、とにかく夏コミまでの一週間、PMだけでは困るのです。あたしはパソコン机の前に座って、さぁ、やるぞ、ってのができない人なので。思いついたその場で始めちゃうので、以前サラリーマンしていた時には仕事場にも、埼玉のアトリエ(実家の屋根裏部屋とも言う)にも、もちろん自宅の各部屋にもMac置いてありました。当然モバイル機に当面のデータ入れて持ち運んで。まぁ、そういう環境だったのでDuo君がピッタリだったんですねぇ。

 一昨年暮れに作業場兼自宅の新居を建てまして。会社も辞めて自営業になったので活動範囲はこの家の中だけ(笑)。で、Macも数台あればOKになりました。というわけで、その時にDuo隊、PB3400、PBG3(ブロンズ)、パフォーマ5320に5440、iMacグレープ等を処分。以後は新旧愛本二台、コメット、PMという四台体制になりました。(Windows機は6台に増えちゃいましたけどね、FFXIのせいで)。
 この状況で愛本を失った今、メインマシンに返り咲くのは当然コメット。つまりPB2400cです。CDドライブはもちろん、FDドライブすらない、モバイル専用機として開発されたマシン。アップルジャパンが日本IBMと共同で作ったこの機体、純日本製のマッキントッシュです(まぁ初代PBはソニー製でしたし、その後も中身は大半が東芝やシャープ、メルコなどの日本製だったりするのですが)。

 さてこのコメット君。「性能まで小さくては意味がない」というキャッチコピーが発売当時付いており、PCカードスロット二基、ADBポート、モデム&プリンタポート、外部ディスプレイ端子にSCSIまで付いた、「端子ばりばり付のモバイル機」でした。チャンドラー愛好者だった頃、「ちゃんどら君の最大の欠点はMacOSが走らないこと」と公言してたあたしには夢のマシン。
 とはいえ、さすがに今すっぴんのままでメインマシンにするには力不足ですな。しかし、幸いにしてあたしのコメット君は、愛本Dual USB購入までメインに使っていたのでパワーアップ済み。CPUはG3/400に載せ変え、メモリは最大(当時)の80M。HDは6Gとまぁ、軽作業なら問題ないスペック。メモリ不足が怖くて重いOSは載せられないのでMacOS8.6。バッテリーは最終放出時に購入したのが二本あるので当面問題なし。PCカードでUSB、FireWire(つまりIEEE1394)、携帯接続等できるのでこれをメイン機にすることにしました。

 愛本から救出したデータはFireWireの外付けHDに保存してあったので、まずはデータの移動。母艦たる我が家唯一のデスクトップMac、PM7600/G4・350に外付けHDをつなげ、コメットをドックモードでSCSI接続。で起動するとPM7600のデスクトップにコメットと外付けHDが出現。後はドラッグ&ドロップするだけ。いやぁ、簡単だわ、こりゃ。久しぶりにやりましたが、総計2Gのデータでもすんなり移動できるのがいいなぁ。このシステムといい、Duo君といい、かつてのアップルにはノートパソコンの先駆者としての誇りが見えていました。

 さて、久しぶりにメインマシンの座に返り咲いたコメット君。まぁ長くても一ヶ月、短いと・・・明日にもPBG4買いに行っちゃうかもしれないので数日・・・かもという期間ですがね。キーが小さくて慣れないと打ちづらいこととか、800×600固定のディスプレイとか、愛本に慣れたあたしにはつらいこともあるのですが、改めて眺め、かついじっていると、そのデザインのよさにほれぼれします。筐体の曲線と直線のからみかたとかね。なにしろ6色リンゴマークが付いている^^ 

 頼むよコメット君。ピンチヒッターだからってへそ曲げたりしないで、しっかり動いておくれよ。


戻る