HP(ホームページ)への使用や、データベース作成に非常に便利なのがデジカメ。まずこの前編は基礎知識編。で、後編が撮影編。
デジカメで綺麗に撮るには? これって、実は普通のカメラ(フィルム使用のね)と基本的には大して変わらないのです。特に光学系の部分がね。で、当然電子系の部分が追加されてるので、デジカメを手足の様に使いこなすには、光学&電子両方の知識が必要なんです。でもってさらに困ったことに、MFを撮るのは接写、マクロ撮影の領域。その知識もないとアカン。
ん〜、結構大変そう・・・。そう思って尻込みしちゃってる人も多いのでは?
ここではそんなあなたにデジカメの基礎知識をざっと伝授いたしまつ。まぁ、こんだけ知識があれば、なんとかなるんじゃ、って最低限のとこですが。自分の作品やコレクション、記録しときたいでそ? んでホームページに乗せて、みんなに見て貰いたいでそ? そのための知識なら、ここを読めばおK!
接写用デジカメ購入の10ポイント
正直、現行のデジカメであれば、どれでもそれなりの撮影は可能です。ただし、
すごく安いとか、USBメモリー程度の大きさしかないような「簡易デジカメ」はパス!
した方が無難。簡易機種の場合、大抵「写るんです」みたいな記念写真とか、日常のメモ撮影(スナップ写真といいます)用です。ごく一般的な撮影距離(1.5m前後)を対象にしてあるので、マクロ撮影(接写)にはまず向きません。できないわけじゃないんですけど、ごっつ手間と時間がかかる上、その出来映えも、なんだかなぁ、って感じですから。
簡易デジカメ以外で幾つか選択のポイントを挙げてみましょう。あくまでもMFサイズの被写体をHPに載せる場合のポイントですので念のため。あ、それと、レンズ交換一眼レフタイプのデジカメではなく、普通の(レンズ交換できない)デジカメを対象にしていますのでこれもご了承を。
重要度は◎はごっつ大事、○は大事、△はあると便利って感じです。
1:マクロ機能は強いか?
重要度◎:現在、AFを切って撮影者が自分でピントを合わせる事(マニュアルフォーカス)のできるデジカメはほとんどありません。接写専用レンズに交換もできないため、マクロ機能はカメラ設計にお任せ、が多いです。マクロを重視しているデジカメなら、カタログにマクロ機能が掲載されています。「レンズ前何センチまで撮影可能」、とか、カタログに切手や名詞が大写しになってるサンプル写真が載ってるとかですね。そういうものがベストな選択でしょう。ただし、あなたのHPにサービス版くらいの大きさのMF写真を載せるだけなら、400万画素以上あればマクロ機能がさほど強くなくても大丈夫です。(理由はこの後「画素数とトリミング」の項目で説明しまする)
2:フラッシュなしを選択できるか?
重要度◎:マクロ撮影専用のフラッシュ(影の出ないリングタイプなど)がつくのはよほどの高級一眼デジカメなので、この機能は大事です。大抵のデジカメはフラッシュ使用の有無を選択できますが、中にはフラッシュをとめる事のできない機種も若干ありますのでチェック!
3:LCDの性能は?
重要度◎:LCD(液晶画面)が付いていない簡易機種はマクロには向きません(できないわけじゃないんですけど手間かかります)。
重要度○:液晶が小さいとピントが合っているのかどうかすら分かりません。なるべく大きなLCDが付いているのを選びましょう。二、三体を並べて撮る場合、撮影してみたら背景にピントがあっていた、なんてことも;;
重要度△:同じ液晶サイズでも表示画素数の大きい方が当然綺麗です。撮影後、拡大表示できるのは○。さらに拡大ポイントが移動できるのは◎! 液晶部分の角度を代えられるものもかなり便利です。机の上に置いたMFを撮影する場合、背面の液晶を確認するにはしゃがみこんで見るしかないですからね。まぁ、あれば便利ってとこですが。
4:三脚穴はあるか?
重要度○:デジカメを机の上に固定して撮る方法もありますが、微妙な角度でMFの表情が変わります(MF接写は極端な話し、1/10ミリずれただけでピントが合わなくなるほどシビアですので)。なるべく三脚が付けられるのを選びましょう。もしMFの撮影をちゃんとやりたいのであれば、三脚使用は基本中の基本ですので。薄型デジカメでは本体に三脚穴がなくてもクレードルに付いていたりします。ただ、はめ込むだけなので微妙にぐらつきが発生するため、記念写真ならともかく、接写ではつらいかも。まぁ、いざとなったらガムテープや両面テープで机にひっつけるという手もありますが(爆)
5:シャッター(レリーズ)に補助機能はあるか?
重要度○:ごっつ小さいものですから、カメラがほんのすこ〜し動いただけで、写真がだいなし。シャッター(正式にはレリーズボタン)を押す、という動作だけでも、手ブレやピントずれの元。そこで補助機能が登場。1<リモコン>これがベスト。なにしろカメラを固定してから、触る事なく撮影できますから。2<セルフタイマー>これが一番簡単ですね。これなら押してからLCDでずれがないか確認できます。3<ケーブルレリーズ>シャッターから伸びている紐みたいな追加パーツです。写真屋さんが手にしているの見た事ないですか? 高級デジカメだと、フィルムカメラと同規格のレリーズソケットがついてたりします。専用の電子式レリーズが別売されているものもあります。ってことで。せめてセルフタイマーが付いてないとつらいです。
6:ACアダプタはあるか?
重要度○:ごく一部だけですが、電池のみで稼動というものがあります。MF撮影はじっくり撮ることになりますので、電池切れの危険性大。で、電池ボックス開けて、取り替えて、なんてやると、折角アングルを固定した撮影準備が台無しです。大抵はACアダプタ、または充電器があるので、それでOKです。ただし、充電池を取り出さないと充電できない機種もあるので注意(そういう機種はカメラに直接つなげるACアダプターが別売されてたりするので、関連品をチェック)。
重要度△:ACアダプターが付属していても、そのコネクタが三脚用のネジ穴の直ぐ脇にあり、三脚から外さないと充電できない機種もあります。同様の理由で三脚を使用せず、机の上に置いて撮影するつもりなら、コネクタが底面にあったらヤバス。
7:絞りは変更できるか?
重要度△:接写の場合、絞り値は大きい方が有利です。カタログで絞りの項目にF3.5/F5/F8と書いてあったなら、接写ではF8を選択することになります。マクロ撮影用にストロボ強制停止にすると、絞り開放(F値が小さくなる)になる機種も多いです。カメラ任せではなく、撮影者が自分で選択できる機種の方が便利です(詳細を知りたい人はフィルムカメラ撮影編の対応項目参照)。
8:ISO感度は選択できるか?
重要度△:ISOとは感度の事です。基本数値は100。400だと高感度。1600とかなると超高感度ということ。この数値が大きい方が暗いところでも敏感。つまり明るく写るというわけです。大抵のカメラは太陽光で撮るのを前提にしているので、室内撮影では暗くなってしまいます。そのためISOの数字が大きい方が有利です(逆に明るい砂浜やスキー場とかでISO1600とかにしちゃうと、真っ白に;; なので高級機ならISOを選択する機能があるのです)。ホームページ用の写真ならISOは高め(400など)がいいでしょう。ISO100固定とかの機種で、さらに絞りも固定だと、接写には不向きということになります。絞りかISOか、どちらかでも選択できるものがいいです。接写できないわけではありませんが、予算と相談してきびしいなら、一機種前の高級機を中古で買った方がいいかも。
9:ズーム幅は画素数と見比べよ
重要度△:レンズにはズームと、ズームできない物(単焦点と呼ぶ)があります。本来、単焦点はレンズ性能を上げやすいので接写ならこちらがお勧め。でも、単焦点レンズは薄く小さくできるため、超薄型とか、安価なデジカメに付く事も多いんですよね。なので単焦点にこだわる必要はありません。ズームは光学式(レンズ自体の性能)と、デジタル式(データを拡大する)に大別できますが、撮影後、パソコンソフトで補正を行うのが普通なので、デジタル式は無視していいでしょう。まぁ、光学3倍程度のズームが付いていたら、接写以外、旅行など日常撮影でも便利、程度に見ておきましょう。ズーム幅は大きいけどLCDが小さい機種と、ズームは狭いけどLCDが大きい機種。この場合、後者をお薦めします(接写中心ならね)。またズーム幅が狭くても、画素数が大きいならなら、真ん中にちょこっと写っているだけのMFでも、パソコンモニタでは充分な大きさになります。画素数も比較しましょう。
10:記録メディアは、まぁ気にすんなw
重要度△:持ってるノートパソコンにメモリースティックのスロットがある、とかいうので無い限り、あんま関係ないですよ、実際。デジカメは今もどんどん進歩してますので、極端な話し、買い換える時にはメディア、変わってるかもですし(現にちょっと前主力だったスマートメディア、製造中止だし;;)。ポータブルミュージックプレイヤー用とか、持っている記録メディアがあるなら合わせた方が経済的ですが、デジカメには事実上、メディア差しっぱなしになるはずです。USBのカードリーダーもかなり安いので、まぁ、気にすんなw ただし、中古デジカメを買う時、スマートメディアなど、現在生産されていないのを使うタイプは避けた方が無難です。店員さんに確認しておきましょう。
他にも連写速度とか、立ち上げの早さ(スイッチ入れて何秒で撮影可能になるか)とか、マニュアルフォーカス(手動でピントを合わせる機能)のステップ数など、いろんなのがありますが、現行のデジカメならよほど安いのでないかぎり支障なくMFを撮影できるでしょう。
通常のカメラが記録媒体にフィルムを使うのに対し、撮影素子(CCDとか光学素子とも呼ぶ)と記録メディアを使用するのがデジカメ。と、こう言えば簡単なんですが、かたやデジタル、かたやアナログ。この違いたるや大変なもの。撮影の方法そのものは大体同じなんですが、問題はその後。フィルムでは暗室作業というもので作品に手を加えてゆきますが、デジカメはデータですからパソコンの各種ソフトによって修正してゆきます。
今回は「デジカメ編」。もちろんテーマはデジタルです。
アナログカメラとの違い
撮影素子を使用し修正方法がデータをいじるということが普通のカメラとの最大の違いですが、それ以外はどうでしょうか?
デジカメにはたくさんの種類がありますが、その歴史はまだ浅く、基本的にフィルム式カメラを踏襲したものがほとんどです。
ところで、カメラというものは結局は単なる箱に過ぎないのはご存知? 最新のAFカメラでも150年前の最初の商業用カメラと基本として変化していないのです。特に1912年(一説では13年)、オスカー・バルナック氏が世に出し始めた超小型カメラ(当時ね)、「ライカ」はレンズ、シャッター、絞り、フィルム配給装置などを備えており、フィルムも同じ35ミリと、現在のカメラとほとんど変わっていません。変化した点は各所が自動化されたという点だけです。
大きな変化がないということは、それだけカメラが完成しているということ。デジカメでも、その形式を踏襲するのは当然でしょう。そのため、光学的な部分はそのまま移行しているのがほとんどです。
一般用デジカメのスタート地点はアップルのクィックテイク100。これは後継機150と並び、当時のマックユーザー御用達のデジカメ。双眼鏡のように横型スタイルで、アップルらしいユニークなものでしたが、光学的な部分は銀塩写真(フィルムカメラ)と同様でした。まぁ、製作がコダックでしたから当然なんですが。以後、現在に至るまで、光学的な部分はデジタル・アナログ問わずほとんど共通です。
ここでちょっとデジタル・アナログの二種を比べて見ましょう。
●光学ファインダー VS LCD(液晶ディスプレイ)
絞り、レンズといった部分は変化ありません。つまり、その部分、光学的な部分はほぼ同一なのです。ただし、光学的といってもそれは撮影用のみでファインダーに関しては大きな違いがあります。
銀塩カメラとの構造上最大の違いはフィルムの場所に撮影素子があるということ。CCDが有名なので以下はCCDと呼称します。このCCDで画像をデジタル化していますので、その情報をそのまま液晶ディスプレイすなわちLCDに表示できます。
●フィルム配給機構(モードラ)不要
他に変化といえば、フィルムを配給する必要がないのでその機構はそのまま削除されています。フィルムは大抵巻き取った状態で販売されており、それを1コマ分ずつ、引っ張り出しながら撮影し、撮った部分はまた巻き取るわけです。つまりフィルムの倍スペースが必要。それはデジカメならいりません。デジカメがスリムなのはそのせいですね。さらに。電動で巻き上げ&巻き戻すモータードライブなんていらないわけです。モーターもそれを駆動する電池も不要。もっとスリムになるわけですねぇ。
●フィルム VS CCD
一方、追加されたものとして記録媒体があります。通常のカメラではフィルムで総て済んでしまうのですが、デジカメの場合、露光装置にあたる撮影素子の他に、記録メディアが必要です。この記録メディアという存在が、デジカメの大きな特徴でしょう。中には内蔵メモリーで撮れる物もありますが、まぁメモリーが必要という点は同じです。
この記憶媒体とCCD(撮影素子)がセットになってフィルムの役目をしています。記録するのが記録媒体、感光するのがCCDの役目って感じですね。フィルムカメラだと、撮影時にフィルムを選ぶことで、各種の撮影方法に対応できます。有名なのだと夜間用の赤外線フィルムですな。しかし、デジカメの場合、感光部分は内蔵CCDによって性能が固定されてるわけです。そこで高級デジカメだとモードセレクタ(夜間撮影とかスポーツ撮影とか)などの機能でソフト的に対応しています。
フィルムカメラの場合、各種フィルムのサイズがありますが、大抵は35ミリ(ライカ版)。一部APSです。普通フィルムと言われて思い描く、小さな金属製の筒が35ミリ版ですね。これはもともと16ミリの映画用フィルムをそのまま転用したものです。前出のライカの発明者、オスカー・バルナック氏が、当時入手容易だった映画用フィルムを横向きにして、映画用2コマ分を1コマにして採用したことが有名です。35ミリ版をライカ版と呼ぶのはそのせいです。後にドイツ・コダック社が筒に入れて販売しだして一気に一般化しました。フィルムサイズなどの規格はその時(1912年)から現在まで変わっていません。
35ミリ版には12枚撮りとか24枚撮りという容量の差、ネガ、ポジという種類の差等で各種商品がありますが、サイズは大体固定されています。
一方、記録メディアの場合、デジカメが現在、進化の途中にあるので、様々なアプローチがなされており、まだまだ過渡段階の感を拭えません。
ただし、前出の通り、フィルムが撮影手段をサポートできるのに対し、記憶媒体はあくまで枚数のみをサポートします。フィルムは「量」も「質」も選択でき、記録媒体は「量」のみ、というところですね。
●電子式ズーム
この他の違いと言えば、光学式の他に電子式のズーム機能などといったところでしょうか。レンズがズームレンズなのはもう常識化していますが、デジカメの場合、画像をデジタルに置き換えているので、その段階ですでに画像処理が可能です。そこで登場するのが画像の一部のみを拡大するズーム装置。光学式に拡大した上、電子式にさらに拡大することでズームの幅をとても大きいものにしています。しかし、これは結局画像を引き伸ばしているのにすぎず、大きくすればするほど画像が劣化しますので、記念写真程度ならともかく、MFには全く必要ありません。
「6倍ズーム搭載(光学式2倍・電子式3倍)」
なんてカタログに書いてあったら、「2倍か」と思っておくほうが無難です。もちろん通常撮影に使うなら別ですし、データをいじるためのパソコンが手元にないなら、電子式も便利。
●ソフト的処理
他にも画像処理として手ブレ補正機能があります。画像の微妙なズレをカメラの中にいる小人さんが計算し、「これは移動、これは手ブレ」と判断して修正してくれる機能です。フィルムカメラにも同様の機能がありますが、おおがかりなものになってしまうので、ビデオカメラやデジカメほど一般化はしていません。ま、三脚に固定している場合にはあまり必要ありませんが、日常撮影では便利な機能です。MF撮影専用にデジカメ買う、って人は少ないでしょうしね。
その他にも白を白として認識させ、明度を自動で変化させるホワイトバランス機能などもありますが、こういった機能はマニュアルで露光できるフィルムカメラでも可能です。ただし、デジカメの場合、明暗だけでなく、色温度まで調整してくれます。これはフィルムカメラには真似できない事。特に接写では「デジカメって便利〜〜〜!」と叫びたくなるほどの機能。
まとめますと、デジカメとフィルムカメラで同じなのは下記です。
レンズ、絞り
違いは下記ですね。
フィルムvs光学素子、光学式ファインダーvsLCD、記録メディアの存在、シャッターvsセーブ
というわけで、ここからは光学素子、LCD、記録メディア、セーブ(レスポンス)に話題を絞ってゆきましょう。ちなみに正確にいいますと「シャッター」というのは文字通り幕の事。光を遮るこの幕を動かして感光させるわけです。つまりシャッターってのはパーツの名前。シャッターを切る(動かす)ことは「レリーズ」と言います。まぁここでは一般的にシャッター、で通します。光学素子を全部CCDと呼ぶのと同じで一般的な通称だと思ってください。
光学素子
CCDの小型化はデジカメに大きく貢献しました。逆に言いますと、デジカメの小型高性能化という要求に応えて、CCDが進歩したともいえます。つい数年前、デジカメの光学素子は8万画素とか10万画素でスタートしました。私が初めてデジカメを購入した頃、主力は35万画素タイプ。入門用は10万画素程度というすみわけができていました。
この段階ではまだまだフィルムの性能には全く追いつけません。メモ代わりに使うのがせいぜいでした。
しかしながらこの頃、すでに商業写真の世界では100万(メガ)画素(ピクセル)クラス、つまりメガピクセル機が主流となっていました。フジフィルムがニコンと共同で開発したものなど、1眼レフのボディを流用し、そこにCCDをし込む形式で生産されていました。これには1眼レフの豊富なレンズとアクセサリーがそのまま使えるという利点があります。しかし、まだまだ需要が少なく、100万円はするという、まさに「機材」でしたが。こういった高級CCD機を安価にすべく各社がしのぎを削る中、1997年4月、ついに一般用メガピクセル機、フジフィルムのDS300シリーズが登場します。
最初の一般向けメガピクセル機は既存のフィルムカメラ(35ミリ版より一回り大きいブローニー版)のボディを踏襲してはいましたが、内部は新設計でした。しかしながらプロカメラマンをメインターゲットにしたためか、ほとんどフィルムカメラと変わらない使用法でした。あたしもマックエキスポで展示機をいじらせてもらいましたが、メーカーのおにーちゃんの説明を待たずに、適当にいじっても何ら問題なく使用できました。それほどフィルムカメラと同じ使い方ができたのです。
「発売未定・価格未定」という段階で、カタログすらないというので、できたら送ってくれと頼んで帰ってきましたが、後日、CD版の立派なカタログが送られてきました。その中の実写データを拡大し、「ついにここまで来たか」とうなったのを思い出します。実写のデータをそのままCDに焼き付けて配布するなどという方法はデジカメならではのアピール方法。新しい写真時代の到来を感じたものです。(まぁ、24万円とかいうF3並のお値段で購入を諦めたのは内緒・・・ >.<)
一般用メガピクセル機の衝撃は雑誌業界を揺るがしました。見開きや扉ならともかく、通常の記事中に使用するにはなんら遜色のない出来の「写真」が撮れるのです。しかも今までの五分の一のお値段で。もちろん従来のニコンボディ流用機に使用していたCCDよりは性能は落ちるものの、画素数だけなら同クラスで、十分に実用スペックでした。ちなみに商業写真用ではCCDの外寸が大きく、画素そのものの大きさも一般用より大きいため、同じ画素数でも圧倒的に情報量が異なります。そのため単に「画素数」だけでは性能は分かりません。それでもプロ用と同じ画素数というのは驚き以外何物でもなかったのです。
続いて各社から同様にフィルムカメラに似た発想のメガピクセル機が登場しました。まずはすでに完成されたものをベースにしたのです。もちろん、プロカメラマンとハイアマチュアをターゲットにしたため、使い勝手を似せて親近感を持たせると言う目的があったのでしょう(アップルは最初っから双眼鏡みたいな、カメラとしては奇怪な形状の横型デジカメでしたが・・・まぁそこはそれ、アップルだからw)。
ついでデジカメならならではの自由な発想による独自のボディを持ったものが登場します。98年春、大ヒットになったフジフィルムのファインピクス700など、その代表です。レンズが正面上部左側にあるという奇妙な形態はフィルムカメラでは考えられない形態でしたね。こういった各社新製品ラッシュの結果、98年のデジカメ分布図では35万画素以下は入門用で主力が50から80万画素。ハイエンドが150万画素クラスとなりました。その続きとして、とうとう99年春から200万を超える画素数というデジカメが登場。これは1枚のデータを100%で見るには約1600×1200ドットという大きさになり、「こんなん原寸で見れる奴おるんかい」という大きさでした。だってあたしゃ当時XGAの13インチLCDで見てたんだもの(1024×768ピクセルです)。画像がデスクトップに入りきらない大きさですよ。
ハイエンド機が200万画素を超える中、ミドルクラスでの主流ですらメガピクセルになっていきました。しかもハイエンドが10万円ちょっとという値段にまで下がってきているのも、最初15万とか25万したのを思えば驚くべきこと。しかもハイエンドでも小さい! もうこうなったら買い換えるしかないでしょ!
ってわけで、99年までのほんの2、3年で主力機の画素は35万からメガクラスまでステップアップしちゃいました。この結果、もう大体どの機種を買っても、HPに使用するなら十分なスペックというか、実際にはオーバースペックといって言いレベルです。
さらに進んで現在。携帯電話に付属してるちっこいデジカメでさえ、メガピクセルになっちゃった時代。もうすごすぎですなぁ。
画素は大きいほうがいい?
まぁ、画素はそのまま画質に直結しますから大きいに越したことはありません。でもそれも使用目的によって異なります。なにしろ画素はそのまま容量にも直結してますからね。自分のパソコン上でデータベースとして使用する場合、容量が足りなくなったら外付けHDをつけるとか、各種リムーバルディスクを追加すればOKです。あたしゃDVD-RAMってのを使ってますが、片面で4ギガ以上入りますからね。読み込み時間が長いのが欠点なんで、お気に入りのは外付けHDに入れてますけど。
一方、HPに使うのならそうはいきません。なにせ10メガもの画像を何枚もサーバーにアップロードしてごらんなさい、多分簡単にハングアップしちゃいますよ。つぅか、サーバーで拒絶されちゃうかもw 圧縮をかけたってたかがしれてます。うまくいっても、今度はダウンロードするお客さんにとって迷惑そのもの。
「どんな絵がでるのかな、ちょっと見てみよう」なんて軽い気持ちでクリックしたら、何分たってもロードし続けるのでは「中止」をクリックしたくなるってもんですから。
ってわけで、実はマクロ機能が強いデジカメならHPのメモ写真程度に使うには35万画素あれば十分、見せる写真でも100万画素あればおkです。なにせMFちっちゃいから。何倍にも伸ばさないと、モニタ一杯の大画面にはならないわけですからねぇ。
しかし、印刷に回す必要があるなら話しはコロっと変わります。
印刷ではデータ密度を増しているので、モニター上で見ているよりもずいぶん小さいサイズになってしまうのです。密度の単位をdpi、「ドット・パー・インチ」というもので現しますが、これは読んでそのまま、1インチ(約2.5センチ)に幾つドットがあるかということです。通例モニターでは72か100dpiですが、商業印刷では少なくとも350dpiとか400dpi、画質重視なら1200dpi、2400dpiといった高画質印刷が主力です。パソコン上ではデスクトップ以上の大きさだった200万画素の画像でも、ここまで密度を上げるとサービス版くらい小さいものになってしまいます。
ここまで派手に小さくはなりませんが、家庭用のプリンターを使用する場合でも72dpiとかいう懐かしいレートで使用するのでない限り、B5くらいがせいぜいという大きさになります。もちろんプリンターの特性等もあり、ずいぶん高画質の印刷も家庭でできるようにはなりましたが、フォトプリンターで専用写真用紙を使用したとしても、せいぜい頑張ってネガフィルムのプリント程度の画質。残念ながら400万画素程度ではポジフィルムをダイレクトプリントしたものにはまだ勝てません。まぁ、「写るんです」よりはいいですが(爆)
このように使用目的によって画素数がオーバースペックのものとロースペックのものに極端に分かれてしまいます。まぁ、このガイドを読んでいるあなたはMFをHPに掲載したいという人でしょうから、それだけを考えれば35万画素以上ならOK。400万画素等だとずいぶん縮小するか、あるいはトリミング(必要に応じて画像を切り取ること。詳しくは後出)が必要です。
画素と画面の大きさ
昔、10万画素から35万画素程度が主流だった頃、デジカメはその画素数で分類していました。10万画素クラスとか20万画素クラスといったCCD性能での分類です。しかし、現在は一桁違うメガピクセルの時代。同じ10万画素の差でも211万画素と200万画素ではモニター上では比較のしようがない状況ですし、実際に市場に出ているデジカメを画素数で分類すると途方もない種類になってしまいます。 そのため、画素数をそのままクラス分類に使用する方法は現在あまり使用していません。
画素数がピクセルである以上、そのまま画像の大きさに直結していることは明らかです。そこでデジカメを分類するにあたり、この画面の大きさを使用することが主力になっています。モニタ表示用のドットと、CCDのドットは処理の方法が違うので完全に同一ではないのですが、ほぼ共通で算出できるので、これを使って分類しているのです。
20万画素とか35万画素が主流の頃、画像サイズは320×240ピクセルとか640×480といった小サイズがほとんどでした。小サイズと言っても、当時まだ多かったVGAクラスのパソコン用モニターが640×480でしたから十分な大きさだったんですがね。そのため100%の大きさでデスクトップ上で加工したり、HPに張り込んだりもできましたが、最近の画素数増大の結果、前出のとおり、100%サイズではデスクトップ以上の大きさになります。そこで、その大きさをそのままカメラのカテゴリー分けにしているわけですね。
ってわけで、まずはパソコン用モニターの表示サイズ、つまりグラフィックアクセレーターのおさらいから始めましょう。
96年初頭頃までのパソコンはまだモニター自体も小さく、VGAが中心でしたね。640×480ピクセルですから640×480=307200で大体35万画素デジカメの有効素子数と同じでした。一方97年頃からパソコン用モニターで主力になった表示サイズがSVGA。800×600ピクセル程度の大きさです。800×600=480000。大体50万画素程度ということです。つまりあなたのパソコンのモニター解像度がSVGAだったら、50万画素前後の撮影素子を持つデジカメだと、大体デスクトップ一杯に「壁紙」化できるということです。分かりやすいでしょ? 何万画素とか言われると???になりやすいんですが、こういったグラフィックアクセレーター式に表記するとパソコンユーザーには分かりやすいんですね。
んで、98年頃から主力になったのがXGAクラス。1024×768というサイズですね。98年中頃からはノートパソコンでさえ、ハイエンド機にはこのクラスが搭載されています。冬にはB5ノート、いわゆる「銀パソ」にも登場するほどのメジャークラス。
で、このモニタサイズだと1024×768=786432。大体80万画素ってとこですね。あなたのパソコンがXGAなら、80万画素以上あると全体が100%では見られなくなります。
現在メジャーになってるのがSXGA。これは短辺でも千ピクセルというすごいもの。1280×1024=1319720。大体130万画素クラスということになります。130万画素といえば携帯電話についてるカメラでもこれくらい。98年の夏まではハイエンドだったんですがねぇ。
で、それ以上、通称オーバーSXGAというのが150−160万画素。さらに200万画素クラス、UXGAが1600×1200という大きさです。デジカメがここまで進化した頃。アップルのシネマディスプレイでも使わない限り、100%では見れませんでした。もうこの進化は純粋に印刷用の性能であり、ホームページやブログ用ではなかったわけですね。
まとめて言いますと、現在のデジカメの性能はモニターで見るにはもうオーバースペックもいいとこなんですね。400万画素を超えるデジカメなど、もうこれは1200dpといった印刷用の性能と考えた方がいいでしょう。これほどの性能はHP用には全く必要ありません。もちろんアーカイブ式でダウンロードさせ、解凍するのが前提なら別ですけど。それでもまず、そういう使用法はないでしょう?
HPで、文章中の説明やメモに使用するなら35万画素あれば十分といったのはこのモニター上の大きさのためです。クリックして次のページに飛ぶ、目印のような使い方には入門用のデジカメでも十分役に立ちます。
画素数とトリミング
400万画素という性能がすでにHP用にはオーバースペックであることはお分かりいただけたでしょうか。しかしながら、「不要」というわけではありません。なにしろ先ほどまでの表記は「100%原寸」での話。データをいじったりするには元データが大きければ大きいほどよい結果を生み出せますからね。
しかし、MF撮影に使用するのなら、メガピクセル機がより一層大きなアドバンテージを有していると言わねばなりません。なぜなら元データが大きければ大きいほど、トリミングに有利だからです。
トリミングとは、画像の一部を必要に応じて切り取ること。例えば横長のフィルムを編集上の都合で真四角にしたり、あるいは主題を浮き立たせるためにわざと不要な部分をカットしたりすることです。この方法でカメラによって固定されていたフォーマットを自在に操るもの。単に切り取るわけですから、とっても簡単ですが、どこをどう切り取り、どう見せるかという部分こそレイアウターの腕の見せ所。
一般にあたしのようにフィルムカメラのファンは、ファインダーを覗いた段階で「絵的」にどう構成するかを考慮してます。なので、トリミングはどちらかというと撮影技術よりも表現技術のジャンルに入ります。なにしろ撮影段階でどこまでを写すかを考えるのが最大のポイントですから。それに合わせて画各調整のためにレンズ交換するわけです。
さて、デジカメの場合、ほとんどがレンズ固定ですのでレンズ交換はできません。そのため、トリミングの意味合いは微妙に異なってきます。なにせ撮れる範囲が決まっている以上、さらに表現を増すにはトリミングしかありませんから。
例えばお手ごろ価格で買える中古の150万画素デジカメ。その「マクロ機能」を使ってMFを撮ってみましょう。画像の中央にポツンと写っているだけかもしれません。でもそれをトリミングしてみても、まだ35万画素程度の画素数が残っているはずです。そうです、画素数が大きく、モニターサイズ以上あることが幸いして、ポツンと写っている程度でも、トリミングしてHPに張り込むには十分な画像を維持できるのです。


この写真。左が撮影したデータの全体(カメラ縦位置にしてるので縦長です)。もちろん縮小してありますけどね。で、右はその一部分をトリミング(きりとり)したもの。拡大縮小が自由にできるデジカメデータではトリミングはとても有効な技術なのです。モニタ用ではオーバースペックだった500万画素カメラも、トリミングを考慮すれば「無駄なスペック」ではなくなるのです。
というわけで、MF撮影のみを考慮した場合、二つの選択肢があることになります。
1:マクロ機能の強いもの。画素数はそこそこでよい
2:画素数の大きいもの。マクロ機能はそこそこでよい
ここから算出すれば、1の選択肢では96年発売のリコーのDC−2のような旧型機でもマクロに特化してある機種ならOKです。2の選択なら500万画素機などの高画質機がだんぜん有利になってきます。
最新の高級機を購入するか、あるいはさほど画素数多くなくてもマクロに優れたのを買うか。これは本当に悩む点ですよ。まぁ、楽しい悩みですがね。あ、そうそう、簡単にマクロに向くかどうか見るには最短撮影距離って性能に注目しましょう。カタログの裏面なんかに詳細なデータがあれば載ってるはずです。これは文字通り、撮影対象にどこまで近づけるか、です。レンズの焦点距離とかも影響してくるんですが、この距離が短い方がマクロに強いってこと。で、カタログにこの項目がないなら・・・。メーカーがそのカメラでの接写撮影を重視してないってことですねぇ。そういうのはヤヴァイ。
最短撮影距離が短い or 高画質。このいずれにも当てはまらない機種はMF撮影という用途からは離れているということになります。動画が撮れるとか、音がとれるとか、連写できるとか、いろいろと性能が付いているもの、そしてデザインが個性的なものなど多数のデジカメが登場していますが、「画素数」「マクロ機能」いずれかが突出していないのなら「向かない」ということになるわけですね。
もちろんこのガイドはMFのみに焦点を当てています。大抵の場合、あたしの様に「カメラマニア」でないかぎり用途別でカメラを何台も用意したりしないでしょうから、旅行やオフ会、あるいは展示会でのスナップなども1台で行うことになるでしょう。その場合にはMFに向かないカメラの方が有利なこともありますよね。ま、あくまで「向く」「向かない」ですから、極端に安いとか小さい物以外、そうですね、150万画素以上のを買っておけば、トリミングでMFをHPに載せる程度なら実用できると思います。
LCD
デジカメにはデジタルならではのファインダー、LCD(リキッド・クリスタル・ディスプレイ:液晶画面)が大抵ついています。ずいぶん小さいのと屋外では見えずらい等の問題はいろいろありますが、これの利点は数え切れません。人間が確認するファインダーの画像と、記録する画像は全く同一。つまりこれは1眼レフですら超えられなかった、「理想の一眼」なのです。これまでどんなカメラでもなしえなかったことをデジカメは簡単にやってのけています。それもそのはず、フィルム面にそのままファインダーの窓を置くことなど、通常のカメラでは考えられないことなのですから。光学式ファインダーが一緒に付いている機種もありますが、MF撮影のような接写では全く役に立ちません。いきおい、MFにはLCDが唯一のファインダーになります。
実はこのLCD、デジカメで一番電気を食うところなんですね。これさえなければ、デジカメも充電池で十分な長さの時間、撮影できるんですが。記録メディアに書き込む時にも、FDのようにディスクを回転させないのが普通ですから、弱電で十分なんですよ。でも、実際にはLCDのおかげで1時間撮影できればいいとこです。ところがMFをしっかり撮影しようとすると、1時間なんてあっという間に過ぎちゃうんですよ、これが。そこで予備電池の登場、となるのですがここにも問題が。
最近の機種では、充電池をカメラから外し、付属の急速充電器に接続するってのも多いんです。これだと、三脚から外さなきゃならない。そんな場合、いっそのことカメラに直接付く別売のACアダプタを買ってしまった方が結果的には得になります。MF撮影は大体自分の部屋の一角に撮影用スペースを設けて行うことになりますし、大抵机に直接置くとか、三脚を使用しますので、ACアダプタのコードがそこに届くのなら、接続したまま使用した方が便利です。
マクロ撮影以外でしたら光学ファインダーで大体の見当をつけておいて、撮影後にまとめてLCDで確認、失敗してたら撮りなおし、という方法のほうが電池の持ちがよくなります。しかしMFにはACアダプタをつなげて長期戦のかまえでじっくり撮った方がいい写真が撮れます。
LCDはファインダーだけでなく、そのままカメラの表示ディスプレイに使用されているのがほとんどです。そのため、「機能満載!」って機種になると画面の半分ほどが文字とアイコンで埋め尽くされ、いちいち切り替えアイコンを押さないと全画像が見れないという機種もあります。こればっかりは実際に持って確認するしかありませんが。
ソニーのサイバーショットなどですと自分の好きなところへカーソルを持ってゆき、そこをクローズアップできるのでピント確認に便利です。ま、こういった機能も高級機ならではでしょうね。
もう一つ、LCDの利点にアイポイント(視認用結像距離)関連があります。なにしろディスプレイでしょ、あたしのように眼鏡使用の人でも問題なく見えるわけです。これが光学式だと、眼鏡が邪魔で顔をくっつけられず、ちと面倒。一眼レフクラスのフィルムカメラだと、ハイアイポイント(数センチ離れても画像が結像する様になっているファインダー。眼鏡使用でも画像が無理なく確認できる技術)だとか、ファインダーカバー等が考慮されていますが、デジカメクラスになっちゃうと大抵ただ穴が開いているだけの光学式ファインダーになっちゃいます。これが大変なんですよね。眼鏡越しだと全体が確認できないし、かといって視度補正(可変式の視度調節機能。撮影者の視度に合わせられる眼鏡を内蔵しているようなもの)も視度調節用のディオプター(ファインダー外枠にはめこむ小さな眼鏡のようなレンズ)もないのがほとんどなんで。
ってわけで、眼鏡使用者にとってはLCDは本当に便利です。フィルムカメラにも付かないかしら。
逆に欠点というか、今後の課題が輝度の問題。
明るい場所だとLCDが見えずらくなるのが困ります。特にMF撮影時には撮影者の頭上に1キロワットクラスのトップライトが当たっていますから、非常に見づらいです。そういった時には手で光を遮るとかの手段もありますが、やはり外光を自動でチェックして輝度を調節してくれるといいんですがね。中には明るいと反射式、暗いとバックライトに切り替わるという機種もありますけど。
ただし、精密に露光を取ろうとしている時にはLCDの光すら邪魔になる場合もあります。こういう場合、暗めの方がいいんですね。でも、使用者が調節するというような機構は簡単カメラというデジカメの方向性と異なるらしく、スイッチを入れるか、切るかのどちらかしか選べないのがほとんどです。まぁ、最近はコントラスト調節で対応できるのが増えていますが。入門用など光学式ファインダーがない機種の場合、LCDも切れません。
もう一つの課題が画像の低さですね。小さいから仕方ないんですが、特にマニュアルでピントを合わせている場合、本当に「ピントの山」が掴みにくいです。詳しい人に言わせると、現状で精一杯の性能だとか。ビデオカメラ等のおかげでずいぶんLCDも進化しているのだから、「もっと画像をよくしろ? 無茶は言うな」というレベルらしいです。ま、デジカメはAFを信じろってことなのかもですね。
記録メディア
デジタル化された映像を保存するのが記録メディアのお仕事。これは完全にフィルムカメラにはない部分です。フィルムというものはそのものが感光するように作られていますが、この記録メディアは他の用途にも使えるわけですからね。
で、今やいろんな記録メディアが乱立し、どのデジカメを買っていいのか分からないって人も多いのでは?
そこで各種を説明する前に。はっきり言って、今ならどの記録メディアでも、まず問題なくパソコンに取り込めます。直接USBケーブルでつなげたりせずともね。なので、記録メディアでの細かい性能を気にしないのなら、デジカメの性能で選んでおk。

あたしの今のモバイル機はVAIO−U。ソニー製なので、メモリースティックスロット、あります。で、今使ってるデジカメもソニー製なので記録メディアはメモリースティックの小型版、Duo。アダプターかまして直接入ります。
これだと、押しこんじゃえば内装状態になるので、普段は仕事用のエクセルファイルとか、BGM用の音楽とか、いろんなデータを入れておき、デジカメにも使えるってわけ。
ま、パソコンのスロットと同じ記録メディアを使用するデジカメがやっぱ便利ですな。同じメーカーのノートパソコンなら大体スロット付いてるしね。

でも、パソコンがソニー製でないとダメ、ってことは無いわけで。今のメインマシン、MacのパワーブックG4にもUSBのメモリースティック&SDカードリーダーで楽々写真データ移動可能。まぁ内装できる方が便利は便利だけどね。実用には支障、全くなっしんぐ。
他にも12種類のメディアに対応、なんてカードリーダーも一杯出てるし。USBないタイプだとつらいけど、まぁ、大抵はおKです。
あ、PDAだとUSBあってもドライバがないので動かないかも。その辺はサイトで確認した方がいいですな。ま、XPやOSXなら、まず問題ないです。

デスクトップ機ならもっと簡単。これは3.5インチベイ用のカードリーダー。5インチに入れてるけどね。左にメモリースティック、SDカード、右はコンパクトフラッシュにスマートメディア。
こんなの入れておけば、大抵のメーカーのデジカメ、データ転送可能ですな。
え? フロントベイの空きがない? ま、それならUSB接続のを買いなはれ。
まぁ、そんなわけでして。現行のデジカメなら、大抵どこのでもパソコンに取り込み可能です。以下はこれからデジカメ購入しようかな、って人に記録メディアの特徴なんぞを。
記録メディアには本当にたくさんの種類がありますが、それらはこういった要素で分化していきました。
1:携帯性
2:汎用性
3:消費電力
4:レスポンス
5:コストパフォーマンス
6:音楽著作権対応
初期のデジカメは内臓メモリーのみで対応していましたが、当時はシリアルポート(RS232Cね。WinやPC98用)とか一部スカジーorADB(アップル用)といったケーブル接続で十分転送できました。ところが画像の高品位化がすすみ、内蔵メモリーではほんの数枚しか撮れないとか、ケーブル転送ではあまりに時間がかかりすぎることから記録メディアの必要性が出てきました。当時すでに汎用化していたタイプ2のPCカードがまず最初に採用されました。高級機にはタイプ3を採用して大容量化を図ったものもありましたね、プロ用でしたが。
その後、先ほどの各種の方向性から各メーカーがそれぞれ独自の選択で進行した感があります。規格統一? なにそれ、って感じでしたね。結果として大部分はCF(コンパクトフラッシュカード)かSM(スマートメディア)を採用するに至りました。
一方、最初から独自の2インチFDとかにこだわっていたソニーは98年から独自の規格MS(メモリースティック)で進行しています。といってもここはマビカなどデジカメスタート時からのパイオニアですから、独自の道を突き進むのは当然かもしれませんけど。他のデジカメメーカーがほとんど家電系やカメラ系だったのに対し、パソコンも出していたので、パソコン(特にVAIO
NOTE)とデジカメとの連携プレーを重視、いわゆるソニースタイル的な統一感戦略で来たわけです。さらに音響メーカーとして、当然のように音楽著作権に対応するMS規格を打ち出した、というところでしょう。
性能の安定したPCカードとそれを小型化したCF。そして低価格&超薄型でデジカメ小型化に貢献したSM、音楽著作権にもいち早く対応したMS。この四種の開発競争は熾烈を極め、さらにどんどん新製品が登場してゆきます。99年、IBMがCFカードの規格を使用した超小型ハードディスク、マイクロドライブを発表、タイプ3などのPCカードサイズのハードディスクは消えてゆきます。以後、大容量、高速転送、音楽著作権といった方向性がからみあいながら、小型化の一途を辿ります。
東芝は96年にSMを開発したメーカーですが、99年、松下やサンディスクと組み、新企画のSDメモリーカードを発表、2000年にはソニーがMSを小型化したメモリースティックDuoを発表、SD陣営も小型化したminiSDで対抗、携帯電話に採用されて広まりました。CFを開発したサンディスクは各種メモリーの製造元でもありますが、新規格MMC(マルチメディアカード)や執筆段階では最小のリムーバブルメモリーカード、TransFlashを開発、日本ではあまり見ませんが、海外の携帯電話を中心にヒットします。
新規が続々参入する一方、落ち込む規格も出現。大きさ故にタイプ3に次いでPCカードタイプ2もプロ用デジカメ以外、使用されなくなりました。さらに「デジカメでは使用されない」どころか「どのジャンルでも消えちゃった」規格も。薄型ゆえに高性能化の限界にきたSMがそれ。開発元の東芝が製造中止をアナウンスしたのを受け、それまでSMを中心に使用していた富士写真フィルムとオリンパスは02年にxDピクチャーカードを開発、以後SMは市場から消えてゆきます。04年、ソニーはメモリースティックDuoをPSPに採用、同年末商戦でDuoの在庫が店頭から消えてなくなるという程の新規市場を開拓しました。05年になり、TransFlashカードは正式にmicroSDカードとして認定され、SD陣営に入りました。
ポータブル・ミュージック・プレイヤーの世界でもiPodに対抗すべく、SDカードを記憶媒体にしたオーディオ機が増え、汎用性ではSDカード、SONYファンは断然Duo、xDピクチャーはデジカメ専用に特化、という感じが05年末での私の印象です。USBメモリーをそのまま使用するデジカメ、増えると思ったんですがねぇ、それは私の予想外れでした >.<;;
うはぁ・・・しかし、こうやって書いてみると、ごっつ種類あるなぁ。呆れるぞ・・・。デジカメ購入時に困るのは当然かも・・・。
まぁ、この中でMMCとmicroSD(TransFlash)は日本では携帯電話に採用されてる規格です。なので単体のデジカメを扱う今回は割愛しま。つぅか、私、音楽以外の目的でこの規格、使ったことないです。(スマソ)
ってことで、それ以外を簡単に種類別説明しましょう。

PCカードの特徴
ATAインターフェイスを使用してFDでは収まりきらないデータを保管、移動するための記録メディア。現在ではノートパソコン用の無線LanカードやUSB、Firewire(IEEE1394ね)カードといった機能拡張系が多いですが、かつては記録メディアの花形でした。
中でも汎用性の高いタイプ2を使用するデジカメが多かったのは当然モバイルユーザーを考慮した結果です。当時最小クラスのノートWin機、カシオペアファイバとかバイオPCG−C1Rとか、もちろんリブレット系にもPCカードスロットが一つは(チャンドラだと3つも)付いてましたからね。金属製で頑丈、薄くて携帯にも便利。しかも当時としては大容量なので、これ一つでテキスト文に画像データ、そしてDTP用ソフトのデータまで入れられるので、あたしもメインに使ってました。実は95年にリコーのDC−2を選んだ理由はマクロ機能だけでなく、記録メディアがこれだったからってのもあります。ノートユーザーにはすごく便利。リブレットユーザーのS野君もこれを買ってましたね。
でももうそれは昔の話。現在では大きさとコストの点でデジカメ用としてはほとんど姿を消しています。頑丈なので信頼性が高く、プロ用にはまだ現役なんですけどね。なにしろカバンにどさっと放り込んでも、まず壊れない!!
CF(コンパクトフラッシュ)の特徴
デジカメやPDA(パーソナル・データ・アシスト:個人用携帯端末)の小型化に伴い、PCカード自体をもっと小型化する必要性が出てきました。そこで登場したのがこのCF。PCカードの大きさを半分以下、大体4センチ角というほぼ正方形に変更しただけのものと思ってください。そのため、980円くらいの「PCカードアダプター」っていう単なる外枠みたいなのをはめればそのままPCカードリーダーで読み込めます。使い勝手としては小さくなったPCカードって感じですね。
小型高性能化命、というPDAではPCカードスロットではなく、このCFを唯一のインターフェースにしているものも多いです。というのもPCカード同等のコントローラーが内蔵されており、メモリー機能以外に大きな汎用性があるからですね。CFタイプ2と呼ばれるものがそれ。単にメモリーとして使用するだけではなく、PCカードゆずりの多彩な機能を持つコントローラーが内蔵されているのです。その汎用性を生かし、後部にソケットを付けてモデムカードやLANカードなどに使用できる規格です。PHSなどの通信機能が一番有名ですね。CFカードと言えばPDAのPHSアンテナ、って認識してる人も多いのでは? PDAの多くは大体CFスロットのみなのでPCカードは使えません。でもノートパソコンでタイプ2のPCカードスロットがあればアダプタでCFカード使用可能。小は大を兼ねる、ですな。
そのため高級デジカメではよく採用されている形式。
このサイズでは超薄型HD、マイクロディスクがCFタイプ2規格で出てます。このサイズにHDをし込むというのですから仰天ものでしたなぁ。タイプ3PCカードの640MBHDが出たときにも眼が点になりましたが、これはそんなもんじゃありませんね。(ただ、メモリーと違い、ハードディスクはハードディスクでしょ、鞄に投げ込んで歩き回るデジカメにはどうかなぁ・・・と、あたしは使ってませんけど)
このように汎用性はPCカードよりもCFの方が高いのです。なにせCFとアダプタがあればデジカメ、PDA、ノートパソコン用の記録メディアが共用できるのですから。モバイル派のあなた向きの選択肢です。
SM(スマートメディア)の特徴
注: 現在、すでに開発元の東芝では製造終了しています。
東芝が考案し、96年夏にフジが採用し始めたのを皮切りに写真業界に広がったのがこのSM。PCカード(CF含む)がATA式のコントローラーを内蔵しているのに対して、こちらは記録素子にそのまま電極を埋め込んだみたいに極端に単純化したもの。コントローラーがないので、さし込むスロット側で制御します。
特徴はとにかく小さい。登場時の宣伝文句では「切手並みの大きさ」。大きさではCFよりちょっとでかいんですが、なにしろ薄い。もうぺらっぺら状態。もちろん、そのうすっぺたさに「強度は大丈夫なのかしらん」と、初めて見た時に心配しちゃったほどですよ、あたしゃ。なんせ1ミリないんです。
ぺらぺらしてるのと、剥き出しの電極をカバーする目的で、予備を持ち歩くにはケースが必須です。このメディア、あたしは10枚ほど壊しました。まあ、「お前の取り扱い方が雑すぎ」って言われちゃうとそれまでなんですが、ごっつ壊れやすい印象のあるメディアでした。採用しているデジカメにいいのが多かったので、長いこと使っていましたけど。
小さいので容量は少なめ。でも構造が簡単なので値段が安い。薄いこともあいまって、何枚か用意してもそれほど気にならない大きさ&お値段です。登場初期には完全統一がなされておらず、電圧が3.3V系と5V系があり、専用なのがあったりしましたが、すぐに共用になりました。
これをパソコンに読ませるには専用のカードリーダーか、アダプタになります。中には専用のスロットが付いているノートパソコンもありましたけど。基本的には専用スロットがないのが普通なんで、ま、通例カードリーダーかアダプタですかね。タイプ2のPCカードになるアダプタが多いんですが、PDA用にCFサイズになるアダプタもあります。他にもSMの薄さを生かし、FDになっちゃうアダプタもありました。
フラッシュパスがそれ。お値段は12000円とちと高いんですが、これならデスクトップにもそのまま放り込めました。まぁFDドライブ搭載が当たり前だった時代の話しですが。
これ、もともとWin用なのかな、Winだと最初に同梱のデバイスドライバを組み込んでおけば後はFDと同じに使えます。一応Mac用のデバイスドライバもありますが、こっちは読み込みオンリー。そのため、デジカメデータを移動するだけならOKですが、通常の携帯用デバイスとしては使えません。PCカードだったらWinで初期化しておけばそのままMacに突っ込んでも、「PCリムーバルディスク」として認識してくれるのに。Mac派のあたしとしては悲しい。
転送速度が遅いのも難点。PCカードの軽快なスピードに慣れちゃうと、「フリーズしたかな」って思うほど。そこまでFD感覚にしなくてもいいのにぃ。
PCカードアダプタの方はCFが単なる外枠なのに対し、ATAコントローラーが必要なんでお値段が違います。千円くらいのCFアダプタに対し、SMアダプタは六千円くらいしますから。
アダプタはPCカードスロットがないと使えませんので、USBが標準化した今、カードリーダーが主力です。USBお得意の電源不要タイプなんで便利。
SMはコントローラーが内装されていません。そのためCFに比べると単純故に汎用性は低いのですが、デジカメ業界が中心に採用したこともあり、プリンターなどのパソコン関連アイテムには逆に強いという点もあります。特にフジが押していただけあって、写真関連商品群ではそのまま使えたりして便利でした。プロ用機、例えばミノルタのアルファー9のデータパックではこのSMを媒体に採用、パソコンとのデータ移動を行うシステムになっていたりするほど写真業界では標準視されてました。でもまあ総合的に見て、CFが汎用性重視、SMは携帯性重視ってところでしたね。
今となっては「消えてしまったメディア」なので、新規に購入するのはお勧めできません。
MS(メモリースティック)の特徴
ソニーが提唱している記録メディアがメモリースティック。2センチ×5センチ程度とちょっと細長いのですぐに分かります。CFが使用しているATA程ではありませんが、メディア側にコントローラーが内装されています。専用ソケットを持っているバイオ系以外ではアダプタかカードリーダーでデータ移動することになります。
SM同様、接続端子が剥き出しではありますが、何本もの細い枠に囲まれていることで、手で触れる心配はまずありません。なかなか考えてあるなぁ、ここ。こういうとこが安心感を生みますねぇ。
MS(モビルスーツじゃないよw)の特徴は写真だけでなく、マルチメディア用として開発されていることでしょう。特に著作権問題でもめているMP3規格の音楽データに対応できる機能を組み込むことで、個人としての使用以外できなくなるようにするという機能をいち早く採用しました。MSに音楽ソフトを入れて販売、もしくは書き換えが可能になります。
MS Duo
2000年に登場した、ハーフサイズのMS。写真左のアダプターでMSとして使用できます。サイズが小さいのでMSより最大容量は少ないのですが、ソニー以外のメーカーでもデジカメに採用しているので、実はDuoの方が主力なのかも。PSPにもDuoが採用されたことで、その感はかな〜り強いですな。
これも接続端子部分には保護用に細い枠が幾つも付いてます。元々薄いのでMS程ではないですが、安心感ありますね。
余談ながら。Mac使いの私にとって、Duoと言えば昔出ていたMacのノートパソコンの事でして。デスクトップ式にもノート式にも使えるのでDuo。実にAppleらしい、いいノートパソコンでした。使い慣れると他のパソコンが使えなくなるほどの便利さ。私も最大時Duo各種を8台使ってました。で、そういう人をパソ通Mac会議室では「泥沼」ならぬ、「Duo沼」と呼称してました。懐かしい話しですけど。
で、現在。気のせいか、メモリースティックDuoが我が家に一杯あるぞ・・・。Mac間のデータ移動にも使ってるし・・・。新Duo沼?
SDメモリーカードの特徴

松下、東芝、サンディスクの開発した規格。メモリー単体だったSMと違い、コントローラーも組み込んでMS同様に音楽著作権に対応したもの。接続端子にも保護用の枠がちゃんと付きました。サンディスクの技術を日本向けに使ったもの、って感じだったんですが、ん〜、なんか対MS用規格?(爆)
薄型デジカメにも一杯使われていますが、著作権対応のためか、流行の小型オーディオにも使われています。Lockボタンがあるのも特徴かな。
松下ってことはですよ、パナソニックですな。ってことはですよ、Leicaレンズ搭載の小型デジカメはこれなわけでして。ってことで私も使ってますw
miniSD
その名のとおり、ちっちゃくなったSDカードです。ちっちゃすぎるので、写真左のSDカードサイズのアダプタにいれたまま保管してます。SDと違い、端子剥き出しなので、輸送や保管はやっぱアダプタに入れたままがよさげ。
デジカメ用というよりは、携帯電話用って感じありますよね。カメラ付き携帯電話によく採用されているメモリーカードです。このサイズのUSBカードリーダーは少ないので、大抵はSDカード用アダプタかまして転送することになるでしょう。
microSD
microSDは以前TransFlashと呼ばれていた超小型のカード。05年にmicroSDという名称でSD陣営に正式参加。miniSDと入れ替わるようにして携帯電話でよく使用されている規格です。特徴はとにかく小さいこと。写真は小型メディアの代表ということで、MS
Duoとの大きさ比較。下にあるの、Duoですよ。MSじゃないですよ。こんなにちっこいので、差し替えや単体での持ち運びはちょっと・・・。まぁ、この規格は携帯電話に付属しているデジカメを使う場合以外、このページではあまり関係ないので紹介だけ。
xDピクチャーカードの特徴
SMから離れて富士とオリンパスが開発した規格。結構大容量のも出てますが、最大転送速度がちと遅いのが難点。でもとにかく小さいです。miniSDは携帯電話用っぽいので、このxDが事実上、最小サイズのデジカメ用記録メディアです(執筆段階ではね)。
Duoに乗せると、短辺はぴったり同じ2センチ。で、長辺が一回り小さく、厚みも薄い。ただ、接続端子が剥き出しなのが、あたし的にはちょっと怖い。撮影中、大慌てでメディア差し替えたりするので・・・。
フィルムカメラだと、夜闇の中でも手探りでちゃっちゃとフィルム交換してたもんですが。こんだけ小さい上に、端子剥き出しだと、そういうわけにはいきませんね。
だがしか〜〜し! 富士フイルムにオリンパスでしょ。カメラの性能、ごっついいの多いんですよね。ってことで用心しながら使ってます。
デジカメとの相性
記憶媒体全体に言えることなのですが。買ってきたメディアをデジカメが認識しない。ご〜くごく希にですが、起こる出来事です。記憶メディア側のコントローラーが対応していない、というのが最大の原因。デジカメが出始めた頃には深刻な問題でしたが、今ではほとんどのメーカーが共用できるようにアップデイト済み。さらに動作確認表をサイトに載せたり、アップデータファイルのダウンロードを準備してますので、よほど運が悪くない限り大丈夫。
まぁ、海外のネットショップからノーブランド品を格安で買った、なんて場合には知りませんけどね。
心配ならメーカー純正のを買うのが一番ですが、なにせ高い >.<;;
わたしの場合、メディアの製造メーカーの商品を買うことが多いです。Duoならサンディスクの商品にソニーマークが付いてるだけですからね、純正品ってw 上の写真、xDカードには表にFUJIFILUMと大書きされてますが、裏には Japan
by Toshibaとかひっそりと書いてあるしw
でも、メインに使う機種の場合、わざとメーカー違いで同じ容量のメディアを買うこともあります。撮影に行く時には10枚くらい持ち歩くので、張ってあるシールで区別するわけです。「まずバッファローのを使っちゃおう」みたいにね。容量違いだと、撮影時に枚数を勘違いしちゃったりするので、同容量で別メーカーのを使うのが便利です。
大容量ストレージ
自宅で撮影するだけなら、撮ったらさっさとパソコンに入れちゃえばいいのですが。見本市に行くとか海外旅行とか。そういう時にも使うのなら、ちょっと考えたいのがストレージデバイス。モバイルPCを持って行かなくとも、撮影データをバックアップできる物です。充電池付きの外付けHDみたいなものだと思えば早いでしょう。
最近は記録メディアの容量がギガクラスにまで来たので、それを数枚持っていれば長期旅行でも十分撮り貯められます。ただし、旅行先など、再撮影が難しい場合には、やはり撮影結果をちゃんと確認できた方が安心です。また、メディア自体が壊れちゃった場合、容量が大きいだけに一度で一杯写真が消えます;; まぁ、バックアップはあった方が安心ですよねぇ。
大容量ストレージデバイスはニコンのとかエプソンのが写真業界では有名ですが、動画も見られたり音楽再生できるものもあるので、写真業界だけでなく、いろんなメーカーから出てます。iPodファミリーの一種、iPod photoもそうでしたね。あ、今はホワイトiPodって言うんだっけ。カラー液晶になったヤツね。(あたしゃ持ってないんですが、PSPもそういう使い方できるのかな? 本体記憶容量が少なくてダメなのかな???)
で、この大容量ストレージ。中にはほぼ全部のメモリーカードのスロットが本体に付いてるのもありますが、CFしか対応してない、とかもあるわけで。出張とかでもデジカメ使いたい。そういう時には大容量ストレージとの接続も考えた方がいいでしょう。
あ、そうそう、カラーLCD付きの機種だったらなるべく大画面のがいいんですが、ちょっと小さめの液晶でも拡大表示機能付き、なんてのもあるので、ピントをしっかりと確認できます。これは便利。
私の場合、以前はシグマリオン、今はVAIO Uをモバイル機に使ってるんですが、ストレージデバイス代わりに使うためってのが交代理由。シグマリオンのWinCEはすぐ起動するので便利だったんですけど、旅行とかだと容量不足。CFカード一杯持ってゆく羽目に。モニタサイズも横長で、写真全体像の確認がしづらいし、データ重いと開くのに時間もかかるし。ってことで、VAIO
Uを購入したってわけです。その場でフォトショップ立ち上げて画像修正、ネットにUPもできますし。もうちょっと後だったら、HD搭載のCE機、ザウルスSL-C3000系も候補に挙がったんでしょうけど、その時にはVAIOしか選択肢なかったんです。
んでこのVAIO U。使ってみて思うのですが。OSがWindowsでしょ・・・。Mac使いとしては、やっぱやりづらい(泣)。世界最小XPマシンってくらい超小型PCなんですけど、大容量ストレージデバイスとしてはごっつ重い。これならいっその事、12inch
Power BookG4とエプソンのストレージデバイスの組み合わせにした方がよかったかも・・・。まぁ、知人のS君に言わせると、「デスクトップのVAIOあるんだから、同期させて、たまったビデオや映画も見られるじゃん、便利だよ〜〜。ボタン一つで縦位置画像にもできるので、電車の中で文字を読むのにも便利だし〜〜」とのこと。ふむ、そういう使い方もあるんだなぁ。でもね、S君、あたし在宅勤務の自営業なんですけど・・・。電車乗らないんで定期券も持ってませんけど・・・
ま、旅行などでデジカメデータを大量に、かつ省スペースで保管するには、素直に大容量ストレージデバイス選択した方がよさげです。その他の用途を考えないのならそれが一番。経験者は語る。はい。
ここまで知ってれば、もう記憶メディアでまごつくことはないでしょう。いろいろあるけど、一長一短。ま、ただ「気にしないでいいよ」って言われても不安が残るでしょうけど、ここまで読めば、デジカメ>パソコンで修正>HP用にアップ、の流れ上、どれでもいいのが得心いったかと。ってことで、あんま気にすんなw
レスポンス
デジカメでシャッターにあたるのがセーブ。LCDに出ている画像をスティルに切り替えてストレージ(記録)するのがこれ。以前はあまり気にしてなかったんですが、高性能化のため、容量がでかくなったんで、ずいぶん機種によってレスポンスの差がでるようになりました。
さて撮ろうかな、と思ってメインスイッチを入れてから内臓ソフトが立ち上がるまで10秒もかかってはスナップチャンスを逃すというもの。さらに撮ったデータをメディアに書き込むのに5秒もかかっては、撮影テンポも狂います。特に画素数のアップにより、データが非常に重くなっていますので、1枚撮ってから次が撮れるまでの書き込み時間。結構気になりますよね。
というわけで、最近のデジカメではいかに早く、ユーザーの指令に従って処理するかというクィックレスポンスが重要な課題になっています。
とはいえ、ですなぁ。MFを接写するっていうような場合、あんまり気にならない要素でして。ACアダプタに三脚までかませて、じっくり撮ることが基本ですから。町中でのスナップとか、パーティでの盛り上がり用、って時なら「さっさと立ち上がれや、ごるぁ」って感じになりますが。
このレスポンスの問題は特にメガピクセル全盛期に取り沙汰されたもの。そのため旧型機ではずいぶん遅くなります。レリーズしてからLCDがブランクアウト、書き込み終了してLCDが次ぎの撮影用に稼動するまで10秒なんてのもあります。こうなるとその間にタバコに火を付けたくなるというもの。
もちろん新型機を購入するならほとんど気にしなくていいほどになってますが、予算の都合で中古の旧型機を購入する場合には諦めるしかないポイントです。
データ保管
さて、次はデジカメならではのお話。画像保存用の形式のこと。
JPEG
CCDからのデータをメーカーごとにバラバラの専用形式で保存しておいて記録、パソコン接続キット付属の専用ソフトでJPEGに変換、ってのが昔のやり方。でも今は最初からJPEGで記録されてます。さらにJPEGのフォトデータに撮影日付などの各種データを添付した形で保存する、Exifといった形式の採用が標準仕様といってもいいでしょう。
当初、Mac用の画像保存形式はPict、WinはBMPでした。でもホームページがはやりだし、ダウンロードに便利な圧縮式の保存形式、JPEGが大人気。そこで現在ではMacもWinも、OSが最初からJPEGに対応してます。圧縮式なので、一枚毎の写真データが軽くなるのも利点。そのため、現在のデジカメではJPEGとその親戚が主力となっています。
ただし、あくまで圧縮するのが前提なので、開いてセーブ、開いてセーブと繰り返すとがんがん画像が劣化します。ま、鑑賞用の形式かな。
さて、このほかの形式として有名なのがDCFとDPOFです。
DCF
単に撮影データを保管するだけならExifでも十分です。でもデジカメの機能を最大限生かすのはさまざまなメーカーのパソコン、プリンター、そして他のデジカメ機種での再生という汎用性が必要になります。現時点でもほとんどがドライバ等の供給により可能ですが、大抵の外部機器をそのまま読み込めるように統一化しようという規格がCIFF。共用フィルムとして管理するための規格です。これを一歩進めたのがDCF(Design rule for Camera File System)。
DPOF
DCFがフィルム管理の方向性で進んでいるのに対し、プリントアウトの方向性の規格がこのDPOF(Digital Print
Order Fromat)。
フィルムを焼き増しするとき、「4番を3枚、5番を2枚、で、15番をカビネに引き延ばして1枚」ってな具合で焼き増し指定欄に書き込みますね。ポジフィルムならポジシートの上に直接指定を書き込みますが、記録メディアだとそうはいかない。そこでこういった作業をデータ内で記録するのがこの方式。これだと出力センターにデータを持ち込むなりメールするなりで、何枚焼くのがが伝わります。プリント・オーダー・フォーマット、と名乗るだけはありますな。
これも対応プリンタが必要ですが、いちいち指定してゆくよりはずいぶん時間を節約できる方式のわけです。まぁ業務用の感強いですが。
非圧縮
こういった便利さを目標にしたのに対して、あくまで画質にこだわりたい人のためのファイル形式が非圧縮。商業写真用で一般化しているので高級デジカメについてます(メーカーごとに方式違ったりしてますが・・・)。
現在主流のJPEGはWeb上でもそのまま使える上、自動圧縮をかけてファイルの重さを調節してくれるというとっても便利な形式。特に皆さんのようにWebでの使用を目的としてるのなら写真はJPEG、イラストはGIFFというのが常識化しています。
しかしながらJPEGにも欠点はあります。特に圧縮を行うという点が大きな問題。JPEGオプションで1(圧縮率重視)から10(画像重視)など、段階的に圧縮率を選択できるのですが、それでも情報を減らしていることには間違いありません。
その方法は情報量変化が少ない部分を集中的に圧縮し、色変化等、ピクセル間のデータ変化の大きい部分はそのまま残すという複合式。通常使用には十分な圧縮率。圧縮ソフトを使用しなくともかなり軽いため、確かにデジカメのような容量の限定されるものにピッタリ。
でもこの圧縮方法。なんか気になりません? 色変化の小さいとこを集中圧縮って・・・。つまり塗ったフィギュアの微細なグラデーションが死ぬってことでは・・・。白から黒に至るまで、自然な色変化に見えるようにせっせとブレンディングしたとこが、「ここまで白」「ここは、ん〜灰色かな」「ここより暗いのは黒」って認識されて圧縮されちゃったら・・・泣ける
>.<
また、圧縮をかけてある以上、コピー&ペーストして色補正してセーブ、といった画像処理中の劣化は避けられません。特に解像度を上げて作業する場合、一度セーブして再度開くと、白だったはずの背景にぽつぽつと灰色が混じっていたり、くっきりと浮かび上がっていたはずの外周がにじんでいたりといった現象も起こり得ます。それを修正してもまたセーブした段階で元に戻ってしまうので、いたちごっこ。逆に大容量のまま圧縮を増やした方がきれいなんじゃと思うほどです。もちろんこの方法ではWeb上で時間がかかるので向かないんですが。
で、それを避けるために最初から非圧縮で残すようなフォーマットも採用しているデジカメもあります。TIFFはその一例ですが、後の加工のために一切圧縮せずにそのままデータを保管できます。パソコンに移動してからフォトショップでトリミング、トーンカーブにレベル補正といじりまくり、よっしゃ、これでOK、となったらJPEGで「一回だけ」セーブし、そのままアップロードする方法が一番画像が荒れません。
とはいえ、とにかく画像サイズそのままのデータの重さですから、これは大変。そこまでの詳細なデータは小サイズのMFには不要といってもいいので、どうしても実物どおりのグラデが出ないといった場合にのみに限られるでしょう。なにしろモニターで見ている以上、キャリブレーション特性等の問題で正確には色が出せないのがWebの弱点。どんなに画像にこだわっても、読み手側にあなたと同じモニタ条件を要求するのはまず不可能ですから。
しかし、あなたが自分のMFを可能な限り正確に記録しておきたいというのなら非圧縮可能かどうかは選択のポイントになります。特に水性カラーに顕著な色褪せ現象もありますから、塗装直後の状態をそのまま保管できればベストですよね。(でも、大容量HDが必要ですし、モニター買い換えたら再調整が大変。頑張ってやってください)
まとめますと、
JPG系:パソコンメール添付やWEB掲載に万能。これっきゃない!
非圧縮系:記録保管用&自宅での観賞用にはこれがベスト
ってことで。二種を複合して、非圧縮で撮影、そのままBMPでデータ保管&管理。サイズ縮小し、別名保存でJPG化したものをサイトにUP、ってのが理想論かな。これなら、後にサイト更新して「写真の大きさ変更したい」って時にも対応可能。
えっと、実例として私の作業例を挙げておきましょう。私はMac使いでして、画像ソフトにフォトショップを使用していますので、その例になります。
まずデジカメの画像データをフォルダごとパソコンの作業用フォルダにドラッグ&ドロップ。んでそのフォルダ内の全データをフォトショップのアイコンにドロップし、一気に開きます(Windowsでもこれ出来るのかな? 右クリック?)。
一枚づつ比較しながら不要な画像を選択して閉じてゆきます。必要な物だけフォトショップファイル(BMPなどでも可)で外付けHDのバックアップ用フォルダに保存しますが、この際に画像内容が分かる名前に変更します。なお、この際に元データだと分かるように、名前の末尾にbを付けておくのが私のやり方。05年12月10日撮影のPC01の2枚目の写真なら「PC01_05121002b.psd」ということになります。撮影時を示すのが051210、写真ナンバーが02。んで最後の「b」がベースデータを示すマークになっているのですが、もちろん何でもかまいません。上書きを防ぐために、是非やっておきましょう。
JPGはセーブする度に圧縮しちゃうので、セーブ・ロードを繰り返すととんでもないことになりますから、一枚あたりの容量は増えますがフォトショップファイルなどの非圧縮系で保管することをお勧めします。ま、JPGの保存サブメニューで10とか12など低圧縮の限界にしておくのでもいいでしょう。
保存後に開いたままの画像もその名前に変わっていますので、これが作業用元データになるわけですね。で、そのままだと元データにするつもりのが上書きされちゃうので、末尾のbを取って、フォトショップファイルで本体のHDに保管。以後このデータにトリミング、トーンカーブなどを調整した鑑賞用データを作成したら保管して閉じます。これを繰り返すわけです。
終了後、記憶メディアはデジカメに戻してデジカメで初期化しちゃいます。ま、デジカメに差し込んであるメディアは画像を1枚でも多く撮るために、音楽ファイルとかは入れてませんから。
後日、HPに掲載する場合には観賞用データを開き、希望する画像サイズの白紙画像を作成、写真画像のレイヤー上にコピペし50%くらいの透過率にします。その大きさに合わせて背景である元画像を縮小、場合によってはトリミングします。次いでレイヤーの大きさに合わせて切り抜き、レイヤーを削除した後にWEB用に保存を選択します。ファイルサイズに合わせて圧縮率を確定し、アイコンデータ無しの「画像のみ保存」でJPGファイルとして保存しますが、その際、管理しやすい簡単な名称に変更することが多いです。で、最後にHPに貼り付けることになります。
なお、WindowsXPですとデフォルトの画像ファイルがBMPだけではなく、JPGにもなっているそうで、JPGにしておくとアイコン(サムネイル?)が分かりやすいとか。ただBMPとJPG混在だと一覧にした時面倒なので、どっちかに統一するのが普通だそうです。Win98なんかだとフォトショップファイルの方が便利だったんですが、XPなら非圧縮にせず、JPGで低圧縮にしておくのが便利だと言われてます。一方、アイコンが開くまで余計な時間がかかるので、わざとサムネイルが出ない形式で保管するのが通だとも(すみません未確認です)。
これだけは知っておきたい! 基礎撮影用語
デジカメのカタログを見る時、撮影する時。知っておきたい用語を厳選してみました。この記事の後編、「撮影編」にも使われている用語です。
ISO:旧称ASA。フィルムや受光素子の感度の事。数値が大きい程高感度。一般的には100が基本。400なら暗めの室内でも綺麗に写ると言われる。一方、60など低感度の方がゆっくり感光するため、グラデーションなどは綺麗に写る。フィルムカメラではDX(ISO自動設定)が主。高級機では選択できる。デジカメではフィルムがないため、ISO:100などに固定されているが、最近では高感度400固定とか、100・200・400を選択できるなどの機種も増えている。ISOが上がればシャッター速度も上がり、手ぶれも防げるためISO:1600とかいうフィルムカメラの常識からすると、とんでもないデジカメも出ている(現在、この高感度は手ぶれ防止用。シャッター速度を速くするために使う。でもこれを応用してマクロ時の被写界進度を深くできることを主眼にした「マクロ特化デジカメ」出ないかなぁ)。
スローシンクロ:夜、ストロボを炊くと人物しか写らず、夜景が真っ暗。ストロボ光は数メートルしか届かないためである。それをカバーするために、ストロボなしと仮定して夜景に露出を合わせて撮影しつつ、ストロボも追加して撮る技術。デジカメのカタログでは大見出しで出ている技術だが、接写には使わないような・・・。
デフューズ:光源と撮影物の間にトレーシングペーパーなどを入れ、光を拡散することをデフューズという。間にいれる紙などをデフューザーと呼ぶ。スポットライトとは逆に、全体をソフトなライティングにする際に使用。ただし、その分暗くなるので注意。
被写界深度:ピントの合っている奥行きの事。モデルの瞳だけに合っていて、背景はぼやけている様な場合、「浅い」という。逆に手前の人物から、遠くの山まで全部ピントが合っている記念写真などは「深い」という。MF撮影の場合、深い事が必須。そのためには明るくし、絞りF値をなるべく多くすること(例:F値3よりもF値8の方が被写界深度が深い)
注:詳細はフィルムカメラ撮影編の対応項目参照
ホワイトバランス:(カラーバランス)光源の色温度によって写真が黄色っぽくなったり、青っぽくなる事を防ぐ技術でデジカメにはほぼ100%この機能が付いている。MF撮影にとても便利。フィルムカメラにはないため、撮影者が自分で光温度に合わせ、フィルムを選択したり、フィルターを使用したりせねばならない。
有効画素数:通例、デジカメでは受光素子の一部を使用していない。実際にデータ化される画素数を有効画素数と呼ぶ。(例:CCD600万画素、有効画素数590万画素)。ほとんどのメーカーが有効画素数を表示しているが、受光素子全体の画素数を記載しているメーカーもある。
レフ板:光源の光を反射して、別の方向からあてるための板。撮影現場で助手が持っている銀色の大きな板がそれ。MFサイズの場合、コピー用紙を立てておくだけでも驚異的な威力を発揮。
露出補正:カメラ任せの自動露出に撮影者が補正をかけることで、より明るい、あるいは暗い写真にすること。フォトレタッチソフトの明暗補正に近い。フィルムカメラの場合、必須だが、デジカメだと、後でパソコン上でいじれるため、あまり重視されておらず、高級機にしか付属していない。しかし、補正することで被写界深度も微妙に変化するため、接写では使用頻度が高い。(必須ではない。あると便利というもの)
では、次章はいよいよ撮影編!