メタルフィギュアとは

 直訳すると金属で出来た人形の事ですが、1センチもない小さな物から、60センチ以上もある彫像のような物までいろいろあります。
ここでは「25ミリサイズ・ファンタジー&SF用金属製人形」をメタルフィギュアと呼び、以下MFと略称しますね。写真の様にUSB端子よりちっちゃな人形です。

MFとゲーム

 もともとは英国の伝統的玩具、鉛の兵隊さんから発生したものと言われています。後に小型の兵隊人形をディオラマの上に並べ、実際の戦場を再現したリアルなゲーム、「アクチュアルゲーム」(ミニチュアゲームとも言う)が誕生しました。簡単に言っちゃうと、TVゲームでのタクティカル・シミュレーション、あの戦闘画面をそのまま人形と情景模型でやっちゃうという物です。SFの祖、HGウェルズ氏もハマッたというこのゲーム、アメリカ南北戦争やナポレオン時代の実際の戦闘をテーマにしたものが有名です。
 第二次大戦中、ドイツ軍が始めたという戦況予想机上模擬戦がSLG(シミュレーション・ゲーム)の元祖と言われていますが、アクチュアルゲームの立体要素を簡略化した物がその母体になっています。
 で、時はぐんと近付いて70年代後半。アメリカのゲイリー・ガイギャクス氏のサークルがRPGを発明します。これはアクチャル・ゲームでのフィギュアの性能が戦闘経験でレベルアップするという面期的なシステムでした。さらに進化し、プレイヤ一が自分の分身であるMFを「ロールプレイ=演じる」のでRPG(ロールプレイング・ゲーム)と呼ばれるようになったのです。

テーブルトークRPGでは、こんな風に紙製のタイルで迷宮や部屋を表示し、MFを乗せてどこに移動するのかを示します。
MFはユニットマーカーなんですね。

 以後、RPGは「父」であるアクチャルゲームよりも売れっ子になり、ついでコンピューターにマスターをさせるC−RPGが登場、日本でも1986年にドラクエで大人気になったのはご承知のとうりです。
 このようにMFとゲームは、実は切っても切れない仲なのです。

MFの取り扱い

 ホワイトメタルと総称される、鉛の合金が原料でした。しかし、ホワイトメタルには鉛が含まれていますので、安全なピュータに変わりつつあります。どちらにせよ、金属素材で、しかもとがった場所などもありますので踏んだりすると危険です。子供やペットの手の届かない所に飾りましょう。食器棚の様なガラスケースがベストですね。
 保管する時にはちり紙や布でくるんでからしまっておきましょう。

 表面が変色したりした場合、ガスコンロ用の真ちゅうブラシでかる〜く磨きます。金物屋や台所用品店で売っていますが、なるべく細かい物がいいです。ガシガシこすっちゃうと彫刻が潰れちゃうので、かる〜く、かる〜く磨きましょう。ほら、ピッカピカの表面が出てきたでしょ。

さぁ、塗ってみよう