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転換とは?

転換とは,現在加入している保険を下取りして,新しい保険の種類やタイプに変えるこです。今,加入している保険をやめて,違う種類の保険に入り直したい場合,あるいは同じ種類の保険でも,増・減額ができない場合には転換が利用されます。加入している保険契約を解約してその責任準備金と積み立て配当金を一時払い保険料として新しい保険の保険料の一部に充当し,新しい保険に加入し直す方法です。責任準備金と積立配当金の合計額を転換価格といいます。

転換の仕組み

転換できる保険は
転換できる保険は一般に、契約後一定(2〜5年)が経過し,かつ満期(あるいは払込終了)までに一定の年数(2年以上という会社が多い)を残している保険です。また、各生命保険会社で保険料や保険金額が一定基準必要といった取扱基準があり、保険の種類によっては転換を利用できない場合があります。(保険会社によっては転換制度はありません。)

転換のメリット・デメリット
メリット

転換価格で保障の一部を買い取った形になるので,解約して新規加入するよりも保険料の負担は軽減できます。
長期契約における特別配当の権利は新しい契約に引き継がれます。
デメリット
転換時の年齢で保険料が再計算されるため、年齢が高くなった分、実質的な保険料は高くなります。
また、予定利率が低い時に転換すると利回りが低くなってしまいますので予定利率の高かった時期に加入した保険ほど不利になります。
転換の際は改めて告知や医師の診断が必要となります。



転換の3種類
既契約保険の転換価格(下取り価格)を、新しい保険のどの部分に充当するのかにより、転換には基本転換・比例転換・定特転換の3種類に分類されます。

例)
既契約保険を転換(下取り)して定期付き終身保険にする場合。
既契約保険の転換価格を新しい保険の終身保険(主契約)部分のみに充当する方法です。

下取り価格は終身部分の一部として生かされ,新しい保険料は残りの終身部分と定期保険特約部分に払うことになります。

終身保険(主契約)部分の保険料負担は軽減されますが、定期保険部分の保険料負担は軽減されません。
既契約保険の転換価格を新しい保険の終身保険(主契約)部分と定期保険特約部分とに同一割合で充当する方法です。

充当する割合は、新しい保険契約の終身保険(主契約)と定期特約の保障額に比例します。

終身保険(主契約)部分・定期保険特約部分それぞれのの保険料負担が軽減されますが、定期保険特約の更新時には終身保険部分だけの保険料負担軽減となります。
既契約保険の転換価格を新しい保険の定期保険特約部分のみに充当する方法です。

定期保険特約部分の保険料は終身保険(主契約)部分の保険料よりも安いので、当初少ない保険料で大きな保障が得られます。

保険料の負担が軽減されるのは定期保険特約部分だけで、この分も更新時にはなくなります。

定特転換は,保険料を最も安く見せる転換です。頭金がすべて掛捨ての定期保険特約に充当されるため,同じ保障に対する保険料が安くなります。しかし,今までせっかく溜めていたものがそのまま掛捨てに転用されることになります。転換制度のおすすめは,貯蓄性の高い終身部分に転換する(1)基本転換ですが、実際には(2)比例転換をしている方が多いのが現状です。