ミャンマーシルク
チェンマイ・パターン (ゼンメー・タメイン)

Susan Conway著の「THAI TEXTILES」"タイ北部の布"で 下記のとおり記述されている模様パターンを
ミャンマーで探し続けていたが 最早 市中では入手困難で 諦めていたところ 
ある家で 隣りのオバサンが所持していることが 分かり 無理を言って 見せてもらった。
50歳くらいの方で ”ゼンメー” と称し 結婚する時に 嫁入り道具の一つだった由。

ナーク模様とラインが交互に織りこまれた部分と 花模様の絣=マットミー部分で構成されている。
木綿は黒色の腰布部分だけで 本体部分は 経糸、緯糸とも 全て絹糸を使用。
落ち着いた 品の良い光沢があり 中国産絹糸ではなく 自国・マンダレーシルクと 思います。
しかし マンダレーシルクの 蚕、繭を なんとしても この手で 触りたい。

(記 述 内 容)
 チェンマイ地方の「パー・シン」(巻きスカート)は タイ北部のいたるところで 見うけられますし 
お隣の国のビルマでは このパターンを”チェンマイ・スタイル”として
ロンジー(ビルマの巻きスカート)にも用いられています。
ミャンマーシルク a
緯; 腰布部分 11cm 本体部分 96cm
経; ナーク・ライン交互部分 53cm 花模様マットミー部分 103cm
ラオスのパーシンと違い 薄手の絹織物で裏地が付いていた。

タイ・ナーンではオールシルクのスカートを手に入れたが 基本的には
 チェンマイなど タイ北部の織物は 木綿を一部使うのが主流。
これは オールシルクであり ミャンマー流のアレンジなのだろう。
ミャンマーシルク b ミャンマーシルク c
所持していたオバサンは このチェンマイ・パターンのスカートを 「ゼンメー・タメイン」と呼んでいた。
これを手に入れたかったが あまりも大切に取扱っているのを見て 
分けてほしいと口にすることは出来なかった。
だが バンコク・パターンと呼んでいた 男性用ロンジーの絹のパソーを プレゼントしていただいた。
ミャンマーシルク d ミャンマーシルク e
ナーク(蛇)とラインの交互模様は タイ・ウボンラチャタニー地方特有の模様でもあり
 ラーイ・パンフォーン・スラップナーク と呼ばれている。
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