| タイ北部の綿織物 タイ北部の織物は タイ・ユワン、タイ・ルー、タイ・プアンの系統に 分かれます。 タイに住む タイ・ユワン、タイ・ルーには 養蚕・絹織物の伝統は無く 木綿の織物が主体です。 その理由は 蚕・繭等生き物を殺生するのを嫌うという仏教の教えを頑なに信じていたからではとの説もありますが 私は 欧米人流の発想ではと思っています。多分 生活環境に起因すると思っています。 |
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| チェンマイ南部/メーチェムのタイ・ユワンの綿織物(スカート)です。 ティンジョクと呼ばれる裾布は 木綿糸を数本まとめて緯糸に使って織りこみ質感・重量感を出しています。これは 経糸・緯糸双方に赤、黒色を使用している「ラーイ・ソントーン」という あまり見かけない模様です。 この織人は 裾布部分だけではなく 布全体にジョク模様を織り込むのを主体としていて 手間暇がかかり 技術も高く 草木染めで 凄まじく高級品です。 このレベルの織物は 現地まで足を踏み入れないと なかなか 手に入りません。 ボディ部分の布は ヨック・ドックという綾織技法です。 |
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| タイ・チェンマイ南部、田舎の町の店で一番値段の高かったシン・ティンジョクです。 「ラーイ・ペット・コー」という八つの鉤形模様です。ティン・ジョク(裾布)は 細い糸でしっかり模様を打ちこんでいますが 織物の裏側を見ると 糸の処理が雑です。ボディ部分の布は 一見 ムック(経浮織)に見えますが 素材は化繊で 多分 機械織りと思います。 高級普段着的なシン(スカート)でしょうか。 |
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